モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

晩春初夏の寒風山ほか(2013年5月21日、6月3日)

2024年06月02日 | 男鹿半島5月

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用に復刻したものである。)

男鹿半島はいつも男鹿三山、特に毛無山の花ばかり取り上げているが、たまには他の場所も。
晩春、5月21日の寒風山はどうだろうか。

アズマギク



アズマギクは憎き雑草ハルジオンやヒメジョオンの仲間だが、こちらは芝生のプリンセス。

小さな女の子に摘まれるため、咲いてるような存在だが、五月も末になるとさすがに草臥れてくる。

 


次は、スミレ(ヴィオラ・マンジュリカ)。
とても綺麗な紫で、草地や道端などあちこちで見かけるのだが、花が傷ついてない株を探すのは一苦労だ。




ニオイタチツボスミレ
 

 

ニオイタチツボスミレはちっこいスミレだ。
丈は5センチ程度。花は淡いが上品な青~紅紫。

ほのかに香るのでこの名があると聞くが、私は嗅覚が鈍いようでまだ匂いを感じたことがない。


6月3日は男鹿の突端、入道崎まで行ってみた。




海岸では早くもハマエンドウが咲き出していた。










近くの草藪にはアマドコロが。




同じく草藪の中に蒼く煌めく花を見つけた。

ムラサキ科のホタルカズラだ。




 


6月3日は人里近くや道端の草叢などで割と良く見かける。

ムラサキ科の仲間には青い花を咲かせるものが多いが、この花の青は特別だ。
つい掘り取って庭に連れ帰りたくなるが、
あちこちランナーを伸ばすばかりで期待したほどのものではない。
やはり野におけ・・・のたぐいか。


6月3日は寒風山にも寄っている。
その山麓でオドリコソウを見つけた。
最近は洋種(帰化植物)のヒメオドリコソウがやたらと多くなったが、
ヒメに較べるとオドリコソウの方はずっとお姉さん、

色気と恥じらいが同居していた。




 


寒風山本体で見かけた花。

ヒメハギとヒメイズイ。

 



山麓の水田の縁で黄金色の花が咲いていた。

サワオグルマだ。

 



綺麗なので近寄ってみようとすると、
途中に蛇はいるわ、泥沼に足を取られたりと、けっこうしんどかった。

最低でもゴム長は必須だ。


以上。


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2 コメント

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Unknown (ミルク)
2024-06-02 17:43:26
今年は。寒風山のアズマギクさえ、見に行けないでいます💦
もう、終わりですね。残念です・・・
ホタルカズラが、寒風山にありましたか。
小さいが青い色がきれいですよね~
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ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2024-06-02 18:51:16
コメントありがとうございます。
今回は昔作ったホームページの復刻です。
ホタルカズラは寒風山にも有りますが少ないです。
本頁のホタルカズラは入道崎のもので、こちらは燈台のすぐ近くの藪に群生していました。
たぶん今でもいっぱいあるかと思いますが
今年は季節の推移が早いのでそろそろシーズン終了ですね。
入道崎の花は明日もまた報告します。
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