球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

加工貿易で笑いを取れよ

2005-02-01 | 初期の投稿
一応コミュニティを見ていただければわかるのですが、
僕は「勝手に改蔵」という漫画をある程度所持しています。
内容が面白いというよりは、僕が日頃考えていることに若干シンクロしていることと
その絵柄が好みだということが大きいです。

さて、その中で「ネタのヘビーローテーション」という題材があります。
その中で社会の教師が産業革命の説明を常に2行にとどめて、
『何で2行しか書かないかって?  三行かくめえ。』
と各クラスで言っているというヘビーローテーションの例を挙げています。

実際に授業でこういう話が出たらいかにもつまらないのですが、
これと同じことを研究室でやると笑いが取れます。
(↑これは「ネタのヘビーローテーション」という話題を研究室で振って、
 その例として三行かくめえの話をしたら笑いが取れたという事実に基づいています。
 
 研究室公開のときに来る学生にいつも同じような説明をしているので、
 なんだかヘビーローテーションだな、これはと思ったのがその話題を持ち出すキッカケでした。)
 
 
 ちょっと場面を変えます。
 …僕には1個上の兄がいます。
 
 僕が高校1年のとき、彼は
 音楽の教師が
 『さわーぐなー』ってほざくんだけど何とかして、と言いました。
 ※ワーグナーとは楽劇というスタイルを確立させたドイツ、ロマン派の作曲家です。
 
 ちなみに「さわーぐなー」とは「静かにして欲しい」の同意語のようです。
 その教師は、そういいつつ満面の笑みを浮かべていたそうです。
 くわばら、くわばら。


 …時は過ぎ、僕は高2になりました。
 音楽の授業で「アマデウス」を見終わったときあたりに
 その音楽教師は言いました。
 
 「皆さん騒がしいですね、こんなとき、なんていうか知ってますか?
 
      さ    わ    -    ぐ    な    -   
 
                                     」

 
 なんていうか、奥義を放つシチュエーションを完璧にイメージしてますね、彼。
 (ちなみに、そう言うとは知りませんでした。)
 
 1年越しのヘビーローテーションギャグ。
 いや、この人は若かりし頃からこれだけを持ちネタにがんばってきたのか、と思いました。
  
 こうやって日記に書いたことで、彼のギャグがまた一段と世界中に広がり、
 「ネタをネタ」にすることで、そのときに比べると些か面白くなっていることを期待します。
 
 オヤジギャグに含まれる笑いのエッセンスを搾り出してより高い笑いへ…
 (題材が題材だけにどうにも締まらない。)
コメント
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