晩秋の男鹿は最近報告したばかりだが、あれは昨年の11月10日、20日の記録だった。
今年は五日ずれて11月15日に行ってみたが、昨年とはだいぶ違う印象だったので、改めて報告させて頂く。
鵜ノ崎海岸から見た毛無山
久々に鵜ノ崎海岸。
男鹿毛無山の紅葉は完全に終わっていた。
五社堂の石段 五社堂のすぐ裏の小道
登山道は落葉の川のようだ。
ブナの幹は朝日を浴びて白く光っていた。
中腹のブナ林
途中見た印象的なブナの木を幾つか。
登山道を歩いていたら、黒にピンクの点のある不気味な物体が突き出ていた。
最初、何だろうと思ったが、すぐ思い出した。
謎の不気味な物体
それはマムシグサの赤い実が落ちた跡だった。
マムシグサの実 中腹の坂道
他に見た赤い実。
サルトリイバラの実
オヤマボクチの枯れ花 スズメバチの巣
20センチを超えるスズメバチの巣には驚いた。
駆除しようかどうか迷ったが、蜂が飛び出して来たらタイヘンなので今回はそのままにして。((((((逃geru
11月も半ばだし、紅葉も終わったくらいだから、花はもう咲いてないだろうと思ったが、
デワノタツナミソウがまだけっこう咲き残っていた。山頂部では、ノコンギクも少し残っていた。
デワノタツナミソウ ノコンギク
参考までにデワノタツナミソウの初夏の一斉開花の様子を。
2020/06/21 デワノタツナミソウの群生。
トケンランの新葉を見つけた。
花が咲くのは来年の初夏だが、晩秋から初冬にかけて出る新葉で翌年何処に咲くのかがある程度把握できる。
トケンランの新葉 2020/06/21 トケンランの花
ラストは仮の山頂から加茂青砂漁港の眺め。
今年の冬は寒さが厳しく積雪は平年並み以上との予報だった。
だとしたら、男鹿に来るのも今年は今回が最後になるかもしれない。
以上。
久しぶりです。
タツナミソウが大好きで、タツナミソウエリアを作り、楽しんでいます。
デワノタツナミソウなかなかの美人さんですね。
群生は見ごたえがありますね。
私もタツナミソウが好きで以前、通販で買って庭に数株植えましたが、二年後は(T_T)消えました。
男鹿のタツナミソウは凄いです。毛無山や真山の中腹の道端には青紫のカーペットを敷いたように延々と咲いてます。
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/1395b47a9245dd560ed9e96fa2edd635
この品種はまだ実見したことがありません。葉の形状がやや細長く興味深いです。
立ち姿も、フツーの種と比べると大きい印象を受けますが・・・。
ノコンギクもしぶとく咲いてますね。
トケンランも話には聞いたことがありますが、実際に咲いている状況の面白さに感銘を受けました。
こんばんは。
ご丁寧なコメント、有難うございました。
山歩きのレポートはもちろんですが、折に触れてご紹介いただける山野草や樹々の有様に心動かされます。いいものですね。
男鹿には、たった一度、それも五十年も前でしょうか、年末の東北を一人旅した折に立ち寄りました。
今もあるかは存じ上げませんが、半島にあったユースホステルに一晩ご厄介になったのです。
ただただハタハタばかりが食前を飾り、鍋や焼き物だったでしょうか、嫌というほど食したことばかりを覚えてます。
いろいろな方に触発され、ここ数年、山野草を育てることに面白みを覚えています。
もちろん、モウズイカさんが山野で実見なさいます上記のような自然の種には比べるべくもないのは自明で、そのへんのジレンマをこうして様々な方々のブログを拝見することで自分を慰めています。
これからもよろしくお願いいたします。
私は10年ほど前まで、まだ会社勤めの頃は園芸ガーデニングに夢中でした。
その一端は拙ブログ、ガーデニングのカテゴリー、例えば
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/c/70967644b9b59538dedf2832d0d3649f
などをご覧いただければおわかりかと存じますが、マニアックな花ばかり咲かせて独り悦に入っておりました。
五年前、会社をリタイアして以降、いやその二、三年前から更に若かった頃の趣味、山歩きが復活しました。
その後は庭をぶん投げ、自然の草木を見に近場の山を歩くようになり、現在に至っております。
男鹿のユースホステルは残念ながら宿泊経験はありません。
が、男鹿はチョウセンキバナアツモリソウを始めとした希少植物の宝庫でもあります。
一昨年以降、植物保護監視のボランテアなどをやったりしながら、無雪期は月一、二回のペースで通っております。
山歩きの方はいつまで続けられるかわかりませんが、
歩ける限りは続けたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。