スナイフェルスネス半島は、レイキャビークからグランドサークルを巡るのと丁度同じくらい近い距離にあるのに、ガイドブックではあまり取り上げられない場所だ。
しかし半島には、氷河浸食地形、火山、奇岩、湖など多彩な景観がぎっしり詰まっており、まるでアイスランドの縮図を見てるかのようだ。
氷河に削られて、急峻な地形がダイナミックな景観を形作り、周囲を湖が取り巻く。
山頂に氷河を頂くスナイフェルスヨークトル火山。実に美しい山容だ。
半島の西端を行くと、突然巨大な奇岩が現れる。
まるで火山が浸食され、固い火道(マグマの通り道)だけが取り残されてできたようにも見える。
近くには今にも発射されそうな灯台が建つ。
この地はヴァイキングの時代から精霊が宿る場所とされている。
ふと上空を見上げたら、飛龍が現れた。
アイスランドで最も有名なスポットの一つが、世界最大の露天風呂ブルーラグーンであろう。
地熱発電所の排水があふれ出てブルーラグーンとなった。
信じられないような乳青色の光景。
その一部を囲って温泉施設としており、その広さ5,000平米!(50mプール6杯分!!)
もちろん水着着用で入るのだが、なんと湯船にバーがあり、他にも3種類のサウナ、打たせ湯、そして泥パックが楽しめる。
さらに温泉にはカフェやレストラン、ホテルが併設されており、食事を楽しみながらブルーラグーンを眺めることができる。