行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

大西良慶師が平和を語る

2011年12月16日 | 禅の心
大西良慶師が平和を語る

○いま憲法第何条にこう書いてあるいうたかて、それでも悪いヤツはききよらへん。たとえば日本国憲法の第9条に「戦はせん」と書いてある。再び外国と戦せん、空軍も陸軍も、海軍もこしらえない、と憲法に書いてある。

○終戦の時に警察隊がでけた。いつの間にやら自衛隊がでけた。そのあと海軍やら空軍ができた。飛行機もたくさん買い入れとるというわけ。

○憲法に戦争放棄と書いてあってもこしらえる。憲法に違反するやないか、違反したかて、よその国とは戦しない、うちらの方の守りやといいよる。それで通っていく。憲法に書いてあっても、憲法を押さえつける。それから考えたらね、下々の生活に強いヤツが勝つということは、よんどこない。

○制度、法律があったかて、世の中が安心でけない。そこで宗教がいる。

○宗教には、神さん、仏さんいろいろある。日本には八百万の神々いうて神が八百万ある。その神さんだれがこしらえたかというと、人間がこしらえた。それは、なぜであるかというと、物にはね、徳がある。その徳を神さんという。

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