(本頁は「神無月にかこまれて(2024年10月中旬のモ庭)」の続きである。)
園芸から足を洗って十年近くなる。
10月27日、庭の草刈り(厳密には花の終わった萩の枝刈り)をしていたら、
ギックリ腰をやってしまった。
その後はしばらく臥せっていたが、
月が替わり、一週間も経ったら、だいぶ痛みも引けて来た。
種類は少ないが、11月上旬の庭紅葉や残り花を紹介してみる。
スズランノキは前世紀末に我が庭にやって来た。
この木は「ニシキギ」、「ニッサボク」と並び世界三大紅葉樹と呼ばれている。
ただし生長がとても遅く、十年経ってもちっこい木なので、
果たしてモノになるか心配したが、ここ数年は生育旺盛のようだ。
今年は夏に毛虫が大発生し、食害を受けたが、
秋になったら、残った葉がちゃんと紅葉してくれた。
隣のジューンベリーも色は違うが、紅葉は奇麗だった。
鉢に植えこんだままの、球根花、ネリネ・ボーデニーが咲き出した。
この種類は秋田のような北国でもギリギリ戸外越冬できる。
でも不安なので鉢に植え、冬場は風除室に取り込んでいる。
ヒガンバナは葉モードで光合成真っ盛り。
本来ならもっと遅くなって咲き出すマンドラゴラ壱号が開花した。
カラミンサ・ネペタ
この小菊は何だろう。
30年前、買った時のラベルには「シベリア」の文言が有ったように記憶しているが、
現在、検索してもそのような小菊は見当たらない。
おそらくノジギクの仲間だろう。
うちの庭ではあちこちに増え広がり、晩秋は庭の主役となっている。
イモカタバミ
(右上)ペンステモン ‘ハスカー レッド’
ウメモドキ
このあたりは十月とほぼ同じだ。
この紅葉は隣家の庭木が我が家に枝を伸ばしたもの。
ハナミズキ、ヤマボウシのどちらなのかまだ花が咲いてないのでわからないでいる。
コトネアスター・サリシフォリウス
草紅葉三種類。
イカリソウの仲間、エピメディウム・ベルシコロル `スルフレウム'
とクルマバハグマ。
(右上)ギボウシの仲間。上はエルニーニョ。下はデボングリーン。
こちらもギボウシの仲間。品種名は不明。
最後にこの花のみ、11月16日撮影。
花数の増えたマンドラゴラ。
以上。