(本頁は「冬の岩手山麓を彷徨う。(2016年12月19日)」の続きです。)
12月19日、雫石の帰りに田沢湖に立ち寄り、ヤドリギを見た。
ヤドリギは常緑植物であり、年中生えているが、夏場は宿主の広葉樹の葉が茂り、それに覆われるため、非常に見えにくい。
よく見えるのは宿主の広葉樹が葉を落とした冬場だ。ただし黄や赤の実が付いている姿を見るためには、
晩秋から初冬にかけてがベストとも言える。
此処では一般的なヤドリギ(黄実)の他にアカミヤドリギも混生している。
私の知る範囲では、秋田ではヤドリギを最もよく観察できる場所かなと思う。
別の年に見た田沢湖のヤドリギと近くの風景は・・・
⇒ 「田沢湖畔でヤドリギと秋田駒を見た。(2015年12月24日)」
以上。
公園の桜の木に共生しているのを見つけました。
桜の花が咲く頃です。ブログネタに出来てちょっと
自慢げでした。今年は3年目になりますが、影も形
もありません。行ってしまいました。
ヤドリギは秋田では街中の木にも少しありますが、撮影しにくい場所ばかりです。
街以外ではあちこちで見かけますが、近寄りにくい場所ばかりです。
今回、撮った田沢湖湖畔は数も多く、近寄りやすい場所です。
ただしすぐ近くに某宗教団体の道場?があり、その建物を入れないように写すのにちょっと工夫が必要でした。
鳥が実を食べて媒介すると聞きます。
鳥の群れがよく通るような場所を辿って行くと高率に見つけられるとも聞きました。