もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

夏羽を探し求めて…

2021年04月11日 16時44分31秒 | 日記
 今日も朝から爽やかに晴れ渡った。野鳥たちも衣替えをして冬羽から夏羽になり始めたことだろうと思い、三番瀬まで行ってみた。

 少し早めに家を出た。日曜日で道路は空いていたが、駐車場に着くとたくさんの車が止まっていた。先週も貝採りの人たちがいたが、今日も大勢詰めかけているようだ。

 直ぐに浜辺に出ると潮がかなり引いていた。貝採りの人たちがあちこちにいるが、遠くにCMさんの姿もあった。

 沖の方に白い鳥影があったので、急いで近くに行ってみた。双眼鏡で見るとユリカモメの群れだ。黒頭巾を被ったような頭の夏羽に変わったものがたくさんいる。中には冬羽のものもいる。来る早々、夏羽に出会えたので嬉しくなった。



 夏羽個体にカメラを向けていたら、群れの中にアジサシを発見。今季初の出会いにワクワクしてきた。アジサシも額から後頭にかけて黒い夏羽になっている。かなり離れているので近づきたいところだが、飛び立たれてしまうと思ってカメラを向けてみた。1羽しか姿はないが、ユリカモメの群れの中で喧嘩もしないようだ。

 

 カメラを向けていたら、貝採りの人が来て飛び立たれてしまった。飛んで行った方に行くとダイゼンの姿があった。ダイゼンも夏羽に変わり始めていて、お腹が黒くなり始めている。足環をつけた冬羽のものもいる。



 貝採りの人たちがいるので、鳥たちは沖合の干潟に集まっていた。長靴で干潟を歩くのは疲れる。上空をカワウ?の大群が飛んで来た。干潟に降りるのかと思ったが、北の方へ飛び去って行った。数百羽はいるだろう。一瞬、空が暗くなった気がした。

 ハマシギの群れは相変わらず何かに驚いては飛び立つ。ハマシギにカメラを向けていたら、中にミユビシギの姿もあった。ミヤコドリは、数は減ったが数羽が沖にいた。



 潮がかなり引き、これまで行ったことのない沖合まで行くことができた。沖合の干潟に集まっていたハマシギを双眼鏡で見ていたら、オオソリハシシギを発見。7羽くらいいるが、体の下部分が橙色の夏羽に変わったものもいる。期待して来た夏羽に出会えてワクワクしながらカメラを向けた。距離はあるが、何とかいい画が撮れた。





 風も爽やかで、気温が上がって来たので上着を脱いでしまった。後から後から貝採りの人たちがやってくる。これでは鳥撮りもできそうにないので帰ることにした。

 駐車場に戻ると満車状態だ。干潟で貝採りする分にはコロナ感染もそれほど心配ないだろう。

 帰りも渋滞がなく、昼前には家に着いた。今日は思いがけずアジサシに出会い、夏羽に変わったシギチに出会えたので大満足…。