球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

禁煙のきっかけ:凄く大袈裟に1本吸うこと

2009-12-18 | マジメな話

今回の最後の煙草はPeaceのinfinityでした。

数日前、29歳になったら禁煙するというようなことを書いたけれど
21日になっていきなりでは多分無理だろうと判断し
前倒しで禁煙を実施することにした。
(例えば20日20:00くらいで10本残っていたら、
 21日までダラダラ吸い続けることが確実なため)



昔、アレン・カー氏の禁煙セラピーという本を読んだ。
(昔と書いたが、正確には2008/01/14)
内容は…そんなに憶えていないのだが、とりあえずある1本を禁煙開始のトリガーとするとき、
その1本とどう向き合うかについての記載があったはず。
その記載内容が恐らくこの本の価格の1/3くらいには価値するものである。

で、その本の記載内容とは。本を読んでから時間も経っており
自分の解釈が何割入っているか判らない状態だが、
確か"凄く大袈裟に1本を味わってみる"ことだったはずだ。

自分の呼吸の状態、煙草の燃えている様子、出ている煙、
吸い込んだときの味、それらに神経を集中させる。
それらを吟味した結果、誰でもその不味さとナンセンスさに気がついて
結果禁煙できるというのが"禁煙セラピー"のロジックだ。

"煙草を吸うことに専念する"という作業。
喫煙者は数あれど、煙草を吸う行為自体に専念する人はなかなかいないだろう。
だからこそ本にもなる。



呼吸の状態
 落ち着きがなく、浅い。最近アレルギーの具合が慢性的に悪い。
 落ち着きがなく浅いのは、最近は常のことだけど。

煙草の燃えている様子
 よく見ると、小さな薪が燃えているかのような揺らぎが存在する。
 時には"パチッ"と音がすることもある。
 寄り目のように炎に注目すれば、ちょっとは明るい。

出ている煙
 最初は控えめなのに、終わりに近づくほど(燃焼部分の表面積の増加に伴い) 
 あからさまに煙が立ち込める。喫煙室自体が煙いので
 あまり話題にはならないことだけど。

吸い込んだときの味
 口内の話をすれば、美味いわけがない。
 いつもそれを洗い流すためにコーヒーを常備しているくらいでね。

…とまあそんな儀式を行って、ナンセンスな気持ちに浸る。
そして今日からまた禁煙を始める。
コメント
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