2014年9月14日(日)
天候:晴れ
三連休は、天気良かったですな。
地元、北アルプスは大賑わいだったようで。
こちらはというと、12日川崎でオールナイトのライブ。その足で谷川まで来た次第。
2日間の予定で沢入ろうと思ったが、このところメジャーな沢や山などばかりで、
どうも第六感が鈍っている。今回も鈍りすぎてほとんど記録のない沢へ行ってきました~
白毛門の登山口で車中泊。車はそこそこ停まっているが、三連休の割には少ない。
ところが朝起きてみると、満車御礼という感じ。
駐車場
買ってきた朝食とって、出発しようと思ったら通り雨。。。
しばし車で待機し、止むのを待つ。すぐ止んだが。。。
今日は、ソロなので気楽だ。
登山道を少し行き、登山道が平になったところで踏跡から入渓する。
東黒沢は、途中で分かれる白毛門沢へのアプローチで3,4回目か。
ナメが綺麗である。
ハナゲノ滝
鼻毛が飛び出ているように見えるのか、名前の由来はわからないが、面白い名前である。
右岸を登って行く。ここは右岸に立派な巻きもあるが登れないこともないので。
その先もウォータースライダーの出来そうな所を通過していく。
最近はこの辺りで、キャニオンニングと称してボロもうけしているようだ。
白毛門沢出合
左に行くと白毛門沢。いつもは左だが、今回は右へ行ってみる。
今回遡行図は持っていない。地形図と山と高原地図とコンパス。GPSもなし。
とりあえず、ウツボギ沢への乗越目指してみようと前進。
右に入ってから最初の滝。
思ったより、水温は高く朝でも冷たくない。それが助かった。
2つ滝を越すとゴーロぽくなり、その先に瀞があった。
これは、そんなに深くないのでそのまま行けそうであったが、右を巻ける。
瀞の先で、左に屈曲して滝がかかっていた。
その後も手頃な滝が現れる。少し滑っていやらしいのもあった。
しばし行くと二俣。ここで何を間違えたか右に行ってしまった。
地形図での自分の地点と現在地を思い間違えていた。この時コンパスを当てるべきであった。
勘違いほど恐ろしいものはない。その気で登って行くととんでもないところに出ることもある。
金山沢最初の滝は、逆くの字。
一見登れそうもないが、右の水流際と倒木利用で登れた。
遡行図持っていたら、こんな滝は出てくるはずもないのだが。。。(笑)
その後もナメは続き、次の滝。
これは左の壁を登ったか。最初の一手のムーブわからず、あーだこーだやっていたが、ドンピシャみつかったら
あとはサクサク。ヌメヌメ注意だが。やはり最近クライミングやっていないので、ビビッとすぐに登れなかった。
その後は、また二俣。これ左行く。
奥の二俣
徐々に源頭部の様相を呈してきた。小粒ながらも手強いナメ滝もあった。
ふと後ろを見ると、一ノ倉沢の岩壁が。この時点ではあれっと思ったが、とりあえず詰めてみましょう。
水が切れてからだいぶ登った。しかしブナが綺麗である。
藪が比較的薄くて良かったが、ひたすら稜線めざし獣道らしきところを行く。
稜線に出ても樹林で、周囲見えず、高いところを目指す。
いきなり、上州武尊が見えて、あちゃ~という感じである。
上州武尊山
とりあえず現在地特定。
・1482の南にいるようである。
白毛門もだいぶ向こうに見えるし、目的地もだいぶ離れている。
白毛門から朝日岳
この方向の写真は滅多にお目にかかれないであろう。
この稜線には登山道なく、冬ルートとして紹介はされているが、ここへわざわざ来る人もいないであろう。
谷川岳
そういえば、現在地から南西方向に池が見えた。あの辺は雰囲気も良さげで、いずれ行って見たが
ヤブコギ必至であろう。
このまま下っても面白くないので、・1482mめざし、ヤブコギ練習。
樹林帯は良かったが、ピーク近くは、トウヒかその辺の低木がハイマツのように生えており、
シャクナゲも登場でなかなかレベルの高いヤブコギになった。
ピークからは上記の写真の展望である。
そこから方向間違えないように、トウヒ激ヤブコギしながら下る。
樹林帯の中に入って一段落であった。その先のコルから下る。
当初は、藪であったが、すぐに水が出てきて沢らしくなってきた。
そんなに難しい滝もなく、ドンドン下る。
この滝の先からはナメの沢になってきた。本流合流も近そうである。
その先に何があるかワクワクするが、みなイージーなものであった。
このドキドキ感が何ともいえない。
程なく、本流へ合流。
出合
金山沢分岐より少し上のはずだ。この先もナメの綺麗な沢が続く。
そして、金山沢出合。
朝来た時と水量が圧倒的に違う。これは通り雨のせいだ。
これで、一周してきたことになる。いろいろ勉強になった。
あとは、来た本流を下る。たまには沢下降もやっておかねば。
白毛門沢の下にはキャニオニングのお姉さん達いるかと思いきや静かなものであった。
ハナゲは巻き道を下り、その先にキャニオニングの方々が遊んでいた。
その後も午後の部の人たちか?続々とパーティーが上がっていった。
そしてこちらは、駐車場へ。帰りは左岸の道を帰った。
いつもの温泉行こうと思ったが、ゲロ混み。水上周辺は混んでいるようであったので、ちょっと離れてみたら
空いているいい温泉発見。のんびりと湯に浸かり下界へ下りると、関越事故通行止め。
下道も沼田へ入ると、R17は当然のことながら裏道も渋滞で、疲れてやっと昭和IC近くの道の駅。
ここで車泊して、翌日は前から行きたかった宝川温泉で一日中湯に浸かり、まったり休日を過ごしたのでした。
今回は、次回に繋がるいい訓練沢旅となった。
天候:晴れ
三連休は、天気良かったですな。
地元、北アルプスは大賑わいだったようで。
こちらはというと、12日川崎でオールナイトのライブ。その足で谷川まで来た次第。
2日間の予定で沢入ろうと思ったが、このところメジャーな沢や山などばかりで、
どうも第六感が鈍っている。今回も鈍りすぎてほとんど記録のない沢へ行ってきました~
白毛門の登山口で車中泊。車はそこそこ停まっているが、三連休の割には少ない。
ところが朝起きてみると、満車御礼という感じ。
駐車場
買ってきた朝食とって、出発しようと思ったら通り雨。。。
しばし車で待機し、止むのを待つ。すぐ止んだが。。。
今日は、ソロなので気楽だ。
登山道を少し行き、登山道が平になったところで踏跡から入渓する。
東黒沢は、途中で分かれる白毛門沢へのアプローチで3,4回目か。
ナメが綺麗である。
ハナゲノ滝
鼻毛が飛び出ているように見えるのか、名前の由来はわからないが、面白い名前である。
右岸を登って行く。ここは右岸に立派な巻きもあるが登れないこともないので。
その先もウォータースライダーの出来そうな所を通過していく。
最近はこの辺りで、キャニオンニングと称してボロもうけしているようだ。
白毛門沢出合
左に行くと白毛門沢。いつもは左だが、今回は右へ行ってみる。
今回遡行図は持っていない。地形図と山と高原地図とコンパス。GPSもなし。
とりあえず、ウツボギ沢への乗越目指してみようと前進。
右に入ってから最初の滝。
思ったより、水温は高く朝でも冷たくない。それが助かった。
2つ滝を越すとゴーロぽくなり、その先に瀞があった。
これは、そんなに深くないのでそのまま行けそうであったが、右を巻ける。
瀞の先で、左に屈曲して滝がかかっていた。
その後も手頃な滝が現れる。少し滑っていやらしいのもあった。
しばし行くと二俣。ここで何を間違えたか右に行ってしまった。
地形図での自分の地点と現在地を思い間違えていた。この時コンパスを当てるべきであった。
勘違いほど恐ろしいものはない。その気で登って行くととんでもないところに出ることもある。
金山沢最初の滝は、逆くの字。
一見登れそうもないが、右の水流際と倒木利用で登れた。
遡行図持っていたら、こんな滝は出てくるはずもないのだが。。。(笑)
その後もナメは続き、次の滝。
これは左の壁を登ったか。最初の一手のムーブわからず、あーだこーだやっていたが、ドンピシャみつかったら
あとはサクサク。ヌメヌメ注意だが。やはり最近クライミングやっていないので、ビビッとすぐに登れなかった。
その後は、また二俣。これ左行く。
奥の二俣
徐々に源頭部の様相を呈してきた。小粒ながらも手強いナメ滝もあった。
ふと後ろを見ると、一ノ倉沢の岩壁が。この時点ではあれっと思ったが、とりあえず詰めてみましょう。
水が切れてからだいぶ登った。しかしブナが綺麗である。
藪が比較的薄くて良かったが、ひたすら稜線めざし獣道らしきところを行く。
稜線に出ても樹林で、周囲見えず、高いところを目指す。
いきなり、上州武尊が見えて、あちゃ~という感じである。
上州武尊山
とりあえず現在地特定。
・1482の南にいるようである。
白毛門もだいぶ向こうに見えるし、目的地もだいぶ離れている。
白毛門から朝日岳
この方向の写真は滅多にお目にかかれないであろう。
この稜線には登山道なく、冬ルートとして紹介はされているが、ここへわざわざ来る人もいないであろう。
谷川岳
そういえば、現在地から南西方向に池が見えた。あの辺は雰囲気も良さげで、いずれ行って見たが
ヤブコギ必至であろう。
このまま下っても面白くないので、・1482mめざし、ヤブコギ練習。
樹林帯は良かったが、ピーク近くは、トウヒかその辺の低木がハイマツのように生えており、
シャクナゲも登場でなかなかレベルの高いヤブコギになった。
ピークからは上記の写真の展望である。
そこから方向間違えないように、トウヒ激ヤブコギしながら下る。
樹林帯の中に入って一段落であった。その先のコルから下る。
当初は、藪であったが、すぐに水が出てきて沢らしくなってきた。
そんなに難しい滝もなく、ドンドン下る。
この滝の先からはナメの沢になってきた。本流合流も近そうである。
その先に何があるかワクワクするが、みなイージーなものであった。
このドキドキ感が何ともいえない。
程なく、本流へ合流。
出合
金山沢分岐より少し上のはずだ。この先もナメの綺麗な沢が続く。
そして、金山沢出合。
朝来た時と水量が圧倒的に違う。これは通り雨のせいだ。
これで、一周してきたことになる。いろいろ勉強になった。
あとは、来た本流を下る。たまには沢下降もやっておかねば。
白毛門沢の下にはキャニオニングのお姉さん達いるかと思いきや静かなものであった。
ハナゲは巻き道を下り、その先にキャニオニングの方々が遊んでいた。
その後も午後の部の人たちか?続々とパーティーが上がっていった。
そしてこちらは、駐車場へ。帰りは左岸の道を帰った。
いつもの温泉行こうと思ったが、ゲロ混み。水上周辺は混んでいるようであったので、ちょっと離れてみたら
空いているいい温泉発見。のんびりと湯に浸かり下界へ下りると、関越事故通行止め。
下道も沼田へ入ると、R17は当然のことながら裏道も渋滞で、疲れてやっと昭和IC近くの道の駅。
ここで車泊して、翌日は前から行きたかった宝川温泉で一日中湯に浸かり、まったり休日を過ごしたのでした。
今回は、次回に繋がるいい訓練沢旅となった。