ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

飛騨・高原川沢上谷

2014年06月29日 | 沢登り
2014年6月29日(日)

天候:曇り時々雨のち晴れ

さてさて、ここ数年はすっかり短くなったグリーンシーズン。
沢初めはいつものここ。
一部昨日のメンバーと合わせて5名で行く。
今回2台の車があったので、1台を上にデポして出発。
出発少し前にパラパラきたが、一時であった。
今日も天候は不安定である。

本流を少し行くと右岸に現れる、ナメ滝。



ここを上がると五郎七郎滝である。
ナメ滝上がる巻きのところに新しいフィックスがあった。


ナメ~


アップ

水量は平水か。


五郎七郎滝手前の滝

ゴロシチは水量少なめに感じる。


五郎七郎滝


集合写真

ここでしばし休んでから、元来た沢を下る。
本流にかかるナメ滝で、懸垂下降。シーズン初めなので。私は昨日散々やりましたが。
途中、団体さんに会う。ここも随分人が増えた。



ナメと小滝を快適に越えていく。



オタマジャクシが、至る所にウジャウジャいた。


赤ナメ

途中、岩盤に鉄が含まれているのか、赤いナメもある。


ナメナメ

ヒタヒタと行く。
そして、また横に逸れて、岩洞滝へ。


岩洞滝

いつもの裏から。



たまに太陽も見えるが、基本曇り。



本流最大の滝、蓑谷大滝へ。


大滝

ここで大休止とするも、通り雨がきた。
早々に巻きに入る。


大滝上のナメ

たまにはこんなことも。



二俣の滝も新しいフィックスが。



この滝を登れば、ナメナメ続き。
一部山から土砂が堆積していた。


ヒタヒタと


ラスト~

楽しいとすぐだね。もう終了地点間近。



今シーズンもいい沢初めが出来た。
次はどこ行こうかしら。。。





北ア北部(立山)・別山(2874m)~真砂沢

2014年06月17日 | BCスキー
2014年6月14日(土)~15日(日)

立山は、スノーシーズン初めの初冬と夏、秋のシーズンしか行ったことがなかった。
この残雪期は初めてである。
FB友や各小屋などの情報からまだまだ行ける感じである。
金曜に夜勤明けで、自宅を昼に出発し、平湯の森で一風呂浴びてから立山駅へ。
今回4名の予定であったが、諸般の事情により、立山周辺で働いていたよーさんと2名である。
富山へ入ると雨模様。
セブンで買い出しして、空き空きの立山駅駐車場で車泊。

第1日目

天候:曇り

朝のうちもまだ天気はパッとしない。
ゆっくり2本目で出発する。


立山駅

まだ空いている。11月とは大違いですね。


美女平

ここで少し人が増えた感じ。
それでもハイシーズンに比べたら。。。
スキーヤーもチラホラ居られる。
ガスの中、ブナと立山杉の道を行く。雨は落ちていない。
雪の大谷も一番高いところ一部10m残っていた。


室堂

室堂に着き外へ出てみると、ガスの中だ。気温は3度。風もある。
よーさん、センターへ室堂のお母さんにご挨拶。
お言葉に甘えて、警備隊にご挨拶してお母さんのところで休憩。


山岳パトカー

ガス待ちするも回復はない。
雨は降っていないので昼前に出発した。


県警キャット

外にはかわいらしいキャットが停まっていた。


室堂山荘

山荘までは、結構人が来ている。
心配していた称名川源頭部は、雪がたっぷりであった。
荷運びにもキャット使っている様で、キャタピラの車道が雷鳥沢ヒュッテ方面まで繋がっていた。


源頭部

どこでも行けそうですな。室堂山荘裏から雷鳥平まであっという間でした。


雷鳥沢方面

2カ所川は口を開けていたが、問題なしであった。
雷鳥平に着くと、雷鳥沢下部のガスはとれてきた。
スキーヤーズライトに2名と沢芯に1人上がっていた。
我々はスキーヤーズライトを上がる。途中休憩を入れていると、室堂方面も綺麗に見えてきた。


室堂方面

現在地獄谷の活動が活発であるが、ここまで硫黄臭が来ていた。
頑張って上がって行くと、ガスの切れ間から本日の宿、剣御前小屋が見えてきた。


剣御前小屋

上部のトラバースは、雪が切れていた。
風は強く、雲も流れてきて剱岳は見えずであった。
剱沢でも1本という状況でなかったので、小屋でのんびりする。
というか、爆睡してた(笑)
夕食時もガスは流れてきており視界不良。太陽が落ちてから少し天候も落ち着いた様である。
よーさんのお陰で剣と剱沢が一望の部屋であったが、私はいつものごとくまたまた爆睡していた。
山はよく寝られる。


第2日目

天候:晴れ

今日は、約束されたピーカン。
登山者は、4時頃には出発していった。
スキーヤーは、他に2名おり4名で朝食。
部屋からは、朝日があたる剱岳が素敵であった。


ちゅ~るぎ


ご来光と別山北峰

朝食前、外へ出てみた。


奥大日と大日岳


室堂方面

これでもかという天気である。
朝食後、2名のおじさま達は速攻準備して別山方面へ。
我々も跡を追う。


泊まった部屋と別山への登山道

登山道は雪はないので、シートラで上がる。


剣御前小屋

少し上がると景色は絶景である。


室堂方面


剱沢と剱岳


立山三山

三山の中央の一番高い大汝山の所に、昨日公開になった「春を背負って」のロケ場所、大汝休憩所がある。(菫小屋)
まあリアル春を背負ってだねと話しながら別山へ。


別山山頂

山頂からの景色もすばらしかった。
そして、今回の目的の真砂沢。素敵なカール状地形である。


山頂から真砂沢上部

山頂からは、ノールになっており下見えず。
とりあえず行くだけ行ってみた。


山頂すぐの斜面

斜度あるが、雪質が快適ザラメで素敵である。が、、、、すぐ下が切れていた。。。
スキー脱いで少しトラバースして、仕切り直し。
先行者はここから行った様である。


仕切り直し

カールの底まであっという間。


真砂沢上部

山頂を振り返ると、もう少し東の斜面へ行けば雪が繋がっていた。


カールから山頂方面


真砂乗越

鹿島槍ヶ岳と五竜岳を正面に見ながら雄叫び滑降。



まだまだ雪たっぷり。


沢中間部付近

沢は左へ少し曲がっており、下りていくと徐々に白馬三山など見えてくる。
このロケーションはたまらない。


上部を振り返る

この後同じような風景の写真であるが、白馬連峰を見ると違う場所であることがわかる。


中間部


中間部下部

素敵なU字渓谷ですね~
雪質も少し重くなるも滑りやすい。


中間部から振り返る

下部は少し岩が転がっていたりもしたが、支障はない。
滝があるであろう場所は少しクラックが入ってきていた。


沢下部

剱沢出合が見えてきた。


剱沢出合

ここまで標高差1000mちょっと。30分くらいで下りてきてしまった。
随分写真撮ったりしていたのだが。
さて、ここから剱沢の登り返しが待っている。
真砂沢ヒュッテは屋根などが出ていた。


出合から剱沢

長治郎谷の辺りに先行者がいた。


長治郎谷

長治郎谷もたっぷりの雪である。数年前に上った右の八ッ峰、左の源次郎尾根もだいぶ雪は解けたがいい感じである。


八ッ峰マイナーピークと源次郎尾根下部

長治郎谷出合で一本入れて平蔵谷出合を目指す。



スケール感がつかめず、見えていてもいつまで経っても着かない。。。


平蔵谷

平蔵のコルまでバッチリ雪がある。
何れ行きたい、大脱走ルンゼは、山頂下が少し途切れている様であった。
先は長いので先を急ぐ。


剱沢小屋手前

このカーブ曲がると剱沢小屋であるが、さっぱり着かない(笑)
振り返ると、ちゅ~るぎ!!



少し雲出てきたか。登りに入って吹き下ろしの風が心地よく、いい感じで登ってきていたが、
この辺りで風止むと、暑いこと。


小屋の石積み

石積みようやく見えてきたよ~


剱沢野営管理事務所

診療所と常駐隊がいる小屋も出ていた。この上にテントが3張りあったが、人の気配なし。


剱沢上部

やっと、朝ドロップした別山が見えてきた。


振り返ると ちゅ~るぎ!!

たまに振り返って剱岳見ながら、エッチラホッチラ



御前小屋見えた~ 標準タイムより少し早いくらいで到着。ヘロヘロ君。
ここでデポした荷物とジュースいただいて、雷鳥沢へ向かう。
このジュースでだいぶ蘇った。


雷鳥沢ドロップポイント

夏道を少しスキー担いでいく。


雷鳥沢上部

午後でもそんなに雪腐らず快適滑降。
あっという間に雷鳥平手前に着く。ここでシール張って、称名川沿いを上がる。
一ノ越方面から登山者が多く下りてきているのが見える。


立山三山

山崎カールもいい感じですね~


称名川源頭部

この辺、昨日は気がつかなかったが、硫黄蒸気で黄色っぽくなっていた。
一登りで一ノ越からのトレースと合流。
室堂駅へ向かい、バスに乗る。
サッカー気になっていたが、残念な結果となっていた。

この時期に1000下るのは貴重である。
雪質、面もよかった。噂に違わぬ素敵な真砂沢でした。
しかし、登り返しは効き目満点(笑)

これで、13-14スノーシーズン板納めかな??
















乗鞍・剣ヶ峰(3026m)

2014年06月04日 | BCスキー
2014年6月4日(水)

天候:曇り

明日から梅雨入りしそうな勢いだ。
1ヶ月予報だと遅れるみたいなこと言っていた様に思うが・・・
これからの山行は、1年で一番天気読みに気を遣う。
当たる時もあれば外れもありで、これはこれで面白い。
さて、その前に軽く1本。

昼過ぎくらいまでは何とか天気が持ちそうだ。
そして、今回は今シーズン初の乗鞍へ。いつもは近くなので厳冬期でも行っていたが、
最近は、平湯ばかりでこちらへ来ていなかった。
いつでも来られると言うのもあるが。

1発目のバスは7時過ぎだが、ゆっくりと次の9時のバスで行こうか。


観光センター駐車場

初めて観光センターから乗る。いつもは三本滝。
辺りは、レンゲツツジが綺麗である。



バスにはスキーヤー1人のみで、あとは観光客であった。
10時半前に肩の小屋入口着。
雪は、例年より多い様に思う。昨年などあったクラックなどもまだ見られない。


雪渓入口から上部

雪は腐っており登りやすい。


雪渓中間部から

この辺来ると綺麗な雪が見られる。数日の間に降ったものか。


稜線

時折太陽も出るが、下を見たら・・・


ガス上がってくる

途中で朝一の人たちが続々下りてきた。


朝日岳


蚕玉岳から剣ヶ峰

蚕玉岳と剣ヶ峰の雪渓もクラックもなく綺麗に繋がっていた。
ここは斜度も適度にあり、滑り応えもある。帰りはここ滑ろうっと。
剣ヶ峰の少し下まで雪は繋がっていた。


剣ヶ峰手前

ここからはスキー脱いで一投足。


山頂の社


剣ヶ峰標識

風はそんなにないが、濃いガスが上がりだしてきた。
トッとと下りますか。


権現池

今日は、今まで行ったことないところ行こうと思ったが、ガスが。。。
ドロップする段になって、下が見えなくなるも、少し待ちで一気に下りる。
10分ちょっとで、バス停へ。
この辺りは、まだガスかかっておらず。
位ヶ原山荘まで下りようと思ったが、人が多いためここからバスに乗ることにした。
ちょいと物足りなかったが、雪質もよくいい感じで滑られたので良しとしよう。

いつもの銀山荘でご挨拶がてら温泉浸かり、帰路につく。

まだまだ滑りますよ~???天気次第ですけど(笑)

SUBARU XV 車中泊快適化計画

2014年06月02日 | 
2014年6月2日(月)

今までお世話になったジムニー君を手放し、消費税アップ前にXVを購入。
ほぼ、交渉もせず即決であった。
その経緯はまた後ほど。
4月21日に納車から1ヶ月ちょっとであるが、すでに4700kmと過走行車まっしぐら。
インプレもまた後ほど。

さて、ジムニーの時も試行錯誤しながら、快適に車泊出来るかやってみた。
結果、このブログの快適化計画に至った訳であるが、今回は出費をなるべく抑えるべく
快適化を図ってみた。
すでに11泊してみての現在の形である。

まずは、サンシェード(ウインドシェード、マルチシェード)である。



ちょっと太陽光の関係で見にくいかもしれないが、全窓にシェードを作ってみた。
ジムニーの時は、静岡のA車の製品を買ったが、このXVもここだけ出しているが、
全窓3万弱と少々お高い。
ところが今回は、3千円くらいで作った。

1.まずは新聞紙で型紙を作る。
  ※フロントなどはデカいため1枚では足らず付け足した。

2.ダイ○ーで、180×90の薄い銀マット3枚購入
  ※厚いキャンプマットでも作れる。きっちり作れば吸盤など入らないと思う。
   しかし、厚くてかさばる。

3.型紙はきっちりでないので、少し大きめにカット。
  ※銀マット2.5枚分で作ることが出来た。余ったのは補修用に使おう。

4.フロントのルームミーラーの所は、切れ目を入れた。
  ※切れ目を白のガムテープで補強。上部は試行錯誤の結果、ダイ○ーのマジックテープを使って脱着可とした。

5.ネットで日本製の吸盤購入。最終的に40個使った。
  ※リングは、ダイ○ーで。
  ※フロントの黒のボツボツがある部分は、付かないので注意

6.吸盤取り付け穴の作成
  ※先の白のガムテープで補強して穴を空けた。鳩目リング使おうかと思ったが、うまくいかず。

少し余分にカットした分、いい感じで装着完了。
夜、室内明かりをつけてみたが、カーテンの様に透けることはない。明かりがついているのはわかる。
外が明るくても爆睡は可能であった(笑)

最近登山口などでXVを見るが、皆さん汎用品を応用して使っている様であった。
しかし、ジャストフィットのシェードは嵩張らないしいい感じである。
GP系のインプレッサスポーツでも同サイズなので使える。
信州中部の近くの方なら型取りにレンタル可。まずはメッセージを。

次は、就寝スペースである。
確かに、ワンボックスやステーションワゴンの様に広くはないが、ジムニーよりは広いので何とかなるでしょう。
荷室との段差も気になるところだ。アウトドア意識した車ならこの辺をもっと意識して設計してほしいものだ。

運転席、助手席は完璧にはフラットに倒れないので、NG。

まずは後部座席を倒す。



計ってみると、大体こんな感じである。ミリミリ計っていないので大雑把です。
ちなみに単位は、cm
幅は充分であるが、奥行きが140cmと厳しい。高さは私なら問題なし。
ちなみに私は、身長165cm
あと、段差だが6cmと気になるところだ。ハイブリッドは電池分高くなり3cm位。



後部座席ヘッドレストとセンターコンソ-ルボックスの間が、15cmと狭い。
ただ、センターコンソールの上の部分が前にスライドするので、これを利用。
助手席の後ろは、40cmちょっとのスペースがとれる。このところに荷物置けば良いが、
私の持って行く山道具などでは、いいものがない。クーラーボックスなど置いている人もいるが、
普段は、あまり使わないので邪魔である。
そこで、洗車用の足場など考えたが、最終的にキャンピングチェアーとなった。



これを、置いてみると完全には開かないが、この上に着替えなど入れたバッグ程度でいい枕になる。



あと、二人寝ることも可能。他にも外で食事したり、靴履いたりするのに使用している。
よって、小さなキャンピングテーブルも買ってしまった。これは近所のカイン○で購入。

そして段差であるが、これもネットでいいもの見つけた。
6つ折りの1m×2mのマットである。



このマットの厚みは3cmであるが、写真の様に3段重ねにしてちょうど。
高さも幅もジャストフィットだ。
現在使用している時は、大きいビニール袋に入れて防水対策をしている。
この上に、荷室の下にある工具などを覆っているフタを載せる。



そして、ここがポイントであるが、フタの前方にある堅い部分


堅い部分

これを少し前にする。後部座席とマットの間にちょうど載せる感じだ。
これで凹みがなくなる。
寝て起きるとずれる時があるので、これもマジックテープで固定する。(←これはまだ施工前)
そして、ラッゲージマットを載せて、



ほぼ完璧にフラットになる。
そして、エアマットをひく。私の場合、山で使っている140cmのものを使っている。
これでフラット部分にキッチリ。180cmのものでも、キャンピングチェアーの上に載せれば問題なし。



あとは、キャンピングチェアーの上に着替えなど入れたバッグで枕代わりにする。
そして、シェラフをひけばぐっすり眠れる。
私は165cmで真っ直ぐドンピシャ。それ以上の方は、少し斜めにすればいいだろう。



荷物を、運転席、助手席に移せば2名就寝可能である。
ほぼフラットなので頭と足を逆にしてもいいかもしれないが、まだこれは試していない。
またその辺のインプレは後ほど。

基本、山ヤなので涼しいところで車泊ですが、これから海辺での対策も考えていきたいなと。

これまでで、ご意見、ご質問などありましたら遠慮なくメッセください。
よりよい就寝環境を構築していきたいと思います。














  

北ア北部・湯俣

2014年06月02日 | 山歩き
2014年5月31日(土)~6月1日(日)

天候:両日ともピーカン

この2日間は、天候も安定しピーカン確実。
本当は、登って、滑ってをやりたいところだが、どうも心身共に疲労がたまっている。
こんな時はここ。

まだ夜も明けきらない中、出発。
七倉へは、40分くらいで着いた。早朝だからね。
車は1台もいない。


七倉山荘

山荘でご主人に今シーズンもお世話になりますとご挨拶したいところだが、
まだ明るくなったばかりだ。
叩き起こすわけにもいかないので、こっそりと出発する。
当然タクシーもいない。この時期は、たしか6時半にならないとゲートは開かない。


高瀬ダム

ロックフィルダムのつづら折れを登る。
ダムの上に着くと残雪の烏帽子岳と不動岳が姿を現す。


ダム上

しばらく行くと針ノ木岳も見えてくる。
ダムの水は、だいぶ少ない。


ダム湖末端から針ノ木方面

登山道をどうも補修工事やっているらしく、資材などがある。
登山道入って少しで名無避難小屋


名無避難小屋

道沿いには、初夏の花が咲いていた。


ツマトリソウ

一部雪も残っていたが問題なし。



湯俣が近づいてくると、独標と槍ヶ岳が見える。


独標と槍の穂先

雪もだいぶない感じである。

青嵐荘は、まだ営業前でひっそりとしている。
裏の冬季小屋は使われた形跡があった。


青嵐荘入口

誰もいるわけでもなく、また来ないだろう。
数キロ四方誰もおらず。これが自然に身を置くということであろう。
周りには熊五郎や鳥や虫達しかいない。
近いといえば燕山荘に人がいるくらいか。
テントを張って、さて何しようか?
今日は寝たければ寝て、食べたければ食べる。自然の流れに身を任せる。
まだ時間的には朝だ。
とりあえず、憤湯丘&温泉だな。


水俣川と湯俣川の合流部

水俣川の方が水量多い感じだ。しかし、雪代の割には少ないと思う。
湯俣川も流れが少し早いが水量は、夏と同じ感じである。
憤湯丘行く途中にいい源泉がある。


源泉

これは強烈熱いので触らない方がいい。この少し下流でも熱いくらいだ。
この少し下にいい感じになるところがある。ここを少し掘れば快適に入れるだろう。
少し先に行くと憤湯丘。ここに来るまでの間に足跡がいくつか残っていた。


イワカガミ

近くの土手にはイワカガミが点々と群落している。


憤湯丘

数ヶ月ぶりに憤湯丘に再開。下部の湯量が増えている様に思う。
さて、再会果たしたら温泉、温泉



ここは砂が溜まっているだけなので、手ですぐに掘れる。
半身浴出来る程度までスッパで工事。


注意:見苦しい写真なので食事中の方、裸が嫌いな方、ようさんの見苦しい姿を見たくない方はクリックしないでください(笑)

念のため間違ってクリックしても修正してあります。

浴槽工事の前に少し上流の水の流れを変える工事をした。これで水量調整し、快適温度で入れる様にする。
何カ所か工事して、のんびり湯につかる。
大自然の中の湯はほんに気持ちええ~
ここ天然温泉にしては大きめの浴槽である。

1時間も入っただろうか。テン場へ戻って早めの昼食。
その後、読書しつつお昼寝。
お昼寝後、対岸の登山道に3人組のハイカーが見えた。こんな時でも来るんだな~と見送って、
また午睡。。。次起きた時は、2人組がテント張っていた。びっくり。
しかし虫増えてきたが、刺し系の虫はいないので安心。
読書の続きして、腹減ったので飯食って、下界はまだ夕方だが、寝たくなったので寝る。
夜中に起きた時は、空は満天の星空☆☆☆
頭が冴えてきてしまったので、まだ明け方にもならないが撤収して暗い中、ヘッデンで帰ることにした。


夜明けの針ノ木方面

今日は慎太郎祭だな~などと思いながらトボトボと歩く。
しかし人はうじゃうじゃだろうな~などとボチボチ歩きながら七倉へ。
山荘に挨拶もままならない時間なので、トッとと帰ることにするか。

大好きな湯俣。意外や意外人が来たが、大好きなところには間違いない。
今シーズン何回来るかな?

その時挨拶しよう。