球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

美声で地面が揺れたのか

2005-02-15 | 初期の投稿
今日は卒論の発表会がありました。
彼らにとっては卒業を決める重要なイベントでありますし、
同様に僕にとって少なくとも気持ちの踏ん切りをつけるイベントではありました。

最近の僕のBlogが適当になるくらい(僕は校正役)それなりに発表練習を積んでいるだけあって
軒並みいい出来ではあったと思っています。
結果を覗けば、うちの研究室は意外とその辺がしっかりしているなーなんて思ったりもしました。

1個下の学年には僕より空気の読めない人が半分くらいいますが、その辺も今となってはどうでもいいことです。
よくがんばってくれた、のでしょう。

…上記のことは特に誇張もなく書いてはいますが、
十人一色な内容であることも否定できません。
そんなわけで昨日書いた内容を掘り下げてみることにします。
「緊張の糸が切れた瞬間,本音が出る」
という話についてです。

酒を飲んでハメをはずす人がいます。(勿論、僕も普段はハメをはずすこともあります。)
さらに、今日は卒論の発表が終わった→ほぼ卒業確定
であるため、今までの中でも その盛り上がりよう∝酒の量 は相当なものでした。
…出るわ出るわ、みんなの糞が。

世界に発信してしまうとなにかと都合も悪いので詳しくは書けませんが、
それらの傾向を出すことはできます。

①過去の話が多くなる:なんでなんでしょうね?運が悪いと幼稚園時代からの生い立ちから始まります。がんばって聞いてあげましょう。

②唐突な自己PR:いつしか自己アピールを聞かされることもあります。いつからか僕は面接官になったのかもしれません。
        がんばって聞いてあげましょう。

③静かな愚痴:これが今日の話のハイライトと言っても過言ではありません。普段我慢していたり不満に思っていたりすることを
       何かの拍子にポツリとカミングアウト。これが今日言いたい「本音」です。
       阿鼻叫喚の飲み会の中では、ひときわ鋭く聞こえるのが特徴です。

飲み会で自分の考えを人に伝えたいときは、できるだけ小さな声で伝えるのがよいのですね、きっと。

「今日のことは忘れてくださいよぉ…」 
いや、忘れませんってば。
普段彼らがどれだけ暑い思いを秘めて生きているのかなどそういうことを僕に感じさせてくれます。
無礼講でもなんでもいいけど、そこから出てくるヘルプコールには敏感でありたいと考えます。

タイトルは、カラオケの途中で震度5弱の地震が起こったのがモチーフです。
「部屋が激しく共振した」なんて言うといかにも音響の研究室だね俺達って感じですが、
歌をうたって震度5クラスの振動が起きるという事実はありません。あしからず。

オールでカラオケだったので疲れました。

コメント
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