岩谷山は秋田市郊外、太平山の南麓にある低山(366m)で、自宅から登山口までは30分程度と近い。
山頂部からの展望が素晴らしく、春や秋には登っているが、花はあまり多くなかった。
真夏はどうなのだろう。
情報が無かったので、確認のため、8月25日、昼飯を食べてからちょっくら行ってみた。
山麓から見た岩谷山
山頂部展望台から、晴れていれば鳥海山も望めるが、今日は雲に隠れて見えなかった。
それでもここからの眺めは迫力が有る。
岩谷山山頂
山頂部のブナやナラの林
山頂からは晴れていれば太平山が見えるはず。こちらも今日は雲隠れ。
花はとても少なかった。
ツルリンドウ
ヤマジノホトトギス
ミヤマウズラ。一本だけ見つけた。
比較的、多かったのはホツツジ、クルマバハグマ(蕾)くらいだろうか。
ホツツジ
ノギラン
ミヤマママコナ
ミヤマママコナ
マルバキンレイカ
クルマバハグマ(蕾)
クルマバハグマは葉の付き方がキヌガサソウにそっくりだ。
しかしキノコは多かった。これは雨が降り続いたせいだろう。
吃驚したのはこの赤いキノコ。
悪名高き猛毒菌、カエンタケだった。
一説では触るだけでも皮膚がかぶれるとか。
案外、身近なところにも有るんだなと知った。
カエンタケ
カエンタケはナラ枯れの林によく発生すると聞いたが、
この山でもナラ枯れの木の根元に発生していた。
また色はこのように黄色っぽいものもあった。
以上。
岩谷山と、筑紫森とのセットで 何回か行ったことありますが
いずれも、春と秋で、この時期には行ったことないです。
低山のせいかあまり、珍しいお花はないですね。
カエンダケ、ムーミンのニョロニョロにそっくり(笑)
この色は、目立ちますね@@
熊さんは大丈夫でしたか?
いつもならば私もこのお山は筑紫森とのセットが多いのですが、
この日は昼になってから急に思い立ったものですから、
ひと山になってしまいました。
カエンタケはナラ枯れと連動しているのか
最近よく報告されるようになりました。
猛毒なので見つけても食べるのはもちろん、触ってもいけないと言われております。
クマさんは怖いですね。最近は山よりも市街地の藪や林の方が危ないようですね。
私の場合、持てる限りの鈴を鳴らしながら歩くようにしております。