machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

金正日が死去

2011-12-19 | Weblog
突然の死亡に義理の弟に暗殺されたのかとちょっと思ったが、何度も病気をしていたので弱っていたのかもしれない。

今後がどうなるか気になるところだ。
我が国の安全保障から見たら、北朝鮮を中国の属国にする訳には行かない。
何とか韓国と平和統一の方向に持って行き、統一朝鮮と日本が同盟を結び台湾とも協力して、対中国の強力なタッグを組まなければならない。

北朝鮮を引き込む戦略を練って、隠密にも公にも行動してもらいたい。
幸い後継者の金正恩はスイスの大学で教育を受け、フランス語・ドイツ語・英語・中国語に堪能で日本語にも多少の知識がある国際的な感覚を持った人物のようだし、母親は大阪で11歳まで過ごしていた在日朝鮮人だからその影響もあり、正恩氏も子供の頃来日している。横田めぐみさんが教育係であったとも言われている。

日本に関心があるし、西洋の自由と民主主義に慣れ親しんでいるので、共産主義や独裁政権への不快感を持っていると思う。日本政府が深い思慮を持って北朝鮮を尊重して外交を展開してもらいたい。李明博大統領に対したような不遜な態度でなく、相手を尊重した慎重な思慮深さが野田首相には求められる。

いまだに韓国の大統領が従軍慰安婦問題を首脳会談に議題として出す事が日本人には理解出来ないだろうが、それが韓国人の感覚なんだと理解しなければならないが、北朝鮮はそれ以上に我が国に対して怨みを持っている事を理解しなければならない。

菊地寛の「恩讐の彼方に」という小説があるが、我が国もあの老僧のような悔恨と贖罪の心境にならなければならないのかもしれない。