(本記事は自ホームページの超古い記事をブログ用にリメイクしたものである。)
(本頁は昨年アップした「白馬岳花紀行2nd(1993/07/15~17) 3.三国境で憧れの花に遭遇」の続きである。)
【二日目(7月16日)、白馬岳山頂付近】
二度目とは言え、白馬山頂からの展望は新鮮そのもの。
この頁では山岳風景をメインに報告する。
まずは西南西方向を望む。
雲の切れ目から現れたのは剣岳とその仲間たち
左から立山、立山別山、剣岳。
次いで真南方向。
南に連なるのは、左が杓子岳(2812m)、右が鑓ケ岳(2903m)。
杓子岳と手前にウルップソウ。
白馬岳富山側の斜面。
「構造土」と呼ぶのだろうか、独特の縞模様が続く。
裸地部分にはウルップソウ、緑の濃い部分にはハクサンイチゲが多い。
ウルップソウとハクサンイチゲ
ミヤマクロユリ
緩やかな富山側の斜面には湿生の花も豊富だった。シナノキンバイが西日を浴びて咲いていた。
シナノキンバイの群生
シナノキンバイのアップ。コバイケイソウ(右)はまだ生育中。
真西の方角。
ほぼ真西の方角にはどっしりした風格の毛勝三山が。
毛勝三山。左から猫又山(2378m)、鎌谷山(2415m)、毛勝山(2415m)。
そろそろ夕方モードだ。
南の方角。
鑓ケ岳の背中越しに現れたのは、
左から前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳、・・・、黒岳(水晶岳)。
南東の方角(フォッサマグナ)を望む。
左から、八ヶ岳、富士山、美ヶ原の台地、南アルプスの連山など。眼下の雲海の下は安曇野(松本盆地)。
東に目を転ずると、頚城山塊。
奥は左から焼山(2400m)、火打山(2462m)、妙高山(2446m)。右端は戸隠山塊の高妻山(2353m)か 。
黄昏の剣立山連峰。
二日目は前回同様、山頂小屋に泊った。
「5」へ続く。
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