アビイ・ロードＢ面のような一日（2025年3月10日）

3月10日は横手（十文字町）の農協に行きました。
そのついでに午前10時頃、実家も掠めています。
実家に来るのは今年になって今回が初めて。
横手地方は豪雪地帯で我が実家の玄関前は冬期間、車を停める場所も無くなるため、
ここ数年、真冬に実家には来なくなりました。
今回のように三月になり、初めて立ち寄るパターンになっております。
昨年、実家の冬仕舞いをしたのは11月12日（こちら）と早かったので、
実家を見るのはちょうど四か月ぶりとなりますか。

実家の前から東側の金峰山を望む。




左から金峰山、男亀森、真人山。りんご三山と呼ぶ人も居ます。




実家と屋敷




上写真の左下、空き地の雪が少なくなっています。
ここは冬期間、道路除雪で出た雪を一時的に貯めておくスペースです
（そのスペースを除雪業者さんに提供する見返りとして、実家屋根の雪下ろしをお願いしております）。
貯めた雪は後でダンプカーに乗せて排雪されます。そのためこの場所は雪が少なくなっています。




今回、実家玄関前には駐車スペースが設けられておりましたが、
それでも人間が家の中に入ることは叶いませんでした。
ご覧の通り、玄関前には雪の壁が立ちはだかっております。
これは屋根の雪下ろしで落ちた雪が積み重なったものです。
近所に住む親せきの話では、
今冬の積雪は一番多い時で１メートルちょっとくらいで例年並みでしたが、
屋根の雪下ろしは１回、場所によっては２回行ったそうです。

 


玄関はこの通りでしたが、家屋の裏側（バスルームの有るあたり）はもう雪が解けており、
一昨年のように水道管は破裂しておりませんでした。

過去の水道管破裂については↓頁を参考下さいませ。
「漏水はわが魂に及び（2023年3月18日）」

 

（右上）家の南側は日当たりが好く、雪はかなり減っておりました。

見苦しい写真ばかり続いて恐縮です。




東側から家を見たら、
隣の果樹園にオレンジ色のヤッケを着た男の人が居て、黙々とりんごの剪定作業をしておりました。
この御方は草刈り画伯でした。




雪の中をツボ足で歩いて、剪定画伯にご挨拶。
ついでに夏場の草刈りも交渉しました
（正式には来月以降、画伯の家に赴き、草刈り料を前払いしての依頼となります）。




ところで今回、表題を「アビイ・ロードＢ面・・・」としたのには理由が有ります。
かつてアナログ盤のレコードにはＡ面とＢ面が有りました。
ビートルズの名作アルバム（ＬＰレコード）「アビイ・ロード」のＢ面は
ジョージ・ハリスンの
「ヒア・カムズ・ザ・サン」（Here Comes The Sun）から始まっておりました。
今朝の実家のあたりはよく晴れて、春の光が燦々とあふれていました。
いかにも「♪ヒア・カムズ・ザ・サン」というような雰囲気でした。
ユーチューブはこちら。




その後、私は農協／ＪＡ秋田ふるさと十文字支店に行きました。







今日、私がはるばる十文字まで来た第一目的は、この農協を訪ねて(-_-;)ある交渉をすることでした。
ある交渉とは（現在、特養ホームに入所中の）母名義の
定期預金の解約、普通預金への移行なのでした。
母の介護施設費用やまだ少し残っている実家の公共料金の引き落としは
ずっとこの農協の預金口座で行っております。
その預金残高がそろそろ心細くなってまいりました。
そのためには同じ通帳に記載されている定期預金を解約し、
普通預金口座に移行しなければならないのです。
今日、農協（十文字支店）に到着し、まずはATMで記帳してみたら、残金は十数万円まで減っておりました。
この調子ではあと一回、施設から引き落としが有ればアウトになるところでした。
(^◇^;)危なかったです。




定期の解約手続きは本人でなく、家族など代理人が行うとかなり面倒なものになります。
数年前に一度やっておりますが、その折はタイヘン難儀しました。
今回もタイヘンだろうなと思いつつ、農協の窓口に行きましたら、
やはり(￣π￣；しんどかった。

ところでこのような状況、交渉をテーマにした音楽はあるのでしょうか。


実は・・・(￣π￣；有るんです。
アビイ・ロードＢ面の３曲目（全体では９曲目）にある
「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー」（You Never Give Me Your Money）
ですが、ご存じでしょうか。
この曲からアビイ・ロードＢ面は小曲がメドレー形式で繋がるようになり、
音楽的にも高い評価を得ておりますが、歌いだしの歌詞は
当時、いや現在でもポップミュージックとしては極めて異色の内容でした。
ユーチューブはこちら。

You never give me your money
You only give me your funny paper
And in the middle of negotiations
You break down
・・・・・・
1-2-3-4-5-6-7 all good children go to heaven

（和訳すると・・・）
君がお金をくれたことは一度もないよね
変な紙切れをくれるだけ
それで、交渉の途中で　きみはダメになるだろ
・・・・・・
1-2-3-4-5-6-7 いい子はみんな天国行き




結局、一時間半かかりましたが、ネゴシエーションは成立しました！！
この時、この曲をふっと思い出したのです。

えがった。えがった。

以降は帰り道で眺めた秋田県南の山々を連ねます。
鳥海山はカスミや雲であまりよく見えませんでした。




山頂部が岩手に属する焼石岳と左手前に真人山。




最後は岩手県境にある真昼岳。

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【3月17日、追記】
3月17日、某SNSを見ていたら次のような広告が出ておりました。



私が3月10日、農協の窓口でのネゴシエーションで(-_-;)難儀した背景にはこの問題も関与しておりました。


以上。