球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

携帯を取り戻せ ~ないもの尽くしの一日~

2009-12-06 | 悪口・ストレス対策
※本当にギャグもない文句日記なので読者の方は気分を害されないために
 見ないことをお勧めしますが、個人的にはかなり着実に
 ストレスを蓄積した一日のため、記録として残しておきたくて書いてます。
 昔書いた読書感想文より長いです(原稿用紙約9枚分)。

昨日は散々苛立って眠りについた。残念ながらその高揚感は
朝になっても陰りが見えず、悪夢と共に目が覚めた。
(幾分か象徴的な夢だったので、電波話として今度内容を書いてみるか。)

さて、今日明日あさって(午前中)のいずれかで携帯を取り戻さないと。
運悪くあさっては出張で、本来不要なビハインドを背負うことになる。
自分が代表でお客様に会うような形のため、
携帯をちょうど失くしているとか、寝言にも程がある。
とてもじゃないが言うわけにはいかない。

だから、今日明日で実質なんとかしないといけなかった。

僕が持っている材料(希望)は、以下3点。どのようにして携帯を取り戻そうか。

①先輩が携帯をなくした際、発見するまで代替機を使わせてもらったと言っていた。
 →出張の間はその"代替機"とやらでしのげるなら、文句はない。

②京王線の遺失物センターは日曜休みときている。
 ので、どこかの駅で確認しないといけないだろう。
 (日曜休み=電話一本では確認できないことが大変気に入らなかったのだが、
  急いでいるので仕方がない。)

③JR遺失物係に電話
 携帯紛失劇の主犯。日曜に電話が繋がることは多分感謝すべきことなんだろうけど、
 今の僕には感謝の気持ちはない。
 彼らが喧嘩を売って、僕がそれを買ってしまった。
 
 遺失物船体センターに電話したところ、落し物はないよ、とのこと。(→ないもの1)
 遺失物がないことはさすがにJRのせいではないので、仕方なく引き下がる。
 くそが。罪滅ぼしに、ないものでもどこからか見つけてくれよ。 



3番目の策は既に使えなくなっていた。ということで、2番目の策。
 
京王線に出向く。分倍河原。遺失物センターは休みでも、確認は行えた。
普通に遺失物の管理自体は行っているらしい。明大前で回収できないだけで。
…しかし、落とし物は発見されなかった。
これで、既存品を見つけ出す希望に関しては絶たれたようだ。(→ないもの2)

この様子だと、明日になって見付かる可能性も低そうだ。
多くの労苦を共にした頼れる戦友だったが、そろそろ潮時なのかもしれないと思う。
兎角二つ目の策も潰えた。



後はdocomoショップに行くしかない。一方で、正直一番期待していた。
携帯の紛失の旨を説明し、代替機とやらで失くした携帯が出てくるまで待つ。
それが俺の中のベストストーリー。

しかし、結果としては最悪だった。
世の中の世知辛さをちょっと軽んじていたのかもしれない。

とにかく、docomoショップで言われた言葉は以下。
 "①お客様が以前使用されていた端末があれば代替機になります"
 "②契約者の方の証明書がないと番号を止めることはできません"

あまりの融通の利かなさ加減に加え、門前払いに遭ったことにいたく腹が立った。
思い描いていたストーリーの中で実現した要素0(→ないもの3)。

ドイツで携帯をなくしたときは僕からの電話で番号を止めてもらえたのに、
何の嫌がらせなのか。
仕事をしていてもここまで使えない奴なんてなかなかいないもんだけどな。

①に至っては、機種変更時に旧機種を基本的に回収するくせに
端末を持っていれば代替機として使えるとか、嫌がらせみたいなことを言っている。
意味不明。帰れ。



失意のうちに帰宅してどうするか考える。
なんとしてでも、火曜には携帯を持っていなければ…
仕方ないので、親の免許証のコピーを入手しようと思う。
それと現場での親の確認があれば一応手続きは行える。

実家に電話し、その旨頼むことを考える。
…電話が通じない。電話に、出んわ… いや、頼むから出てくれ。
(→ないもの4)

17:00過ぎくらいにようやくつかまる。
封書では間に合わないので、pdfでも画像でもいいのでメールで送ってくれと。
ついでに母親にお誕生日おめでとうを言う。

…親は添付ファイルのあるメールができなかった(二人とも)。
(→ないもの5)
いいかげん心が折れてきたが、出張を自分のせいで大失敗に持っていくのは
許せないので、ここで不貞寝するわけにはいかない。



前も書いたが、今の家ではなぜかFAXができない。
恐らくHW的要因だと思う。電話機のマニュアルをわざわざ読んでも
今の自分の問題に役に立つようには思われない内容ばかりだった。
(→ないもの6)

親が"docomoショップのFAXを使わせてもらえ"と意味のわからないことを言う。
そんな厚かましい依頼をするのが嫌だというちょっとした見栄があるにはある。
しかし、他に手段もないのでその策に賭ける。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥?

で、docomoショップでその依頼をしたら店員さんはあからさまに困惑した顔で
先輩社員に"そういったこと"が可能か聞きに行った。
僕は僕でかなり精神的に参っていたので一縷の望みと考え
先輩社員の反応を待った。

挙句… バカにするような苦笑と共に"そういったことは受け付けておりません"
と言ってきた。(→ないもの7)
"そういったこと"って何なんでしょうか。
本当に困っている人にそういう笑った表情を見せるとか、ふざけてるのか。

一時の恥とは言うけれど、こんなお願いをしなくちゃいけなくて
なおかつ結果が出ないことは耐え難い屈辱だった。
買った日にパンストが伝染するとか、災難でも起きてくれ。
日ごろの行いが悪いからと笑ってやる。



昨日に引続き腹が痛くなってくる。ストレスが閾値を超えている。
八方塞だし。あとは、コンビニのFAXで受信する方法を探すしかないか。

帰宅してからその辺を調べて、クロネコ@ファックスなるサービスがあることを知った。
これで実家からFAXを送ってもらい、ファミマで受け取れるだろう。

実家に電話。すると、
"そんな面倒なことしなくても、コンビニにFAXがあるんだから
 その番号に送ればいいんでしょう、番号調べてきて"
と言って聞かない。バカなのか、あんたらは。(→ないもの8)

さっきdocomoショップで恥をかかされた旨を告げ、
これ以上恥の上塗りをしないように僕の提案を押し通す。
※こう書くと僕が悪者みたいだけど、多分僕は間違っていない。

で、A4 1枚の印刷に50円もかかるサービスを利用してなんとか
親の免許証のコピーを手に入れた。
docomoショップに出向く。時既に19:15。

今日は現役の合奏があったのに…
しかし携帯がないため直接に連絡を入れることも出来ないし、
後輩にかけても繋がらない。(→ないもの9)

で、口座引き落とし、名義変更、機種変をいちどきに済ませた。
ここからはまぁまぁスムーズに。docomoショップを出たのは21:30過ぎだったけど。

とかく、12時から動き始めたにも拘らず9時間30分もかけてできたのは
機種変だけなんてなんて情けない…

自分の思い通りにならないことが多すぎた。
物事を早く進めようとすると、周りに多少ペースを上げてもらわなくちゃならないので
苦労が募るものである。



携帯遍歴
・P208(浪人時代に親が支給してくれた。月10,000越したこともあった。)
・D209(過去レポとか言っていた時代のカラー液晶品。ミスティホワイト。)
・D211(雨天時に落として壊れ、電源が急に切れたと思ったらデータが全消えしていたいわくつきの品。)
・SO504i(私生活充実時の良きパートナー)
・SH902i(何故かこの携帯を持っているときに不幸が続き、
     不吉なので早めに変えた)
・N704iμ(孤独と苦労と喜びを共にした、愛すべき細身の戦友。
     JRのいい加減な対応のせいで帰らぬ人に…)
・F-03B ←これに変えた

特にメーカへのこだわりはないので、
敢えてこれまで使ったことのないFにしてみた。
何かよいことが起こるといいな。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする