ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

中ア・木曽駒ヶ岳(2956.3m)

2012年05月28日 | BCスキー
2012年5月26日

天候:晴れ
メンバー:あーさん

今回は昨年に引き続き、中央アルプスに行ってみた。
昨年は、三ノ沢岳がメインであったが、今回は木曽駒周辺を滑ってみた。
昨年より一週間遅いが、はたして雪はどうであろうか?

あーさん参戦急遽決まって、土曜の朝集合とするが、得意のヤツで1時間遅れ。。。(笑)
朝一バスは、ボーダーさんとか多くの人が行くが2本目からは空いていた。
ロープウェイに乗って千畳敷に降り立って周囲を見ると、昨年より一週間遅いにもかかわらず
雪の量は多い。昨年は繋がっていなかった所が繋がっているし、天狗沢もノドの部分が広い。


千畳敷カール

スキー場は、結構人がいる。八丁坂も多くの登山者が登っている。


千畳敷スキー場

ホテルから少し下ってシール装着。
ここでクトーもつけてしまう。雪は多少緩んでいるが登りやすい。


乗越浄土手前

乗越の手前でジグをきる。乗越で一本入れる。
今日は富士山はじめ南アルプスやら360度の大展望だ。


中央アルプスの山並み


各山荘

宝剣山荘は先行にボッカさんが二人いて荷をあげていた。
結局スキーは中岳まで行けた。少し強引に行った所もあるが。。。
昨年行った三ノ沢岳も雪が多く、良さそうである。何人か行っているのであろう。


三ノ沢岳

三ノ沢岳・・・いい山ですな。主稜線からはずれても存在感があります。
また行こうっと。


中岳山頂


・2911と伊那前岳

中岳からは、夏道を行く。
すでに登頂を終えた人達とすれ違う。

御岳もきれいに見えてきた。


御嶽山

夏の岩ゴロゴロから雪の直登になると少しで山頂だ。


山頂にて


木曽側神社

お参りして、北側の細尾沢を覗くといい斜面がある。
雪もいい感じで繋がっており是非滑ってみたいと思うが、この先の細尾大滝の処理を考えなければいけない。
軽く食事して、温かかったので少しのんびりして景色を楽しむ。
さて、腹ごしらえしたら行きますか。
山頂からは南東面のまったりカールを行く。1カ所だけ雪繋がっていた。


南東カール

超まったりであるが、雪も程良く硬くいいザラメでスキーもよく滑る。
ふと横を見ると虹が出ていた。


レインボー

カールの底から駒飼ノ池のカールへ滑り込む。
これがまたいい斜面で。。。どうもすみませんという感じ~(笑)


カール上部

でっかく大回りターンかます。雄叫び上がる(笑)
この先、少し斜度ありだが広いので問題なし。


カールの底へ

ただ、クラックが入り始めていた。適度な所でカールをトラバース。
ここから和合山方面へ登り返す。カールの底行けば、宝剣山荘であるが。


山荘と虹

朝一行けたら、伊那前岳から架線沢行きたかったが今回は見送り。
・2911と和合山の間の斜面を千畳敷に下りることにする。


稜線から千畳敷カール

これがまたいい斜面で。30度少しで雪もそんなに緩まず快適ターン。
また下の千畳敷に滑り込むのもいい。


斜面途中から宝剣岳

あっという間に千畳敷に着き、スキーをまとめてロープウェイに乗る。
今回のルートもお手軽で結構楽しめた。また、初級者とかにもいい練習になると思う。

今回はいつものこぶしの湯でなく、駐車場近くのこまくさの湯に入湯。
ここ千畳敷が見えて景色はいい。
その後は、ガッツリ食べたかったのでガロでミックス丼いただき帰路につく。

さて、これで板納めとするかもう一本行っちゃうか。。。迷いどころだ。




西上州・丁須の頭

2012年05月23日 | 山歩き
2012年5月20日

天候:晴れのち曇り
メンバー:Yuky

この日は、武尊山か妙義あたりかと思っていたが、Yukyが来てくれるとのことで、
Yuky好みの妙義にした。昨年表妙義行ったので、何年振りに丁須の頭へ。
朝はゆっくりめに出発して裏妙義国民宿舎へ。
ここを起点に周回ルートをとる。


国民宿舎

ここから、林道を少し行き右の丁須の頭への直登ルートをスルーして、中木川左岸を行くのだが、
看板見過ごしが看板見逃し、その先の林道ドン詰まりまで行ってしまう。
少しなのでよかった。この中木川左岸の道は私の地図には記載なかった。
登山道はしっかりした道であるが、杉林で暗い。
トラバース気味に登って行くが、単調で飽きる道である。
国民宿舎から2Pで三方境着。


新緑がきれい


三方境標識

誰もおらず静かだが、高速の音が聞こえてくる。
ここから、樹林帯を登ると風穴尾根の頭へつく。
稜線は細くなり段々面白くなってくる。ペラペラの壁の様な岩などあり面白い。







烏帽子岩など岩峰は基本的に下を巻く。巻きが長く鎖場も多い。
人工物の足場があるトラバースは、人工物がイマイチ信用ならなく怖い。


トラバース





赤岩を越えると丁須の頭へのチムニー。


チムニー

ホールド豊富で鎖ついているが、楽しく登れる。
そこからすぐで丁須の頭。


丁須の頭

相変わらずにキノコ岩がちょこっと立っている。ここの下まではあっさり行けるが、
キノコちゃんは少しハング気味で、念のためロープ出す。
登山靴だと見た目より難しく感じる。
Yukyリードで頑張って行く。最初の一歩が核心か。
上は程よい風で気持ちいい。横川SAには車がいっぱい。


裏妙義


表妙義

表妙義もたくさん登られていることと思う。
さて、キノコちゃんを下りるのは鎖だけだと危ない。
一応、懸垂かける。
あとは、涸れ沢を下り1Pで国民宿舎に到着。
懸念されたヒルっちにもやられずであった。
国民宿舎で一風呂浴びて、お腹空いたので朝鮮飯店でガッツリいただき本日の締めとする。

妙義は岩場多く、それなりに楽しめたと思う。
沢もあるが、水量が少ないのとヒルっちがいるのがどうもという感じである。

谷川・谷川岳(1977m)

2012年05月22日 | 山歩き
2012年5月19日

天候:ピーカン
メンバー:スガちゃん

ゴールデンウィーク明けから、群馬に仕事で来ているが、この週末はこちらの山へ。
職場の後輩のスガちゃんが、山歩きしたいとのことでロープウェイで行ける谷川岳へ。
雪もあるので、アイゼン、ピッケルは私の物をレンタル。
靴とカッパなどは金曜に買い物に行く。だいぶ良いもの購入しましたよ。
基本装備などはケチらない方が絶対にいい。
私の経験上、山道具はケチると大体安物買いの何とやらである。
また決して安全な遊びでないので、ケチってはいけないのである。

さて、話はだいぶ逸れてしまったが、早朝早起きには成功した。
近いので、余裕もあり赤城のSAで朝食とって、ロープウェイ駅へ。
7時前であったが次々と登山者到着。
スパッツつけて準備。片道だけ買って、ロープウェイへ。
そういえば、ロープウェイきれいになっていた。一つの箱も大きい。
下の駅周辺は雪もなく、新緑が眩しい。上に行くに従って雪もましてきた。
スキー場はまだまだ残雪がたっぷり。天神山へのリフトも営業している。




上の駅下車してリフト乗り場

我々はそれには乗らずに右の小尾根へ。



キックステップの練習しながら行く。



天神尾根は避難小屋までほんの少し雪が途切れるくらいである。


イワカガミ

ショウジョウバカマ


熊穴沢避難小屋

避難小屋からは、ザンゲ岩あたりは雪ないがあとは雪道で歩きやすい。
私は久々の歩きでイマイチ足元がおぼつかない(笑)毎シーズンこうだが。。。


カタクリ


ザンゲ岩付近


山頂手前斜面


肩の小屋手前

展望も最高で、左に苗場山、右に朝日岳や尾瀬の山々もきれいに見える。
肩の小屋はしっかり出ていた。


肩の小屋

そこからすぐにトマノ耳。三角点はここ。記念撮影してオキノ耳へ。


トマノ耳

この稜線上はほとんど雪はない。
一旦下って、登り返して到着。途中マチガ沢側の雪庇はかなりでかい。


オキノ耳方面


尾瀬方面


赤城山など上州の山々


朝日岳から巻機方面


一ノ倉沢


オキノ耳

山頂でノンビリして、下りは西黒尾根へ。
肩の小屋上の分岐でアイゼンつけて、歩行練習がてら下りる。


西黒尾根

前に一人行っているようだ。天神尾根はぞくぞくと登山者が登ってきている。
右のザンゲ沢は熊穴沢との分岐下まできれいにつながっているが、滑っている人はいない。
もったいないとも思うが、その下が悪いのであろうか?
雪質はいいザラメ。
西黒尾根は、上部雪壁などありアイゼンつけておいてよかった。
ラクダのコル手前までアイゼンつけて、その後はだいぶ雪もなくなるのでツボで。
5人くらいすれ違った。こちらは静かでいい。
鎖場も何カ所かあるが、スガちゃんも楽しんで下っていた。


鎖場

樹林帯はほぼ夏道。標高下げるに従って新緑がきれいであった。
林道に出ると観光客の方々が、マチガ沢方面へ散策していた。
1時過ぎにロープウェイ駅到着。
早速、温泉に入るべく湯テルメ谷川へ。
久々に行ったが、空いていてノンビリ入れた。

スガちゃん初本格登山だったが、雪あり岩ありでかなり楽しめたと思う。
今後も近場のいい山を楽しんでいってもらいたい。

北ア北部・白馬鑓温泉

2012年05月12日 | BCスキー
2012年5月12日

天候:雪のち曇り時々晴れ

現在、久々の出張でしばらく群馬にいますが、日曜に用事あり帰ってきた。
初めて、長野まで新幹線やローカル線乗ったり、それも新鮮で楽しかった。

さて、6時には登山口出発したいと思っていたが、少し寝坊して、猿倉6時20分発。
猿倉荘の斜面は雪が途切れており、一段上がったところからシール可能。
ジャリ駐車場はすぐにシールで上がれた。



男女5名のスキー、単独スキー、ボードとスキーの2名とほぼ同時のスタート。
猿倉から分岐すぐ上は少しヤブうるさいが、シールで行けるからよしとなしよう。



猿倉台地は縦溝走っていて、帰りはバウンディーだろう。
たまに小雪が舞、ガスガスである。



単独のおじさんはだいぶ右行っていたが、上で左振ってきた。
2名は、いかにも「ライダーが~・・・」とか言い出しそうな挨拶しない輩っぽい。
こちらから言わないと挨拶しなかったが…
5名パーティーは先頭の女子がルーファイしていたが、こちらが先行すると勉強にならないので、
猿倉台地上で一本入れつつ先に行ってもらった。
その頃一回ガス晴れて尾根が見えたので、先行パーティー小日向のコルに向かうと思いきや、そのまま上がって行ってしまった。
単独のおじさんがそっち行って、その後の2名も着いていった。
やはり人のトレースもそうだが着いて行っては危ないね。



私はガスガスであったが、きっちり小日向のコルに出たが。2名も違うと思ったか後ろに来ていた。
ドロップして鑓温泉への登りにかかる。ここまで2時間。前回の体調不良考えればやたら順調である。
単独のおじさんは杓子沢を上がって行った。
鑓温泉への登りもガスガスでなおかつ風強く地吹雪。
右の枝入らないよう左の尾根の際を行く。
しばし行くとまたガス晴れて、目前に鑓温泉現れた。
3時間であった。



鑓温泉は下から見て左の夏道ある方は雪壁高く、右から入った。
竹藪が出ていたのでその下でスキーを脱いで行く。



吹雪の中、寒い時の野湯入湯手順に従い下から脱いで、お湯に浸かっていく。
湯温高めで気持ちいい。



暑くなったら、外に出ればすぐ冷える(笑)
その繰り返しで1時間も入っていた。しかも貸切。
服は脱いだ逆順で身体拭きながら着ていく。
その頃やっと後続がきた。



あとはドロップ準備して、硬めのザラメで快適。新鮮たまっている所も滑り易かった。
コルへの登り返しのあたりで晴れ間も見えてきた。
午後からは回復傾向で、明日の好天もありテン泊装備のパーティーが続々上がって行った。



1Pでコル着。ガイドパーティーなど大勢いた。
その中に、元旦に妙高でお会いした野湯マニアの八九郎先生もおられて、ご挨拶する。
鑓温泉でテン泊のことであった。



コルからドロップ。ちょっと雪が腐ってきた。コルの斜面はまだましであったが、
台地は腐れ雪プラス縦溝で快適ではなかったが、林道をあっという間に駐車場に出た。

猿倉からの帰路途中、やたら写真家の皆さんが何か撮っていた。
腹減ったので、温泉後回しで久々に白馬飯店へ。
その後、行ったことなかったガーデンの湯で汗流し、お昼寝して帰路についた。
明日はピーカンで良さそうだな~                                                                      

白山・御前峰(2702.2m)

2012年05月06日 | BCスキー
2012年5月5日

天候:曇りのち晴れのち曇り

3日に東北から金沢へ移動してきて、すでに4泊車中泊。。。
さすがに疲れたが、5日の少しの晴れ間を狙って白山に行きたい。
市ノ瀬に3時着。チャリンコようやくここで活躍。
ヘッデンつけて、ツヅラ折れの道を上がる。最初は調子よかったが、つづら折れ登った所で疲れてくるわ、
お尻痛くなってくるわで普段チャリに乗っていないのが祟る。
その頃ようやく明るくなってきた。先行は2名とりあえず確認。
別当出合に行く少し手前のツヅラ折れの先から雪が出てきた。
ここでチャリをデポ。本日の先行は3名いるようだ。
15分くらいで別当出合。誰もおらず静かである。


別当出合

この先に恐怖の踏み板なしの吊り橋である。


吊り橋

これには少しビビる。慎重に渡ると後続がやってきた。
この辺は雪少なくスキー担いでいく。1Pで中飯場。


中飯場

この上のトンネルの上からスキーつける。
右を見ると、チブリ尾根に陽が当たり始める。天気は良さそうだ。


チブリ尾根方面

スキーを着けての登り始めこの辺はヤブがうるさい。
尾根上に出ると少しは雪も増えるが、ルート選ばないと行けない。
トレースはいっぱいあるが。


黒ボコ岩方面

観光新道の方はすっかり雪はない。
今日はどうも体調が余り良くないみたいだ。まず腰が重くなってきた。
こういう時はあまり良くないのである。よって、スピードもなかなか上がらず。。。


途中の斜面

雪の量は次第に増し、どこも行けるようになってくる。
甚之助避難小屋手前で休憩。ここで後続2名に抜かれる。


別山方面

上からも昨日からの泊まりの登山者が下りてくる。


甚之助避難小屋下の斜面

やっと甚之助避難小屋に着いたという感じ。体調良くないので随分と時間かかった。


甚之助避難小屋

ここから本格的な登りとなる。
まず横広の斜面を上がり、今回は右手のエコーライン方向へ行く。


甚之助避難小屋上の斜面

ある程度上がったら右へトラバース。


トラバース方向

下から見るとトラバースの小尾根の方は雪あるかと思ったが、充分着いていた。
そこからすぐの斜面を上がるかエコーラインの尾根上に上がるか。
私は斜面を上がった。尾根に出る所が雪少ないが何とかスキーで上がれた。
尾根に上がると南竜ヶ馬場方面が見える。


南竜ヶ馬場方面

山荘などが随分と出ていた。
そのまま尾根上を上がっていく。弥陀ヶ原と同じ高さになったら右にトラバース。


室堂及び山頂方面

山頂を見ると雲の通り道になっているようだ。時折顔を出す程度。これならまだマシか。
弥陀ヶ原を見ると、昨日泊まって下山する人やスキーで上がっていく人など様々だ。


弥陀ヶ原

弥陀ヶ原からは五葉坂の右の斜面を上がる。


山頂方面

やっと山頂が近づいてきた。
室堂に着くと人は外にいなかったが、何か燃やしている臭いが人臭い。


白山神社

山頂へは随分と人が登っている。雪は繋がっていない。スキーでギリギリまで上がっている人もいるが、
私は神社の所に置いてピストン。登り出すと雲が増えてきて徐々にガスの中へ。
風も随分と強い。右手の尾根から人が現れた。こちらは随分と雪繋がっている。
これ知っているということは地元の人だろう。
上はガスガスらしくさっき上がっていた人達はそそくさと下ってきた。
ヘロヘロになりながら山頂着。


山頂


山頂神社

私も写真だけ撮って、ささっと下る。
いずれは行ってみたい東面台地見たがったが、ガスのため何も見えず。
室堂方面見てもだいぶ雲底高度下がってきた。


室堂方面

これは下り坂の傾向である。軽く食事とってスキーつけて下る。
下りは来たとおりに行こうと思う。


エコーラインから別山方面

雲底高度は下がってきている。
先ほど尾根に上がった所より下がって夏道のある所があると思われる所をトラバースして甚之助避難小屋の上に出る。
下っていく人に登ってくる人とギャラリー多いので転べない(笑)
重雪であるがスキーは滑るので問題なし。
登りで使った筋肉が悲鳴上げはじめる。甚之助からは狭くなるので上がってくる人の邪魔にならないように
なるべくトレースの横を滑っていく。
中飯場へ行く所から作業道を行っているトレースがあったので行ってみる。
こちらの方が少し登り返しがあるが、それを上がってしまえばほとんど別当出合までスキーで行ける。
なおかつ恐怖の吊り橋渡らなくて済む(笑)ただ別当谷へ出る所など落石多いので注意。
結局、別当出合直前まで下りてこられた。あとはチャリまで少しである。
この下りが一番快調で20名以上は抜いたかの勢いで下る。
チャリも随分とおいてあった。やはりチャリの威力はある。登山者には思いつかないだろう。
あっという間に市ノ瀬まで戻り、今回は御前荘で疲れを癒す。


御前荘

結構な混み方であったが、洗い場は確保出来た。展望の良い露天風呂であった。
泉質はアルカリの強いぬるぬるのお湯であった。
あとはひたすら車を走らせて帰路につく。
来シーズンは是非東面台地へ行ってみたい。見られなかったのは残念だったが。




東北ツアー第3弾 出羽三山・湯殿山(1504m)&羽黒山(414m)

2012年05月02日 | BCスキー
2012年5月2日

天候:曇りのちガス

さて、せっかく出羽三山へ来たのだから本日やっつけてしまおうということで湯殿山へ。
すっかり朝型になり、4時前に起きてしまう。
快適な宿泊場所を後に志津温泉上の県立自然博物館ネイチャーセンターへ向かう。
今日はリフトなど使わないので、時間を気にしなくていい。
天気は太平洋側などは悪いようであるが、こちらはそんなにでもない。
途中、湯殿山と姥ヶ岳が見えた。


湯殿山と姥ヶ岳

しかしいつ天気が悪くなってもおかしくはない。
ネイチャーセンターに着くと車がすでに1台。つくばナンバーの方が先行している様だ。


ネイチャーセンター

ここ基本的には利用者以外駐車禁止。みなさんどうしているかというと。。。
準備して6時20分発。
いい感じのブナ林である。石跳沢の左岸を行く。
先行者はつぼ足のようだ。


石跳沢左岸

途中、いい感じの台地があった。


左岸台地

他の人の記録見るとカワクルミ池あたりから右岸台地へ上がっているものなど早めに
反対側へ上がってもいいかもしれない。
私は南東尾根の末端から上がった。当初ちょいと急である。


南東尾根

南東尾根が見え始めた頃、先行者が装束場目指して、石跳沢を上がっていた。


装束場方面

この写真では見えないか。スキーを背負っているようだ。
さて、尾根に取り付く頃、上がガスりはじめた。
当初、ブナの斜面を登り、その後右岸台地から来る尾根を上がった。
最初に右へ振りすぎたか。


JP


装束場

先行者は縦走してくるのだろうか?
さて、森林限界を超え、ガスガスであるが斜面が汚れているため完全なホワイトアウト
にはならずに数十m先が見えれば何とかいけた。


尾根途中の根曲がり竹

途中で雪のないところがいい目印である。
クラックもでかくできていて目印となった。当然GPSは持っているが。


クラック

そうこうしているうちに、2時間20分くらいで山頂と思われるところに出た。
山頂になんか祠でもあるかと思いきや何もなし。


山頂

かぜは昨日に比べたらそんなに強くないので視界だけである。
ゆっくり方向を確認しながら降りる。
木が見えてきたところで視界が開ける。ここが雲底高度だ。
あとは快適に右岸台地を行く。


こんな感じ

途中、4人組に会う。他にも対岸を結構行っているようだ。
あっという間にカワクルミ沼。


カワクルミ沼

ここで対岸に渡り、すぐにネイチャーセンターであった。
山頂から30分かかっていなかった。
時間あるのでネイチャセンター見学。その後、志津温泉五色亭旅館で温泉につかる。
ここ、沼が見えて晴れていれば山も見えていい感じである。


五色亭旅館

山頂に拝むものなかったので、湯殿山神社へ向かう。


湯殿山神社大鳥居

ここまで有料道路400円で、ここからバスで300円、お祓い500円と細かく取られる(笑)
御神体が直接見られるということで行ってみた。
御神体エリアに入る前にお祓い。


お祓い所

ここからエリアに入るとそこからは裸足でということであった。
「言わず、聞かず」がここの決まりのようであるので、御神体は何かは行って見てください。
さて、これで出羽三山の2つ拝んだ。あとは羽黒山だ。
ここは車でも行ける。本来下から歩くべきであろうが。
庄内平野へ出ると風はあるものの、晴れていた。


羽黒神社鳥居

ここは、月山、湯殿山、羽黒山各神社の御神体が祭られているということである。
2つは拝んできたので、羽黒神社分だけ拝む。
ここの本殿が山頂である。


ご本殿

お参りした後、道路から月山山頂は見えなかったものの弥陀ヶ原が見えた。
あれが北月山荘へのルートかと思いを新たにするのであった。


弥陀ヶ原方面

鳥海山も最初山頂が隠れていたが、お参りしてきた後見たらきれいに見えた。
そして、鶴岡に下りてきて、ここマクドナルドでブログを入力するのであった。
さて、明日以降どうしようかしら。。。








東北ツアー第3弾 出羽三山・月山(1984m)~姥ヶ岳(1670m)

2012年05月02日 | BCスキー
2012年5月1日

天候:晴れ時々曇り

白鷹の道の駅でくたばっていたが、4時前には起きてしまった。
しかし、体が重くお休みか~なんて思ったりしていたが、行くだけ行ってみようと
月山スキー場へ向け出発。
国道112号から坂を上っていくと、青空をバックに湯殿山、姥ヶ岳、月山と
ドカーンと見える。そりゃいやでもテンションあがる。
志津温泉を過ぎると、車が5,6台停まっていた。
どうも昨晩姥沢の手前で雪壁崩れて、その除雪をやっているとのことである。
時間は6時前であったが、5時からやっているというので車で待つ。
待つこと30分くらいで作業車両が下ってきた。
7時に姥沢の駐車場着。環境費用とかで1000円也。ステッカーついていたのはいいが。
続々と車来るも連休中日の平日ということでそんなに多くはなさそうだ。


姥沢駐車場

天気はよく上もよく見える。
準備して姥沢の宿街を通過するとキャットが停まっていた。
どうもスキーだけリフト乗り場まで無料で運んでくれるようだ。


姥沢宿街

リフト乗り場までトボトボ歩いているとキャットが通過していった。


姥沢小屋とキャット君


リフト乗り場への道のり

ペアリフトが1本と上にTバーリフトが2本あるようである。
とりあえず、ペア片道1枚、540円也。少し高いがいいかっ。
リフトで上に行くと小屋があった。月山神社の建物らしい。休憩もできる。


リフト上小屋

リフト乗っている途中でガスがかかってきたりしてきた。
月山を見ると稜線は雲が通過しているようだ。
当初は姥ヶ岳上がろうかと思っていたが、早めに月山へ上がろう。
たまにガスは晴れる。しかしそれだけ風も強い。


リフト上から月山方面

すでに何人も行っているようだ。
西俣沢源頭のカールを巻くように行く。


姥ヶ岳

ちょっと高めに行ったら柴灯森に上がってしまった。
ここから稜線は雪が途切れているため、少し脱いだ。風は相変わらず強い。
柴灯森の下のコルは強烈であったが、鳥海山などきれいに見える。


鳥海山方面


月山山頂方面

核心は、この先の斜面である。先行の皆さん結構ズルズルやっている。
しかし行ってみると、しっかり山側に蹴りこんで行けば問題なし。
慣れていないんだろうな~
少し急斜面を上がると鍛冶小屋跡が見えてきた。
ここから雪途切れていそうなので、ここでデポする。


鍛冶小屋跡

ここからスキーだけ置いてつぼ足で登山道を行く。
2名背負っていたが、北月山荘までいくのだろうか?
稜線に上がると石碑みたいのが建っていた。


稜線の石碑

ここから雪が出たりなくなったり。
そうこうしているうちに小屋が現れる。


頂上小屋

トレースを追いかけていくと、小屋の少し先で石碑群があり、その先が月山神社だ。


月山神社

その上が、山頂のようだ。


月山山頂

そこに先の2名が北方向へ下っていく。うらやましい。何れ来てみたい。
元来た道を戻るとガイドパーティーか知らんが、15、6名の団体さんが来た。
デポ地点で休憩しながらガスの様子を見る。
するとパーッと晴れてきた。


姥ヶ岳方面


庄内平野方面

ここぞとばかりにドロップ。
先の急斜面は少し狭いので、続々上がってくる人を交わしながら降りる。
その先は広い斜面と快適ザラメである。
あまり高度を落とさないようにする。そのまま沢底行ってもいいが、時間もあるので
柴灯森の下から金姥目指して登りかえす。
皆さん思い思いにあっち降りたり上ったりとしっかり遊ばれている。


金姥方面

金姥まで10分とかからず、その先の姥ヶ岳山頂まで15分くらいであった。
山頂にはスキー場から上がってきた人たちが多く見られた。
強風の中、ランチしている人もいた(笑)


姥ヶ岳山頂

山頂西面には雪がなく、木道が出ていた。
明日目指す、湯殿山も眼下に見えた。


湯殿山方面

少し休憩してスキー場方面へ降りる。



斜面は、ザラメであるが少し荒れていた。


姥ヶ岳南斜面

モーグルのコブコブも作ってあった。
まあ白乗の斜面みたいな感じである。


リフト乗り場上の尾根から

そういえばこの辺、樹林はブナ林ですごく雰囲気がいい。
尾根を辿って行くと駐車場の横へ出た。
あとは志津温泉のかしわ屋に寄って、買出し&洗濯等々で寒河江に出る。
志津温泉基本的には日帰り入浴500円也。ナトリウム塩化泉


かしわ屋さん

そういえば今のコインランドリー、電話でお知らせしてくれるわ、洗剤とか不要だわで
随分とよくなったね~
本日の宿泊場所は桜のきれいないいところでした。


桜と月山方面






東北ツアー第3弾 飯豊・石転び沢

2012年05月01日 | BCスキー
2012年4月30日

天候:曇り(高曇り)

28日から29日にかけて仕事で、29日は朝から移動。
この2日間はピーカンでうずうずしていた。
当初は、今回のコースメニューの前菜で新潟で1本と思っていたが、
時間もあり、いきなりメインディッシュをいただくことにした。
高速を新発田インターで降りて、買い物。国道7号を北上し113号に入る。
途中から飯豊登山口の看板にしたがって山間部へ入る。
この時期は、梅花皮荘までしか入れない。
飯豊への道はまだ雪がどっぷりあり自転車どころではない。
とりあえず梅花皮荘の駐車場で車泊準備とする。
18時頃に山スキーヤー2名が戻ってきた。大変だったのであろう。


梅花皮荘から飯豊稜線

今日の行動時間は長いので2時起きして朝食作ったり準備していたら意外と時間くって4時前出発となる。



道はご他聞に漏れず、デブリがたっぷりであったが雪がすでにグサグサなので、前の初雪山よりは怖くない。


アプローチ

飯豊山荘までほぼフラットであったが、1時間半くらいかかってしまった。


飯豊山荘

ここで休憩して、温身平へ。ここぶなのいい林である。


温身平入口看板

途中、つぼ足、山スキーの2名2組に会った。昨日、上で宿泊して下山してきたのであろう。
温身平の奥にテントが1張りあった。


温身平奥

この先堰堤があり、左岸をスキー脱いであがる。


堰堤の階段

その後は左岸沿いを行く。
登山道は下つぶて石付近で高巻くが、この時はその辺から雪渓が繋がっていた。


雪渓末端付近

その先に上つぶて石がおむすびの形をして鎮座していた。


上つぶて石

ここまでは上りも下りもそんなに大差なさそうである。
先が思いやられるが、行くしかない。
その先に梅花皮滝をかける滝沢と出合う。


滝沢出合

そこから雪渓をがんばって行くと石転び沢と門内沢の出合である。


門内沢方面

こちらもいい感じである。いづれは来てみたい。
石転び沢は中間部で両岸からのデブリが出ていた。


石転び沢

左に少し屈曲するところ間では順調に高度を上げたが、ここから稜線が遠い、遠い。


稜線

35度くらいでジグで行くが一向に進んだ気がしない。
ちょっと左振りすぎて、梅花皮岳付近に出た。
ここから、北俣岳に行こうとも思ったが、珍しくここでご馳走様であった。
ちょうど、リミットに決めていた12時でもあった。


北俣岳と梅花皮小屋

小屋は2階建てできれいである。


梅花皮岳

稜線に出るといいで最高峰の大日岳も見えた。


大日岳

いつかは縦走してみたい。
さて、百金で鯉のぼりを買っていったが、ポールが弱くバキバキであった(笑)



早めに降りようと準備。快適ザラメで35,6度の斜面を一気に降りる。
門内沢との出合まであっという間であった。


上部斜面シュプール

光が足りずにシュプール見えないか。。。
雪渓はあっという間であったが、ここからが長かった。
そういえばここまで登りの人はおらず、本日貸切であった。
途中、温身平からはスキーまったく走らずで、林道途中で担ぐ。
16時半前にやっとこ梅花皮荘に到着であった。
長かった。
その後は、梅花皮荘の温泉につかり、次の月山へ向かうも途中でくたばって車泊する。


飯豊温泉梅花皮荘

初の飯豊であったが、また飯豊本山含め来てみたい。
沢もいいのたくさんあるが、アブとか多いらしいけど。