感動の朝を迎え、徹夜明けみたいなものだが、あと1泊分しか食料がないので、最終目的地のブリッドウエルキャンプ場へ向かうことにした。
夜明けとともに天気が悪化し、風がどんどん強さを増してきた。ポインセノットキャンプ場に戻る途中に雨も降り始めた。
朝食を済ませ、テント内は片付けたが、その頃には風が今までの最強に達していた。
パタゴニアの風に負けないよう、スカンジウム合金の強化フレームを採用したテントを用意していたのだが・・・ テントが半分ひしゃげた。
こんな風の中、果たしてテントを畳めるのだろうか?
びびってなかなか外に出れない。
1時間余り待機していたが、少しだけ風が弱まってきたので、意を決して外に出た。
そして何とかテントを畳むことに成功。
ブリッドウエルキャンプ場へと向かった。
幸いなことに追い風気味だったので、歩くのに大きな支障はない。
雨が降っているものの視界が良く、景色を楽しみながらのトレッキングだ。
昨夜の余韻があったのかもしれないが、雨の日のトレッキングがこんなに楽しいのは初めてかもしれない。
そう思いながらあるいていたら、何と目の前に!
【レインボー】
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パタゴニアで出会った初の虹に、さらに気分が高まる。
しかもこの虹、ずっと後をついてくる。
「パタゴニアを虹と共に歩く」
雨の日に、こんな素敵な体験が待っているなんて・・・
(実はこのあとさらに、アンビリバボーなミラクルレインボーが・・・)
【ブリッドウエルキャンプ場】
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3時間半ほどでトーレ湖近くのキャンプ場へ着いた。
ここからすぐ近くのモレーンに登ると、セロトーレの展望地がある。
セロトーレは、フィッツロイには及ばないものの、高さ1500mもの岩峰だ。
(フィッツロイは独立した部分は1000mぐらいだが、基底からは約2000mの高さがある。)
しかも、足もとに迫力のあるトーレ氷河を抱き、その美しい姿をトーレ湖に映し出すが故に、フィッツロイと並んでこの地域の2大スポットとなっている。
【トーレ氷河とトーレ湖】
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残念ながら、セロトーレの姿は全く見えず。
トーレ湖を堰き止めている巨大なモレーンの上をぐるりと歩いたが、このときトーレ湖からとてつもない風が吹き出していた。
最大で30mぐらいあったろうか、体が吹っ飛ばされそうだった。
大した雨じゃないのに、雨粒が顔に当たって痛いほど。
【チャルテン方面を望む】
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モレーンの上からチャルテン方面を望む。
足元には、蛇のようにうねるモレーンが幾筋も見える。
【セロトーレを振り返って】
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翌日、相変わらず振り続ける雨の中、ブリッドウエルキャンプ場をあとにして、チャルテンへ戻った。
その途中の展望地よりセロトーレを振り返った。
最奥部にセロトーレがそびえているはずだが、まったく見えず。
チャルテンに着くと安ホテルを探したが、満杯だったため、また同じドミトリーへ泊まった。
そこもあやうく満杯になるところだった。
【RESTAURANTE AHONIKENK】
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5日ぶりのシャバ、そしてフィッツロイの雄姿を拝めたことのお祝いにレストランでちょっと贅沢を。
店内にはフィッツロイの大きな絵が掲げてある。
【赤ワインと・・・】
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パタゴニア名物の羊肉が食べたかったのだが、みあたらなかったので、チョリソー以外何が入ってるかよくわからない料理をオーダーしたところ・・・
あらら、レンズ豆のシチューでした。
素直にビーフステーキにすれば良かったと後悔しつつ、可愛いペンギン型のデキャンタに入った赤ワインをゴクゴク。
次なるパスタに期待。
【ベジタブルパスタ】
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見た目に「おぉー!」と感動したのもつかの間、中身はほとんどホウレンソウだけで、すぐに飽きてしまう。シチューで既におなかいっぱいだっただけに、2本目からがすごく辛かった。
【まじ!?】
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レストランの一角で、あるグループがトランプを始めた。
そんなのあり?この国では普通のこと?
夜明けとともに天気が悪化し、風がどんどん強さを増してきた。ポインセノットキャンプ場に戻る途中に雨も降り始めた。
朝食を済ませ、テント内は片付けたが、その頃には風が今までの最強に達していた。
パタゴニアの風に負けないよう、スカンジウム合金の強化フレームを採用したテントを用意していたのだが・・・ テントが半分ひしゃげた。
こんな風の中、果たしてテントを畳めるのだろうか?
びびってなかなか外に出れない。
1時間余り待機していたが、少しだけ風が弱まってきたので、意を決して外に出た。
そして何とかテントを畳むことに成功。
ブリッドウエルキャンプ場へと向かった。
幸いなことに追い風気味だったので、歩くのに大きな支障はない。
雨が降っているものの視界が良く、景色を楽しみながらのトレッキングだ。
昨夜の余韻があったのかもしれないが、雨の日のトレッキングがこんなに楽しいのは初めてかもしれない。
そう思いながらあるいていたら、何と目の前に!
【レインボー】
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パタゴニアで出会った初の虹に、さらに気分が高まる。
しかもこの虹、ずっと後をついてくる。
「パタゴニアを虹と共に歩く」
雨の日に、こんな素敵な体験が待っているなんて・・・
(実はこのあとさらに、アンビリバボーなミラクルレインボーが・・・)
【ブリッドウエルキャンプ場】
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3時間半ほどでトーレ湖近くのキャンプ場へ着いた。
ここからすぐ近くのモレーンに登ると、セロトーレの展望地がある。
セロトーレは、フィッツロイには及ばないものの、高さ1500mもの岩峰だ。
(フィッツロイは独立した部分は1000mぐらいだが、基底からは約2000mの高さがある。)
しかも、足もとに迫力のあるトーレ氷河を抱き、その美しい姿をトーレ湖に映し出すが故に、フィッツロイと並んでこの地域の2大スポットとなっている。
【トーレ氷河とトーレ湖】
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残念ながら、セロトーレの姿は全く見えず。
トーレ湖を堰き止めている巨大なモレーンの上をぐるりと歩いたが、このときトーレ湖からとてつもない風が吹き出していた。
最大で30mぐらいあったろうか、体が吹っ飛ばされそうだった。
大した雨じゃないのに、雨粒が顔に当たって痛いほど。
【チャルテン方面を望む】
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モレーンの上からチャルテン方面を望む。
足元には、蛇のようにうねるモレーンが幾筋も見える。
【セロトーレを振り返って】
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翌日、相変わらず振り続ける雨の中、ブリッドウエルキャンプ場をあとにして、チャルテンへ戻った。
その途中の展望地よりセロトーレを振り返った。
最奥部にセロトーレがそびえているはずだが、まったく見えず。
チャルテンに着くと安ホテルを探したが、満杯だったため、また同じドミトリーへ泊まった。
そこもあやうく満杯になるところだった。
【RESTAURANTE AHONIKENK】
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5日ぶりのシャバ、そしてフィッツロイの雄姿を拝めたことのお祝いにレストランでちょっと贅沢を。
店内にはフィッツロイの大きな絵が掲げてある。
【赤ワインと・・・】
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パタゴニア名物の羊肉が食べたかったのだが、みあたらなかったので、チョリソー以外何が入ってるかよくわからない料理をオーダーしたところ・・・
あらら、レンズ豆のシチューでした。
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素直にビーフステーキにすれば良かったと後悔しつつ、可愛いペンギン型のデキャンタに入った赤ワインをゴクゴク。
次なるパスタに期待。
【ベジタブルパスタ】
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見た目に「おぉー!」と感動したのもつかの間、中身はほとんどホウレンソウだけで、すぐに飽きてしまう。シチューで既におなかいっぱいだっただけに、2本目からがすごく辛かった。
【まじ!?】
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レストランの一角で、あるグループがトランプを始めた。
そんなのあり?この国では普通のこと?
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