いつも申し上げているように、このブログは前日に書いて当日にアップしているので、話題が1日ずれることが珍しくありません。
この文章も7月7日に書いています。
七夕といっても東京の住宅街で天の川が見えるはずもなく、織姫と彦星の話を娘たちにする機会もありませんでしたが、保育園や小学校で教わったことでしょう。
その娘たちも、すでにアラサー。
まだ結婚の話はまったく聞きませんが、もし将来結婚して子供が生まれたら、昔話をしっかり語り継いでもらいたいものです。
で、七夕とはまったく関係ありませんが、星座つながりで。
みなさん、「ゴジラ座」が実在すること、ご存知ですか?
これは国際的に星座を定義している国際天文学連合が定めたものではなく、NASAと「フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡研究チーム」が独自に定めたものです。
ガンマ線を放出している星をつなげて作られたもので、他に「ハルク座」や「エンタープライズ号座」「シュレディンガーの猫座」「富士山座」などもあります。
ガンマ線は電磁波の一種で、大部分は大気中で吸収されてしまうため、地上での観測は困難です。
そこでNASAはフェルミ宇宙望遠鏡を打ち上げ、宇宙のどこかで毎日のように起きているガンマ線バーストやその残骸を観測し続けました。
その10周年と、人間が肉眼で見える限界といわれる3000個の星を新たに発見したことを記念して、22の星座が作られたというわけです。
ゴジラ座を構成している星は、M82 Starburst Galaxy とか、PSR J0533 +6759 Gamma-Ray pulser など、物騒な名前が並んでいます。
といっても単なる超新星の残骸や中性子星などですが、ゴジラ座の星だと聞くと何となくそれっぽいですよね。
NASAの公式ページ(https://fermi.gsfc.nasa.gov/science/constellations/)でご覧になれます。
宇宙はロマンに溢れています。
みなさんも晴れた夜に、久しぶりに星を見上げてみませんか。
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