「アトムおやじ」の自然農園~自然と遊ぶ~

自然農法研究農園を中心に、天然生活を楽しみながら、いろんなことを妄想していきます。

2種類のトマトの種の取り出し~自然農園~

2019-08-06 21:52:45 | 自然農園

今日は、午前中は雨の予想で自然農園の休みを決めていた。が、9時前にはお日様が顔を出すほどの天氣になってきた。

結局、昼前には雨も降ってきていたので迷う必要はなかったが、一日中、モチベーションが上がらない状態に陥っていた。

そんなことから、これといった話題がない。

で、昨日、自家採種してきた2種のトマトの種を処理をしていたのでその話題だ。

 

兎に角、完熟したトマトを半割して中の種を取り出して水に浸けておく必要があった。

メニーナは、裂果していたが、仲間で避けてはおらず、実はしっかりしていた。

 

が、ブラジルミニは、落ちていた実で、自家採種のしるしをつけたものだったので、腐敗直前だった。

これらの取り出した種は、2、3日、水に浸けて発酵させることで種の周りを覆っているゼリー状のものを取り除くことができる。

そして、その種を洗って、紙などの上に置いて陰干しし、湿らないようにして冷蔵庫で保管すると最低2~3年はもつようだ。

●メニーナ 

今年は、自生え大玉という品種の自家採種の種が隣組連中の犯罪的意地悪で途絶えてしまったことから、メニーナという交配種の種を自然農法センターから取り寄せていた。

育苗では順調だったが、定植後、この自然農園に馴染めなかったのか成長が鈍っていた感じだった。

そのためか、生っていた実の数も少なく、自家採種時点で完熟した実は2個しかなかったという状態だった。

 

このトマトの特徴は、疫病に強く露地栽培に適する桃色中大玉トマトで、病氣の耐性もあり、耐裂果性が強く完熟収穫できるという。

そのためか、露地栽培で少し裂果していたが、完全に割れるようなことはなかった。

●ブラシルミニ

ブラジルミニは在来種のもので、自家採種のものだ。

この品種は、ブラジルの有機農業者の間で自家採種されてきた露地栽培用のミニトマトだという。

今年のブラジルミニは、自家採種の種ということもあって、定植後の成長が良く、沢山の実をつけてくれている。

が、今までの2回の収穫では特徴のない味のミニトマトだというのが率直な感想だった。

 

確かに、実は裂果しないよう。完熟収穫というのは納得だった。

そして、盛夏を過ぎると味がのってくるというので、遅蒔きが良いということだが、これから美味しくなってくるならありがたいし、霜が降りる時期まで収穫ができるというのもうれしいかも。