ロシアのソユーズが打ち上げに失敗しました。
飛行士は無事だそうです。
スペースシャトル亡きいま、ISS と地球を人間が往復する手段はソユーズだけです。
ソユーズはいわばスーパーカブのようなもので、数十年前の技術をほぼそのまま継承して作り続けられています。
成熟した安定性、とにかく安定性と確実性。
まあロシアはロケットの打ち上げをすべて公表するわけではない(失敗したらなかったことにする)ので、「何回成功した」といわれても眉唾ですが、とにかく安定確実であることは間違いない。
しかし ISS 運用のための手段がひとつしかない、というのは問題です。
中国は自前で勝手に宇宙ステーションを作るようなので、協力は期待できません。
アメリカのスペースXもまだ時間がかかりそうです。
インドは頭はいいけれど、手仕事のほうが信用できない。
となると、EU か日本が有人飛行をできるようになることが、急務となります。
日本のこうのとりは毎回大気圏で燃え尽きるように設計してありますが、今回(つまり現在 ISS に横付けしているやつ)の機体には地表(海面)まで到達して回収できる、はやぶさのカプセルを大きくしたような容器が入っています。
早い話、魔法瓶のでかいのに制御装置をつけたもので(実際に開発したのもタイガー魔法瓶です)、これが成功すればまだ人を運ぶのは早いにしても、往復の「往」だけでなく「復」の任務を担えることになります。
そうすれば動物実験から始めて、有人での打ち上げや帰還も遠からず実現するでしょう。
無人の物資輸送では信頼性世界一のこうのとりですから、衛星より下は心配ない。
ただ日本には、生き物を宇宙に送るノウハウが不足しています。
しかしその分野で世界に追いつくのも、時間と予算の問題でしょう。
今回の事故で助かった飛行士も、アメリカ人とロシア人でした。
地上で揉めている国同士も、宇宙開発は協力し合ってやるものです。
宇宙からは、国境なんか見えないのですから。
飛行士は無事だそうです。
スペースシャトル亡きいま、ISS と地球を人間が往復する手段はソユーズだけです。
ソユーズはいわばスーパーカブのようなもので、数十年前の技術をほぼそのまま継承して作り続けられています。
成熟した安定性、とにかく安定性と確実性。
まあロシアはロケットの打ち上げをすべて公表するわけではない(失敗したらなかったことにする)ので、「何回成功した」といわれても眉唾ですが、とにかく安定確実であることは間違いない。
しかし ISS 運用のための手段がひとつしかない、というのは問題です。
中国は自前で勝手に宇宙ステーションを作るようなので、協力は期待できません。
アメリカのスペースXもまだ時間がかかりそうです。
インドは頭はいいけれど、手仕事のほうが信用できない。
となると、EU か日本が有人飛行をできるようになることが、急務となります。
日本のこうのとりは毎回大気圏で燃え尽きるように設計してありますが、今回(つまり現在 ISS に横付けしているやつ)の機体には地表(海面)まで到達して回収できる、はやぶさのカプセルを大きくしたような容器が入っています。
早い話、魔法瓶のでかいのに制御装置をつけたもので(実際に開発したのもタイガー魔法瓶です)、これが成功すればまだ人を運ぶのは早いにしても、往復の「往」だけでなく「復」の任務を担えることになります。
そうすれば動物実験から始めて、有人での打ち上げや帰還も遠からず実現するでしょう。
無人の物資輸送では信頼性世界一のこうのとりですから、衛星より下は心配ない。
ただ日本には、生き物を宇宙に送るノウハウが不足しています。
しかしその分野で世界に追いつくのも、時間と予算の問題でしょう。
今回の事故で助かった飛行士も、アメリカ人とロシア人でした。
地上で揉めている国同士も、宇宙開発は協力し合ってやるものです。
宇宙からは、国境なんか見えないのですから。
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