(本頁は2020年1月16日に初回アップ、今回は再アップです。)
鳥海山は11月23日、八塩山からよく見えなかった(記録はこちら)が、
11月27日の朝、山麓から仰ぎ見る機会が有ったので、一応、記録として残しておく。
まずは夜明け直前、由利本荘市矢島町から。
手前の田んぼは真っ白だが、これは雪でなく、霜のせい。
ちょっと待っていたら、山頂部が薄赤く輝き出した。
こういうのを山岳用語では「モルゲンロート」と言うようだ。
その後、旧・鳥海町栗沢に向かう。
ここからは鳥海山の裾も含めた全体が見える。
直根(ひたね)まで行くと、鳥海山はグンと近くなる。
その反面、前山が迫り出すので裾の方は見えなくなる。
折角来たので、さらに奥地の百宅(ももやけ)集落入り口まで行ってみた。
この地は、升田(山形県)と並んで鳥海山山頂に最も近い人里だが、将来はダム湖に沈む運命にある。
ここから望む鳥海山はたぶん最も端正な富士山型ではないかと思う。
ダム工事が本格的に始まれば、今までのように気安く来れるかどうかわからないので今のうちに見ておく。
百宅からの帰り、猿倉の入り口から見た鳥海山。
ここはダムに沈むわけではないので、いつでも来れる。手前の林にはまだ紅葉が少し残っていた。
鳥海山は日本海側にあるため、冬場は雲を被っていることが多い。
よって今頃の時期、その姿を拝むことはなかなか難しい。
余談だが、今年(2019年)最後にまともな鳥海山を見たのは、12月2日だった。
2019/12/02 秋田市郊外から。手前に秋田新幹線こまち。
以上。
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