緩みまくったベルト

画面栄えしねーな、このおっさん


きつすぎるベルトは異常に高いパンツ位置の助長となる。
しかし、だらしない印章を与えないゆえ、時にはおっさんに好まれることもある。

適正なベルトは見た目に整っており機能的でもある。

ちょっと緩めのベルトは殆ど機能を見栄えに譲ってしまうが、
そのためだけにでも存在価値が認められている。

緩すぎるベルトは美しく見えないどころか
何の機能も果さずに腰からぶら下がっている汚い尻尾。

物事は緩すぎるのが一番良くない。

◇

午前中で仕事納めだった事もあって急に気が緩みまくっている。
伸びきったゴムのよう。
明日あたり熱とか出すかもしれない。

明日はとても暇。帰宅途中にちょっと静岡にでも
日帰り旅行に行こうかなんて考えた。
大掃除をした方がいいのはわかっているが、外に出なくては。

しかしこの緩んだベルトはとにかく俺のパンツとも心意気ともわからないものを
常に鉛直下方に引っ張り続けていて、"いいじゃん、ずっと寝てようぜ"と思う自分と
それが何故か許せない自分。

演奏会のプレゼントとして頂いたお菓子をサクサクさくさく食べて
夕飯の時間もまた過ぎて行った。さくさくさくさく。ぽろぽろ。

掃除機クンが明日吸い込むゴミは、ちょっと甘くていい香り。

◇

そうそう、やはり煙草を控えて1週間ほどで咳とタール（？）混じりの
痰が出てくるようになった。

…この禁煙プロジェクトは多くの人が協力してくれている。
特に喫煙者の人ほど応援してくれるものなのだ。これが結構じんとくる。

人のやさしさや思いやりなんてしょっちゅう感じられるものではないと思うが、
この禁煙プロジェクトに関しては特に喫煙者の人が素を見せてくれる。
普段見せない顔というやつで、世間話ともアホ話ともマジメ話とも
どこか異なる真剣さがあることに誰しも気付くのだろう。

なんだか色々な人に借りを作ってしまった気がする。
別に今日が何の記念日でもないけど、19～27の日の間にお会いして
喫煙環境でお話をした各氏には本当にお世話になったと思います。
そのうち恩返しします。
ということで、今日は残り時間はゆっくりと読書をし、世界観の調整に努めます。