モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

白馬岳花紀行2nd(1993/07/15~17) 4.白馬岳山頂

2022年01月23日 | 北アルプス

(本記事は自ホームページの超古い記事をブログ用にリメイクしたものである。)
(本頁は昨年アップした「白馬岳花紀行2nd(1993/07/15~17) 3.三国境で憧れの花に遭遇」の続きである。)



【二日目(7月16日)、白馬岳山頂付近】

二度目とは言え、白馬山頂からの展望は新鮮そのもの。
この頁では山岳風景をメインに報告する。
まずは西南西方向を望む。
雲の切れ目から現れたのは剣岳とその仲間たち



 

左から立山、立山別山、剣岳。

 



次いで真南方向。

南に連なるのは、左が杓子岳(2812m)、右が鑓ケ岳(2903m)。




杓子岳と手前にウルップソウ。



白馬岳富山側の斜面。




「構造土」と呼ぶのだろうか、独特の縞模様が続く。

裸地部分にはウルップソウ、緑の濃い部分にはハクサンイチゲが多い。

 



ウルップソウとハクサンイチゲ
 
                                   ミヤマクロユリ


緩やかな富山側の斜面には湿生の花も豊富だった。シナノキンバイが西日を浴びて咲いていた。

シナノキンバイの群生
 



シナノキンバイのアップ。
コバイケイソウ(右)はまだ生育中。
 



真西の方角。

ほぼ真西の方角にはどっしりした風格の毛勝三山が。

毛勝三山。左から猫又山(2378m)、鎌谷山(2415m)、毛勝山(2415m)。


 

そろそろ夕方モードだ。
南の方角。
鑓ケ岳の背中越しに現れたのは、
左から前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳、・・・、黒岳(水晶岳)。

 



南東の方角(フォッサマグナ)を望む。

左から、八ヶ岳、富士山、美ヶ原の台地、南アルプスの連山など。眼下の雲海の下は安曇野(松本盆地)。




東に目を転ずると、
頚城山塊。

奥は左から焼山(2400m)、火打山(2462m)、妙高山(2446m)。
右端は戸隠山塊の高妻山(2353m)か 。



黄昏の剣立山連峰。



 

二日目は前回同様、山頂小屋に泊った。

」へ続く。


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2 コメント

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Unknown (hidekix1004)
2022-01-23 14:32:28
白馬岳、最高ですね。
返信する
hidekix1004さんへ。 (モウズイカ)
2022-01-23 16:05:02
コメントありがとうございます。
大雪と臣黒ん怖さで逼塞中、手慰みに過去の山歩き記事を復刻中です。
返信する

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