じじいの青春の思い出・・・
ちょっと 長くなりますが お付き合いください
先日 喜多條忠氏が亡くなりました・・・
思わず フォーク仲間に一斉メール
本棚から 一冊の本を取り出してきました
47年前 僕が19歳の時 読んだ 喜多條氏の詩集です
有名なのは 神田川・赤ちょうちん・妹
四畳半フォークの3部作として かぐや姫がうたいました
この中にも 「神田川」という一校があります・・・
この中には 氏の旅の思いでも書かれていています
最初の詩「旅をするあなたへ」
これも南こうせつさんが 作曲してアルバムに入っていますが
3部作と同じように 喜多條氏が自分の姿や経験を詩にしたのでしょう
この本で最初に旅立ったのは 茅野市の友達に会いに行くところです
僕自身 諏訪市の生まれで 降りる駅は茅野だったので
どのタイミングかは分かりませんが
もしかしたら 喜多條氏とすれ違っていたのかもしれませんし
友達は蓼科のホテルで働いていたのではないかと・・・
エッセイと自分の記憶をダブらせていました
53Pに 神田川があります
神田川の詩ではなく 神田川への氏の率直な感情がかかれています
神田川も氏の体験から生まれたと認識してます
思い出があまりに多くの人と共有され 大きくなりすぎたのか?
僕には読み解くことはできません
最後の詩 最初の詩の続き
旅の終わりに・・・ どこに帰ったのでしょう?
僕がフォークに出会って もう50年はたつかな
昭和も遠い昔になったみたいで 白黒写真ではなく
セピア色に輝いてる感じです
また一つ フォークの思い出が消えました
残念・・・