もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

広島での生活日記(7月27日)

2016年08月08日 09時18分32秒 | 日記
 今朝は起きたら曇り空だった。台風の影響か、風が吹いている。青空も顔を覗かせたが涼しい。台風が上陸しなければいいがと思う。今晩は、単身赴任で我が家に滞在している息子が戻ってくることになっている。家族は北海道にいて、月に1度は帰ることになっている。飛行機が無事に飛ぶことを願うばかりだ。

 7月27日のこと

 広島での生活2日目はウォーキングで始まった。朝食後、まずはお墓参り。実家の裏にある墓地に行く。今日もツバメがたくさん飛び回っている。林の中に野鳥を発見。カメラを向けたが何の鳥かわからない。幼鳥のような気がするが、直ぐに飛んで行ってしまった。

 道端にトンボが止まっている。オニヤンマらしい。また、モンキチョウもいる。セミの声が聞こえないと思っていたら、草むらにクマゼミらしきセミを発見。ミンミンゼミより頭の部分が大きいのがクマゼミだがはっきりしない。いつもの年ならセミの声がうるさいくらいだが、今年はセミの声がほとんどしない。我が家の周辺でもセミの声が少ないが、何か原因があるのだろうか。

 お墓参りを済ませ、そのまま裏の方に行ってみる。今日も晴れて暑い。しかし、木陰に入ると実に涼しい。関東の蒸し暑さを思うと天国だ。実家のお隣さんに当たる家の前に行くと人の姿がある。以前、孫たちを連れてきたときには牛を飼っていたはずだ。しかし、今は牛小屋も閉ざされている。

 実家は山の上にあるため、街中に行くには坂を下ることになる。のんびりと坂を下ると、畑の中に野鳥がいた。こちらが見つける前に鳥の方が先に気づいて飛び去ってしまう。野鳥を撮るのは実に難しい。

 坂を下って少し広めの道路に出ると脇に川が流れている。きれいに澄んだ水の中に魚影が見える。目の前を黄色っぽい鳥が横切った。キセキレイだと思って、急いで後を追いかけたが姿を見失ってしまった。以前、高尾山に行ったときに出会ったが、何とか気に入った写真が撮りたいものだと思う。

 街中に入ると学校があった。西城小学校だ。妻が通った学校だが、今は校舎も新しくなり、屋根にはソーラーパネルが載っている。夏休みなので子供の姿はない。職員の車が数台止まっていた。

 街中を流れる西城川に行ってみた。水量は多くないが、きれいな水が流れている。カワセミがいないかと探してみたが姿はない。川に沿って建てられた家並みは時代を感じさせる。



 川沿いの道を行くと碑が立っている。倉田百三の文学碑だ。倉田百三は庄原市の出身で文学館があるはずだ。学生時代に「出家とその弟子」を読んだ覚えがある。文学碑を見ながら休憩する。



 その後、久しぶりに西城駅に行ってみた。妻と結婚した頃は、広島から芸備線で来たことを思い出した。当時は駅員もいて、急行が走っていた。今は駅員もいない。駅舎内の時刻表を見ると1日5本しか走っていない。子どもらを連れて帰省すると、いつも亡くなったお父さんが迎えに出ていた駅だ。帰るときも、いつも駅まで送ってくれた。別れの寂しさを思い出してしまった。

 以前、役場のあったところに行ってみた。西城町は庄原市と合併したため、今は支所があるだけだ。子どもらが通った屋外プールも今は屋内プールになっている。

 子どもらが幼かった頃は、毎年、夏休みと冬休みに長期間帰省したものだ。町のどこを歩いても、思い出がたくさんある。そんな思い出に浸りながら、坂道を上って実家に帰る。



 午後は妻と義妹と共に親戚の家に行った。その家には猫が二匹いて、妻は猫と戯れていた。家の裏にある田んぼに行くと、シラサギがいた。見ていると、田んぼ脇にある林に飛んで行った。空を見上げると、トビが飛んでいる。「夕焼け空がマッカッカ、トンビがぐるりと輪を描いた…」と三橋美智也が歌っていた夕焼けトンビの歌が思わず口に出た。

 夜は義弟夫婦がやってきて、賑やかな夕食会となった。昨夜のヤモリがまたやってきた。外に出てみたが、星の数が少なく天の川は見られなかった。

寝る前に、万歩計を見ると16,125歩になっていた。