今朝は曇り空。朝食後、バイクで出かける。一昨日、芝川遊水池にセイタカシギがいると聞いたので早めに出かけた。日差しがないせいか、とても涼しい。
遊水池に着き、バイクを止めて周回道路を歩く。今日は釣り人が多く、いくら探してもセイタカシギの姿がない。カルガモやサギ、カイツブリの姿はあちらこちらに見られる。
セイタカシギは諦めて、のんびりと散策することにした。アオサギの幼鳥らしき鳥が池の中の木に止まっている。すぐ傍にはカワウが羽を広げている。
前方に鳥を発見。ホオジロのようだ。盛んに餌をついばんでいるので、カメラを向ける。望遠にしてもかなり遠い。もう少し近づこうとしたら、さっと飛び立ってしまった。
周回道路わきは草刈りが終わったばかりだ。草が刈られたところにキジを発見。向こうも気が付いたらしく、必死に体を伏せている。隠れたつもりらしい。そうっと近づき撮影する。すると、ランニングしている人がやって来たので、キジは慌ててヨシ原の中に入ってしまった。
時間があるので、最近行ってない案山子公園に向かう。正式名称は知らないが、公園の中に案山子の碑が立っている公園だ。公園の前には氷川女體神社がある。石段を上がり、神社に参拝する。4人目の孫の無事出生と3人の孫の健やかな成長、そして家内安全、無病息災を祈願する。
公園に入ると、家族連れが何組も来ている。磐船祭祭祀遺跡に行くと、アブラゼミやミンミンゼミの鳴き声が騒がしい。遺跡と言っても何もないが、周りが堀に囲まれ木が多い。野鳥の姿はないが、双眼鏡を持った人たちがいた。
公園の池に行くと、周りに配置された岩の上にアオサギが立っている。何人もの人が見ていても、飛び立つ気配がない。池の睡蓮の花は枯れていたが、代わりに黄色い花が咲いている。コオホネかと思ったが、葉の形が違うようだ。
木陰で一服する。トンボが飛んできたのでカメラを向けてみる。ウチワヤンマだ。尾(腹部の先)に団扇のようなものがついている面白いトンボだ。
公園を後にして、帰りがけ、川口自然公園に寄ることにした。見沼田んぼの中を走ると、灌木の中にムクドリがいた。中に、幼鳥らしきものがいる。親鳥よりも、きれいな姿だ。傍の大きな木にオナガが飛んできた。数羽の群れだが、じっとしていないので撮るのが大変だ。
公園に入ると、池にはたくさんの釣り人がいた。池に流れ込む小さな流れのところで、タナゴ釣りをしている人もいる。入れ物の中を見ると、小さなタナゴが数匹入っていた。傍に立つ看板を見ると、タナゴを釣ってもよいと書かれている。タイリクバラタナゴを特段保護している訳ではないそうだ。
木陰でお昼を食べ、池の中のヨシ原を歩く。写生をしている中学生がいた。トンボがたくさん飛んでいる。赤とんぼに交じってコシアキトンボがいた。チョウトンボもいる。オレンジコスモスの花がきれいに咲いている。
今度は芝川を見ようと思い、通船堀のところから芝川沿いを走る。サイクリング道路があるが、バイクは進入禁止だ。所々でバイクを止め、土手に上がってみた。川向うに鳥が飛んで行った。カメラで追いかけたが、セッカのようだ。何とかカメラに収めた。
家に帰ると、昨日注文した図鑑が届いていた。アマゾンのお急ぎ便を使ったが、これほど早く着くとは驚きだ。外は日が差してきて蒸し暑い。明日はお盆の墓参りだ。
(8月2日のこと)
今朝も外に出ると鶯の鳴き声が聞こえる。しかし、姿を見ることができない。朝食後、サイクリングに出かけることにした。
実家の裏から坂を下って行ったが、野鳥の姿はなかった。途中の分かれ道で、これまで行ったことのない方に曲がってみる。かなりな坂道を上っていくと、「和 うるわしき入江郷」と書かれた立派な石碑が立っていた。碑文を読むと、昔、この辺りは湿田で排水路も未整備であったという。そこで、昭和59年に「和」を基調とした土地改良整備事業が行われたそうだ。実家のあるところが入江だが、この辺りも入江郷と呼ばれるらしい。
昔の人の苦労を偲びながら来た道を引き返す。西城川に出て、カワセミを探す。今日もその姿はなく、代わりにカワガラスを発見。流れの早い岩場で盛んに餌を探している。見ていると、川の中に潜っていく。よくも流されないものだと感心する。カラスと言ってもカラス類ではない。姿も可愛いものだ。
カワガラスに出会ったことに満足し、川の上流を目指して走る。町中を過ぎると、周りは田んぼが広がっている。時折、サギの姿を見かける。木に止まったアオサギもいる。
緩やかな坂道を行くと、山の裾野に棚田が広がっている。青々とした稲穂が並んでいる様は何とも言えず美しい。しばらく眺めていたら、ホオジロが飛んできた。電線に止まったのでカメラを向ける。
棚田に満足し、次に看板のあった「八鳥塚谷横穴群」に行ってみた。県の史跡だそうだが、横穴群は藪の中にあった。道路から入る道も草が生い茂り、どこにあるのか分からないくらいだった。
藪の中に立つ説明板を見ると、「横穴墓とは、丘陵斜面に遺体を納める墓室を彫り込んだ古代の墳墓である。」と書かれている。東西40mの範囲に6基が連なり、横穴は長さ1.75~3.06m、幅1.55~1.96m、高さ1.14~1.70mの家形をした玄室に短い羨道が付き、ここから土器などが出土しているそうだ。その出土品から6~7世紀の古墳時代後期に作られたと考えられるという。
説明板に書かれた表示は横穴群だったが、横穴墓群が正しいのではないかという気がする。それでも、そんな昔から人が住んでいたんだと感心しながら帰ることにした。途中、道路でセキレイが喧嘩していた。ハクセキレイではなく、セグロセキレイだ。帰りは下りになるので幾分楽だ。
しかし、町から実家に戻るには、また坂を上らなければならない。汗をかきかき実家に戻る。
遊水池に着き、バイクを止めて周回道路を歩く。今日は釣り人が多く、いくら探してもセイタカシギの姿がない。カルガモやサギ、カイツブリの姿はあちらこちらに見られる。
セイタカシギは諦めて、のんびりと散策することにした。アオサギの幼鳥らしき鳥が池の中の木に止まっている。すぐ傍にはカワウが羽を広げている。
前方に鳥を発見。ホオジロのようだ。盛んに餌をついばんでいるので、カメラを向ける。望遠にしてもかなり遠い。もう少し近づこうとしたら、さっと飛び立ってしまった。
周回道路わきは草刈りが終わったばかりだ。草が刈られたところにキジを発見。向こうも気が付いたらしく、必死に体を伏せている。隠れたつもりらしい。そうっと近づき撮影する。すると、ランニングしている人がやって来たので、キジは慌ててヨシ原の中に入ってしまった。
時間があるので、最近行ってない案山子公園に向かう。正式名称は知らないが、公園の中に案山子の碑が立っている公園だ。公園の前には氷川女體神社がある。石段を上がり、神社に参拝する。4人目の孫の無事出生と3人の孫の健やかな成長、そして家内安全、無病息災を祈願する。
公園に入ると、家族連れが何組も来ている。磐船祭祭祀遺跡に行くと、アブラゼミやミンミンゼミの鳴き声が騒がしい。遺跡と言っても何もないが、周りが堀に囲まれ木が多い。野鳥の姿はないが、双眼鏡を持った人たちがいた。
公園の池に行くと、周りに配置された岩の上にアオサギが立っている。何人もの人が見ていても、飛び立つ気配がない。池の睡蓮の花は枯れていたが、代わりに黄色い花が咲いている。コオホネかと思ったが、葉の形が違うようだ。
木陰で一服する。トンボが飛んできたのでカメラを向けてみる。ウチワヤンマだ。尾(腹部の先)に団扇のようなものがついている面白いトンボだ。
公園を後にして、帰りがけ、川口自然公園に寄ることにした。見沼田んぼの中を走ると、灌木の中にムクドリがいた。中に、幼鳥らしきものがいる。親鳥よりも、きれいな姿だ。傍の大きな木にオナガが飛んできた。数羽の群れだが、じっとしていないので撮るのが大変だ。
公園に入ると、池にはたくさんの釣り人がいた。池に流れ込む小さな流れのところで、タナゴ釣りをしている人もいる。入れ物の中を見ると、小さなタナゴが数匹入っていた。傍に立つ看板を見ると、タナゴを釣ってもよいと書かれている。タイリクバラタナゴを特段保護している訳ではないそうだ。
木陰でお昼を食べ、池の中のヨシ原を歩く。写生をしている中学生がいた。トンボがたくさん飛んでいる。赤とんぼに交じってコシアキトンボがいた。チョウトンボもいる。オレンジコスモスの花がきれいに咲いている。
今度は芝川を見ようと思い、通船堀のところから芝川沿いを走る。サイクリング道路があるが、バイクは進入禁止だ。所々でバイクを止め、土手に上がってみた。川向うに鳥が飛んで行った。カメラで追いかけたが、セッカのようだ。何とかカメラに収めた。
家に帰ると、昨日注文した図鑑が届いていた。アマゾンのお急ぎ便を使ったが、これほど早く着くとは驚きだ。外は日が差してきて蒸し暑い。明日はお盆の墓参りだ。
(8月2日のこと)
今朝も外に出ると鶯の鳴き声が聞こえる。しかし、姿を見ることができない。朝食後、サイクリングに出かけることにした。
実家の裏から坂を下って行ったが、野鳥の姿はなかった。途中の分かれ道で、これまで行ったことのない方に曲がってみる。かなりな坂道を上っていくと、「和 うるわしき入江郷」と書かれた立派な石碑が立っていた。碑文を読むと、昔、この辺りは湿田で排水路も未整備であったという。そこで、昭和59年に「和」を基調とした土地改良整備事業が行われたそうだ。実家のあるところが入江だが、この辺りも入江郷と呼ばれるらしい。
昔の人の苦労を偲びながら来た道を引き返す。西城川に出て、カワセミを探す。今日もその姿はなく、代わりにカワガラスを発見。流れの早い岩場で盛んに餌を探している。見ていると、川の中に潜っていく。よくも流されないものだと感心する。カラスと言ってもカラス類ではない。姿も可愛いものだ。
カワガラスに出会ったことに満足し、川の上流を目指して走る。町中を過ぎると、周りは田んぼが広がっている。時折、サギの姿を見かける。木に止まったアオサギもいる。
緩やかな坂道を行くと、山の裾野に棚田が広がっている。青々とした稲穂が並んでいる様は何とも言えず美しい。しばらく眺めていたら、ホオジロが飛んできた。電線に止まったのでカメラを向ける。
棚田に満足し、次に看板のあった「八鳥塚谷横穴群」に行ってみた。県の史跡だそうだが、横穴群は藪の中にあった。道路から入る道も草が生い茂り、どこにあるのか分からないくらいだった。
藪の中に立つ説明板を見ると、「横穴墓とは、丘陵斜面に遺体を納める墓室を彫り込んだ古代の墳墓である。」と書かれている。東西40mの範囲に6基が連なり、横穴は長さ1.75~3.06m、幅1.55~1.96m、高さ1.14~1.70mの家形をした玄室に短い羨道が付き、ここから土器などが出土しているそうだ。その出土品から6~7世紀の古墳時代後期に作られたと考えられるという。
説明板に書かれた表示は横穴群だったが、横穴墓群が正しいのではないかという気がする。それでも、そんな昔から人が住んでいたんだと感心しながら帰ることにした。途中、道路でセキレイが喧嘩していた。ハクセキレイではなく、セグロセキレイだ。帰りは下りになるので幾分楽だ。
しかし、町から実家に戻るには、また坂を上らなければならない。汗をかきかき実家に戻る。