4月20日は朝、保呂羽山に登った後、
午後から秋田市郊外にある低山、岩谷山(366m)に登っている。
行く途中、太平山の連峰が美しかった。
このお山、以前は南山麓の砂子渕集落から直登していたが、
傾斜が急でけっこうしんどかった(以前の登山記録はこちら)。
南山麓の砂子渕集落から見た岩谷山。山頂の岩峰、ブナの木を記憶されたし。
今回は裏側のユフォーレから登ってみた。
こちらのルートは傾斜も割と緩く、道もよく整備されており、楽だった。
花は以前、南面を登った時はシュンランくらいしか見てなかったが、今回のルートもほぼ同様だった。
シュンラン
スミレサイシン
この山にはまわりの山に多いカタクリやイチゲなどスプリングエフェメラルが全く無かった。
またオオイワウチワの葉はいっぱい有るのに、花が全く咲いてなかった点は不思議だ。
ショウジョウバカマ
オオイワウチワの葉
山頂からは太平山(奥岳)が間近に望めた。
太平山(奥岳)1170m
このお山、木の花は豊富だった。
オオバクロモジ
マルバマンサク
タムシバ
タムシバ
ブナの梢を見たら花のようなものが付いていた。
後で調べたら、これは雄花だった。
山頂から南に少しだけ進むと、展望所がある。そこは山麓から見えた岩峰の上だった。
岩峰から南側を望む。
岩峰から南側を望む。
そこからの南側の眺めは壮絶だ。
ここからは鳥海山も見えるが、この日は午後になったら、かすんでしまい、よく見えなかった。
山頂にブナの大木
ブナの洞
下山してから、山麓でトウゴクサイシンの青軸素心を見つけた。
実物を見たのは今回が初めてだった。
トウゴクサイシンの青軸素心
トウゴクサイシン(普通タイプ)
山麓で見つけた猛毒植物ハシリドコロ
以上。
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