モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

もう紅くない鳥海山(2023年10月24日)

2023年11月07日 | 鳥海山逍遥

(本頁は「紅い鳥海山」の続きです。)

猿倉の集落まで下りて来たら、道路沿いに黄色い花が咲き揃っていた。
この花は北米原産の園芸植物、ヘリアンサス・サリシフォリウス(ヤナギバヒマワリ)。
ゴールデンピラミッド(園芸品種名)と呼ばれることもある。
先日訪ねたうちの横手実家でも咲いていた(⇒こちら)。
折角なので、鳥海山をバックに入れて撮影。







花無しの猿倉鳥海。




猿倉鳥海を堪能した後は、今日の第二目的の八塩山に向かって東へ移動する。

マップ



鳥海山の東側には丘陵地帯が広がる。
その谷あいを走る限り、鳥海山の姿は山の影になって見えないが、例外ポイントが幾つか散在する。
県道70号線(鳥海矢島線)沿いでは、直根(ひたね)地区の田代集落付近と笹子(じねご)峠に登る途中の
二箇所からほぼ一瞬だけ見える。
どちらも山頂部ばかりで裾野は見えないが、最も均整の取れた富士山型だと思っている。

田代集落付近から。



笹子(じねご)峠に登る途中から。



下笹子(じねご)でちょっとだけ国道108号線を走った後は、
県道57号線を走り、
立石峠を越えて羽後町に入る。
その後、県道34号線を走っていると、

牛ノ沢地区からまた一瞬だけ、鳥海山が見える。




ここからの鳥海山もいい形だが、残念、今日は山頂部が翳っていた。

その後、再び由利本荘市(旧・東由利町)に入ると、八塩山が大きく見えてくる。




八塩山ではそのものの紅葉と山頂から眺める鳥海山の眺めの二点に期待していたが、
紅葉はまだほとんど進んでなかった。
しかし山頂台地からの鳥海山の眺めはとてもよかった。



角度としては、猿倉から望むものとほぼ同じだが、
700mの高度があるので、猿倉から見えなかったものが幾つか見えて来る。
鳥海山中腹の紅葉は猿倉から見たものよりも広く見える。







また支峰の扇子森や稲倉岳もよく見える。




ずっと眺めていたいが、そうも行かない。




今日は昼近くになっても鳥海山に雲が湧かなかった。

だとしたら、10月14日行けなかった鉾立まで走って、
西側から鳥海山の雪姿を見ようと思った(10月14日行けなかった理由はこちら)。

八塩山から鉾立に行くには、いくつかのルートがあるが、
今回は、国道107号線を西進、雪車町(そりまち)の手前で左折し、陳ケ森を通って、
国道108号線に移り、(由利高原鉄道)黒沢駅手前で左折、
鳥海高原に向かう市道を南進し、
南由利原青少年旅行村から県道32号線を西進、鳥海パノラマラインを走ってみた。
いずれも鳥海山がよく見えるルートだが、
午後は逆光気味になるため、また風力発電風車が林立するエリアなので、
今回、鳥海山に関してはあまり好い写真は撮れなかった。

ふれあい農場から。



更に悪いことに、雲の量が増えて来た。


鳥海パノラマライン沿いの上坂から。






にかほ市象潟町に入ったら、山頂部が雲に隠れるようになって来た。

象潟町長岡地区から。



象潟町小滝地区から。手前に大きく見えるのは稲倉岳。



この状態では鉾立まで行っても、鳥海山はろくに見えないだろう。

結局、この日は小滝を最後に、秋田市に戻ることにした。

以上。


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