行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

烏鷺滝が釈尊を語る

2011年12月30日 | 禅の心
○釈尊は、何不自由のない生活をしながら、むなしさを感じて出家された。

○いくら金持ちでも、死んでしまえば全ては終わると。

○名誉があっても、地位が高くても病気になれば、ただ死の恐怖におびえるだけだと。

○いくら美貌があっても、老いればみにくくなり、病気になりやすくなる。

○死んでしまえば、手に入れた全てのものを失うのじゃ。

○人間は死ぬるために生きておるのかのと、むなしゅうなられたんじゃ。

○釈尊は、6年間の苦行にいそしまれた。

○しかし、苦行では答えはみつからんかった。

○苦行から離れて、悟られた。

○その一つが「中道」感だったのじゃ。

○さらに、考えてみると「人間は死ぬ存在だからこそ価値があるのじゃ」と。

○生死にとらわれるところに苦しみがある。

○生死を離れたところに悟りがあったのじゃ。

○金持ちでも貧しくても、死んでしまえば同じ。だからこそ、毎日を充実して生きよう。

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