今年もお盆がやって来ました。
ここ数年、この季節になるととても憂鬱な気分になります。
それは横手実家(空き家)に生えて来る夏草との闘いがあるからです。
お盆前にやっておこうと思いましたが、いろいろ野暮用が有って出かけられません。
13日には台風5号が秋田を直撃しました。
17日になり、やっと出動できることになりました。
17日の朝、横手(十文字町)に着いたら、久しぶりに鳥海山が見えました。
真夏になると当然でしょうが、鳥海山も黒くなるんですね。
ところで今年のお盆、実家のある横手市十文字町ではこんな事件がありました。
以下は購読している地元紙の切り抜きです。
横手市十文字町はクマ王国秋田にありながら
クマがほとんど居ない、滅多に目撃されないという特殊なエリアでした。
それはたぶん日本一広い盆地、横手盆地のど真ん中にあり、
水田と住宅地しかないからと思っておりました。
そんな場所にもクマが現れるとは・・・。(-_-;)ショックでした。
クマの出た集落は私の実家と7キロくらい離れていますが、
クマの移動スピードや行動力も考えるとあっという間の距離です。
今回、草刈り作業中に現れたら、どうしましょう。
刃の回転する草刈り機を武器に闘えばいいじゃないかとも思いましたが、
たぶんクマの方が勝つのではないかと思います(草刈り中に襲われたケースもあるようです)。
前置きが長くなりましたが、
実家の草は約ひと月前の7月13日はこうでした。
そして今日(8月17日)は・・・
後で畑に現れた草刈り画伯の話では、
これでも八月のアタマに奥の方、半分は刈ったとのことです。
今日の午前中は道路に近いヘリの部分(乗用草刈り機が入りにくい部分)だけ、
非力な電動草刈り機で刈り取りました。
たったこれだけ刈り取るのに二時間かかっています。
イネ科の雑草は草の繊維がとてもしぶとく、草刈り機の刃に絡んで回転をすぐ停めてしまうのです。
なお草刈り機は午後になったら回転しなくなってしまいました。
これはバッテリー切れではなく、モーターがオーバーヒートしたためです。
そのため草刈り機を日陰の涼しいところに移し、熱を冷ます必要に迫られました。
今日の横手地方の気温は33℃でした。
この日の朝、近所に住む親戚に顔を出したら、
何もこんな暑い日に草刈りしなくてもいいのにと言われましたが、
真夏に暑くない日なんてあるのでしょうか。
こういう日、外で作業すると、草刈り機だけでなく、人間様もおかしくなってしまいます。
午後になったら、頻繁に眩暈するようになり、呼吸も荒くなって来ました。
今回、ポカリスエットは500ccペットボトルで5本用意して来ましたが、
午後一時には全て空になってしまいました。
立っているのもつらくなって来たので辞めました。
他の場所で今日刈った箇所を報告しておきます。
実家の坪庭部分。
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after
角度を変えて眺めると・・・
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西側の畑の有る部分。
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坪庭から東側を望むと・・・
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after
今回、出来なかったところは草刈り画伯にお任せします。
以上。
いや~、クマと言い草刈りと言い、ホントに大変ですね~。
何も出来ません💦がお察しします(-"-;A ...
夏の草刈りはホント闘いですね。
私も実家の畑で猫の額ほど?のわずかな菜園があるので、モウズイカさんの大変さは少しはわかるつもりです。^^;
この間刈ったばかりと思っていた畑の草は2.3週間もすれば元通り⁈か!と思うほど、その成長の早さには驚かされてしまいます。
雑草はこの夏の酷暑もなんのその⁈なのでしょうね。
モウズイカさんもくれぐれも無理をされませんように。
(ペットボトル5本はなかなかですよ^^;)
草刈り画伯が神々しく見えてきました。。。😅
>こんばんは☆... への返信
コメントありがとうございます。
実家の草刈りは老母が施設に入所する数年前(父が亡くなった後)からずっとやっておりますが、
老母が居なくなって二、三年したら、雑草の種構成も変わり、しぶといものばかりになりましたね。
最近多くなったイネ科はざっと見たところ、イヌビエやメヒシバ、エノコログサが多いです。
これらのイネ科はC4植物といって気温が高く光量が多くなるほど生育が旺盛になるもののようです。
地球温暖化が進み、日本も熱帯化が進んでおります。
これら草たちとの格闘はまだまだ続くものと観念しております。