昨夜は台風の影響もなく、息子も無事に帰ってきた。テレビで天皇陛下のビデオメッセージを見ていたら、いろいろなことが思い出されてきた。現天皇は民間出身の美智子妃と結婚されたが、当時、その様子がテレビ放送された。その時が、我が家に初めてテレビが入った時だ。かなり高価なものだったと思うが、貧乏な生活の中でよく買ったものだと思う。馬車に乗られたお二人の姿は、今でも脳裏に焼き付いている。
メッセージを聞きながら、ふと、美空ひばりの歌った「川の流れのように」が浮かんできた。
知らず知らず 歩いてきた
細く長い この道
振り返れば 遥か遠く
故郷が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ 川の流れのように ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように とめどなく
空が黄昏(たそがれ)に 染まるだけ
私の人生はこの歌通りだと思っているが、天皇陛下の人生は全く違うものだろう。知らずに歩いてきた道ではなく、決められた道を真剣に歩いてこられたはずだ。その道は決して細くなく、曲がりくねってもいなかっただろう。しかし、陛下は自分で地図を作り、流れに身を任せることもなかったはずだ。
メッセージを聞きながら考えたことは人それぞれだろう。だが、昭和天皇と同じように、人間天皇として生きてこられた平成天皇を私は尊敬している。
今朝は台風の影響が残り、強めの風が吹いていた。天気予報では、今日は猛暑日になるという。熱中症に注意しながら今日を過ごそうと思う。
(7月28日)
朝食後、義妹のマウンテンバイクを借りてサイクリングに出かけた。昨日と同じように家の裏に続く道を走ると、墓地の先に野鳥がいた。そうっと近づいてみると、数羽のヤマガラが木の実?を食べていた。以前、那須に行ったときに出会ったことがある。頭が黒と白で、お腹が橙色だ。餌をあさるのに夢中で、こちらに気が付かないようだ。お陰で気にった写真が撮れた。
昨日畑で見た野鳥がいるかと思ったが、その姿はなかった。
今日は、西城川沿いにある遊歩道を走るのが目的だ。坂道を下り、西城小学校わきを通り、西城川に出る。昨日はウォーキングで上流に向かったが、今日は下流に向かう。遊歩道は、自転車で走るにはちょうど良い広さだ。桜並木があり、花の時期はきれいだろうと思う。
途中で散歩する婦人と出会った。自然と挨拶を交わす。こんなところが田舎の良さだ。川辺の大きな岩の上で休憩する。目の前にトンボがいた。ハグロトンボとは違い、羽の一部だけ色が濃くなっている。後で調べたら、ミヤマカワトンボらしい。上空をトビが飛んでいる。脇の用水にキセキレイがいた。遠いので、なかなかピントが合わない。
川のせせらぎの音を聞きながら周りの風景を眺める。正に至福のひと時だ。残念ながら、セミの声が聞こえない。
川辺でのんびりした後、町中を走る。暑いせいか、歩いている人がいない。通りの店は閉まっているところがほとんどだ。西城の町も寂れる一方のような気がする。
帰りは坂道なので、自転車を押して上がる。途中、道端にトンボがいた。ナツアカネかと思ったら、ウスバキトンボと言うらしい。
汗をかきかき坂を上がると、家の前の電線にたくさんのツバメが並んで止まっている。後で調べて分かったが、埼玉の方では見かけないコシアカツバメだ。名前の通り、腰のところが赤い。お腹には黒く細い縦紋がある。普通のツバメと違い、尾が三本に見える。
これで、野鳥との出会いは73になるなと思いながら家に入る。自転車で走っていると風が爽やかだったが、さすがに大汗をかいてしまった。
午後は昼寝でもしようか…。
メッセージを聞きながら、ふと、美空ひばりの歌った「川の流れのように」が浮かんできた。
知らず知らず 歩いてきた
細く長い この道
振り返れば 遥か遠く
故郷が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ 川の流れのように ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように とめどなく
空が黄昏(たそがれ)に 染まるだけ
私の人生はこの歌通りだと思っているが、天皇陛下の人生は全く違うものだろう。知らずに歩いてきた道ではなく、決められた道を真剣に歩いてこられたはずだ。その道は決して細くなく、曲がりくねってもいなかっただろう。しかし、陛下は自分で地図を作り、流れに身を任せることもなかったはずだ。
メッセージを聞きながら考えたことは人それぞれだろう。だが、昭和天皇と同じように、人間天皇として生きてこられた平成天皇を私は尊敬している。
今朝は台風の影響が残り、強めの風が吹いていた。天気予報では、今日は猛暑日になるという。熱中症に注意しながら今日を過ごそうと思う。
(7月28日)
朝食後、義妹のマウンテンバイクを借りてサイクリングに出かけた。昨日と同じように家の裏に続く道を走ると、墓地の先に野鳥がいた。そうっと近づいてみると、数羽のヤマガラが木の実?を食べていた。以前、那須に行ったときに出会ったことがある。頭が黒と白で、お腹が橙色だ。餌をあさるのに夢中で、こちらに気が付かないようだ。お陰で気にった写真が撮れた。
昨日畑で見た野鳥がいるかと思ったが、その姿はなかった。
今日は、西城川沿いにある遊歩道を走るのが目的だ。坂道を下り、西城小学校わきを通り、西城川に出る。昨日はウォーキングで上流に向かったが、今日は下流に向かう。遊歩道は、自転車で走るにはちょうど良い広さだ。桜並木があり、花の時期はきれいだろうと思う。
途中で散歩する婦人と出会った。自然と挨拶を交わす。こんなところが田舎の良さだ。川辺の大きな岩の上で休憩する。目の前にトンボがいた。ハグロトンボとは違い、羽の一部だけ色が濃くなっている。後で調べたら、ミヤマカワトンボらしい。上空をトビが飛んでいる。脇の用水にキセキレイがいた。遠いので、なかなかピントが合わない。
川のせせらぎの音を聞きながら周りの風景を眺める。正に至福のひと時だ。残念ながら、セミの声が聞こえない。
川辺でのんびりした後、町中を走る。暑いせいか、歩いている人がいない。通りの店は閉まっているところがほとんどだ。西城の町も寂れる一方のような気がする。
帰りは坂道なので、自転車を押して上がる。途中、道端にトンボがいた。ナツアカネかと思ったら、ウスバキトンボと言うらしい。
汗をかきかき坂を上がると、家の前の電線にたくさんのツバメが並んで止まっている。後で調べて分かったが、埼玉の方では見かけないコシアカツバメだ。名前の通り、腰のところが赤い。お腹には黒く細い縦紋がある。普通のツバメと違い、尾が三本に見える。
これで、野鳥との出会いは73になるなと思いながら家に入る。自転車で走っていると風が爽やかだったが、さすがに大汗をかいてしまった。
午後は昼寝でもしようか…。