ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア南部・焼岳(2444m)

2011年09月27日 | 山歩き
2011年9月27日

天候:ドピーカン
メンバー:大勢

今日は、お仕事。
仕事で山へ行ける何てなんて幸せなのでしょう。
しかも、今シーズン1番くらいの快晴。


白水の滝


中尾峠から笠ヶ岳


槍穂


霞沢岳と大正池


火口湖


下堀沢

また滑りに来よう。

中ア・中御所谷西横川

2011年09月25日 | 沢登り
2011年9月25日

天候:晴れのち曇り
メンバー:あーさん

だいぶ涼しくというか、山では寒くなってきました。
皆さん三連休山を満喫されたことでしょう。
私といえば、金土と仕事でやっとこの日、山へ行くことが出来ました。
あーさん、金土と白馬方面行かれて、この日やっと今年2度目の沢へ。
赤木沢がことごとく天候不順により中止となり、やっとという感じです。
ここ西横川は何度来てもいいですね~
今年は8月27日に東横川へ行き、やっとこ2つ制覇という感じです。

今日は、朝方冷え込むのでゆっくりめの出発です。
高速快調に行くと駒ヶ根インター渋滞。。。
これはゆっくり来すぎたツケが来たかと思いきや、
どうも、駒ヶ根マラソン大会があるようでその影響です。
お陰で、駐車場は各所満車。スキー場まで追い上げられてしまいましたが、
そんなに遠くなくよかった。
しらび平へのバスも臨時便が多く出ていて、9時過ぎには到着出来た。


しらび平

皆さんいつものようにロープウェイだが、我々は入渓準備。
ちょっと肌寒いが、歩いているうちに暑くなる。


東と西の出合の滝

堰堤を2つ越え大岩を過ぎると、東と西の出合の滝。
ここへ来ると来たなと感じる。


F2

ちょっと岩が多いか?もうちょっと無かったような感じだが。。。
その後もトイ状、ナメ滝と快適に越えていく。
明るく開けたいい沢だ。


トイ状


ナメ滝

快適に行くと、ドーンと30m大滝が登場。
ロープなしでも行けそうと言うことで、うまくサポートしながら行く。


30m大滝


あーさん登る

この頃から陽が射してきた。暑いくらいである。
その上の20mは、途中シャワーで行く。


ナメ滝20m


シャワークライム

その後ちょいとあーさん手こずる滝あるも何とかクリア。


ナメ滝15m

この辺からガス上がってきて少し寒くなる。
快適にナメ滝越えていくと、二俣手前の10mナメ滝だ。


ナメ滝10m

その後ゴーロを行くと両岸が岩に囲まれた30m滝だ。


30m滝

ここは少し滑っているが、当初は左を快適に行ける。
最後の5mがドップリシャワーである。。。
この時はすでに肌寒かったので、えらい冷たかった。。。
このあとは、5m位の小滝などを超えていくと源頭の様相である。


5m

後ろを振り返ると、駒ヶ根市街がきれいに見渡せた。
今回少し水量が多かったが、だいぶ上まで水があった。
二俣っぽくなるとトラロープと碑の写真が登場。
ここで遡行終了である。


奥の二俣

あとは昼食をとって、長谷部新道を千畳敷へ。
ちょっとガスっているが、たまに宝剣岳など顔を出す。
1時間くらいで千畳敷へ。そんなに混んではいなかった。


長谷部新道から千畳敷

寒いので暖かいものをとり、下山する。


今日の千畳敷

こぶしの湯へ寄り、私は初めて行った喫茶ガロへ。
ここのソースカツ丼ボリューム満点でうまかった。
お腹を満たし、帰路につく。

積雪が楽しみな気候になってきましたね。

那須・那珂川湯川井戸沢~流石山(1812m)~三斗小屋温泉+α

2011年09月21日 | 沢登り
2011年9月17日~19日

メンバー:Yuky

第1日目

天候:雨

信州を深夜発で栃木県は那須高原へ向かう。
当初、雨は降っていなかったが、次第に降り始める。
どうも回復は午後になりそうだ。
7時に峰の茶屋駐車場へ着くも風と雨。。。しばし待機。
同じような人達が結構いた。
結局、この日を観光に切り替えた。
まずは、「鹿の湯」で硫黄泉に浸かり、アジアンオールドバザールへ。
ここでほぼ1日過ごす。アウトレットやら遊園地やらここはいろいろあるが、
雨のためあまり動かずであった。というかYuky、ここぞとばかり買いまくり(笑)
その後、いつもと違う経路で入山してみたかったのと翌日が楽なので
深山ダムの入山口へ向かう。途中、板室温泉で湯に浸かる。
ここもよかった。
深山ダム奥の入山口は、意外と車停められる。6,7台はいけるか。
その手前でいいビバーク地みつけたので、そこで車中泊。
星がきれいだった。明日に期待。

第2日目

天候:曇り時々晴れ

起きた時は、ドンより曇っていたが、朝食をとったあたりから青空も。
林道終点のゲートに向かう。もうすでに5台あった。
1パーティーは沢の準備もしている。


入山口

ここから林道をお話ししながら行く。
混合樹林帯でこれから紅葉も綺麗そうだ。
入渓点手前の三斗小屋宿跡につくと急に開ける。


三斗小屋宿跡

ここは、その昔の会津中街道の一宿であった場所だ。
何か歴史を感じる。灯籠などそのまま残っている。
そこからすぐで、入渓点の堰堤に着く。


井戸沢の堰堤

ここ左から上がって堰堤上を反対側へ行き下りた方が楽。
上がってすぐにトラロープあるがこれがどうも?である。
堰堤上で沢装備に切り替え。
ゴーロを行くとすぐにこれまた堰堤かと思うような5m滝登場。


最初の5m

これを右からサクッと越えるといよいよ核心の15m


15m

ここは右のリッジ状を行く。前回は初心者連れて行ったのでロープ出したが、
今回は出さずに行った。残置あるところが一手難しいが、残置使えば簡単に行ける。


リッジ上場部を登る

ここやたら上に行ってる踏み跡あるが、これにつられては行けない。
すぐにトラバースして滝上にでる。
その後も5m前後が続き、快適に登れる。
ガスがしたから上がってきており曇りのような状態。


15m

この滝は右から簡単に行ける。
ここから10~15m滝が現れるが難しいことはない。
楽しいところである。



赤茶けた滝になってきて3~5m越えていくと10m滝がある。


10m

これを越えるとナメ状になりしばしで二俣である。


二俣手前

稜線たまに見えるもガスが上がってきてこんな感じの空模様。
しかし、明るい沢なのでいい。
二俣までで1時間くらい出来てしまった。
ロープ出さずにサクッと来るとこんなものである。
ここで一本入れ、右俣へ。
小滝を越していくと10m位の滝が現れる。


10m

これ越えると水も涸れてきて、いよいよ源頭の様相。
この後も涸棚を快適に越えていきツメにはいる。


ツメ

ご覧のように天気もパッと晴れてきた。
快適にツメ上がる。藪漕ぎなしで登山道に出る。


登山道

反対側の南会津がきれいに見える。遠く会津盆地も見えた。
那須側は相変わらずのガスが上がってきており視界はいまいちであった。


南会津方面

流石山に着くと2パーティーと行き会う。
あまりの気持ちよさにゆっくりしてしまった。


流石山山頂


稜線上の大倉山

この稜線も歩けば気持ちいいだろう。
縦走の人に何人か会った。
山頂まで入渓から2時間強であった。昼食とり、三斗小屋温泉へ。


大峠への下り

気持ちよい道を行き大峠へ。
ここは先の会津中街道の峠である。昔に思いをはせる。


大峠

ここには新しいお地蔵さんもあるが古いであろうお地蔵さんも鎮座されている。
お参りして三斗小屋へ。
アップダウンのある道だが、温泉は入れると思うと歩の進みもよい。
この辺も広葉樹林多く、これから紅葉が楽しみなところだ。
三斗小屋宿跡からの道を合わせるとすぐに三斗小屋温泉だ。
いつもの煙草屋さんへ。


煙草屋と大黒屋の別館

早速、受付済ませ露天風呂に飛び込む。


露天風呂

煙草屋にはあるが大黒屋にはないものである。
残念ながら山は見えなかったが、気持ちよかった。
少し休憩してちょいと早い晩ご飯。
がっつりいただく。お客さんは今まで私が来た中で一番多かった。。。
食後は煙草屋の上にある温泉神社へお参り。


温泉神社の鳥居

そして、内湯に浸かり消灯近くで露天へ。って昨日から温泉何回入っているだ~(爆)
湯あたりしそうなのでおとなしく寝る。


第3日目

天候:晴れ時々曇り

あれ!?予報だと雨だったような。。。昨晩変わったか?
いい方へ変わったのでよしとしよう。
朝食をとり皆さん早々に出発していくが、我々は入山口まで1時間半くらいで
行ってしまうので、ゆっくり露天に浸かる。



今朝は山もきれいに見える。
あまり入りすぎると疲れるので、早めに上がり出発する。
途中、煙草屋のオーナーの大金さんに行き会う。
何回か来て初めてだ。お人柄のいいおばちゃんであった。
また来たいと思う。
宿場跡から林道を下り、車へ。
その後は、一昨日行った板室温泉の別の温泉へ。
混んでいていまいちだったが、汗を流し昼前には渋滞回避のため高速へ。
佐野ラーメン食べてなおかつ太田で焼きそば食べた。
佐野ラーメンは、新しく出来たお店へ。まあまあだった。
焼きそばは、結構テレビなんかでも紹介されている武藤さんのところへ。
いいおじちゃんとおばちゃんであった。焼きそばもうまかった。
あとは買い物して帰路につく。

今回は山というより温泉と買い物の割合が非常に多かった山旅であった。
たまにはこんなんもいいだろう。


谷川・湯檜曽川白樺沢ケサ丸沢~本谷~朝日岳(1945m)

2011年09月12日 | 沢登り
2011年9月10日~11日

メンバー:F師匠、Yuky

第1日目

天候:晴れのち曇り夕方一時雨
ルート:土合~湯檜曽川白樺沢ケサ丸沢~鉄塔巡視道~本谷~二俣

今回は、3年前に本谷遡行したが、雨で峠ノ沢付近で中止した。
その続きをリベンジというわけである。
もう1回同じ所も芸がないので、ケサ丸沢を行き本谷は続きからはじめる。
前夜出発し、土合の白毛門登山口でテン泊。
夜中も随分と車が来た。朝は片側満車である。


白毛門登山口駐車場

沢ヤさんも随分いる。ここから新道を武能沢出合まで。
やはり5パーティーくらい来た。。。
しかし天気は久々にいい。


谷川岳

武能沢から下降して本谷へ下りる。
前回は、魚止め滝へは水量多くてたどり着けず巻いたが、今回は平水で余裕で取り付ける。
左の壁を残置シュリンゲ使いながら上がる。


魚止め滝

滝の先のゴルジュは巻く。適当なところで本谷へ。しばし河原である。


河原

河原が右に曲がると白樺沢出合である。
入ってすぐにゴルジュがある。ここは突っ張りで突破。
結構面白い。


突っ張りで突破

その先は沢も開けていい雰囲気である。


白樺沢下流部

3~4mのナメ滝をいくつか越えると正面にドーンと大滝が現れる。
ここが、ケサ丸沢との分岐である。


ケサ丸沢(右)

白樺沢は、3段30m大滝だ。左壁が行けそうである。
この時後続1パーティー4名登場。先に行ってもらうが、これが大失敗。
次の2段25mでロープ出しておりしかも遅い遅い。
山岳会名は、いかにも登はんやる山岳会のようであるが。。。


2段25m

ここは左壁を中段まで行きバンドを左トラバースして右上するルンゼ上を行く。
上部に灌木ありこれを利用して下降する。
随分時間かかった。待ち時間ね。
その上は、大ナメ50mである。右壁をいく。


大ナメ50m

この上でもう1パーティー2名行く。左俣へ行った。
左俣の上に逆くの字などあるがそれらはスイスイ行ける。
その後にあったトイ状8mが悪そうだったのでロープを出した。
意外とホールドありあっさり登れたが。。。
その後幅広8mナメ滝


幅広8mナメ滝

この滝上が、1:1位で二俣となっておりこれは左へ。
ここからナメ滝の連瀑帯だ。


2段大ナメ滝30m

右から簡単に行ける。その後も4段15mなどのナメ滝を行き、2段10mで連瀑は終了。


2段10mナメ滝

遡行図はこの上の分岐は左であるが、我々は右を行く。
すぐに3段30m位の滝。これは簡単に上れる。


3段30m

その後はゴーロの渓相になり、登山道を探しながら上がる。
稜線間近くらいまで上がってようやく登山道横切るがわかりにくいから注意。


登山道から谷川岳方面


湯檜曽川本谷を振り返る

清水峠へ登山道を向かう。
巡視路の看板があるので、A46で下降する。
峠ノ沢の右岸尾根だ。ところで峠ノ沢は登山体系など古い資料には本谷の40m大滝の下にあるが、
正解は、大滝の上である。


巡視路標識

急な草斜面を行くと本谷へ下りる。3年前に遡行終了した地点である。


本谷リスタート

早速5mナメ滝越えると10mナメ滝が2つ現れる。


10mナメ滝


最終の5mナメ滝


ナメ

最終の5mを越えると少しナメになり、すぐに池ノ窪に出合、その先が二俣である。


二俣

右岸に3張くらい張れる台地あり、1パーティーがいた。
我々は、右俣のゴボウ沢に入りビバーク。ここは1張しか張れず快適である。


本日の寝床

随分早く着いたので食事したり昼寝をしたりした。
人の声がするので下を見ると随分とパーティーが上がってきたようだった。
焚き火をしていると雨がポツポツ来たので待避。
タープの中でご飯食べて早めに就寝する。

第2日目

天候:曇り

昨日雨も大したこと無かったが、曇り空で稜線は厚い雲に覆われていた。
暗いうちにお気素早く出発準備。
先行で1パーティー3名の若者達が上がっていった。
他はまだまだのようである。
いくつかのナメの小滝を越すと、快適そうなビバーク地があり
そこから高度を急に上げるように沢は稜線へ突き上げていく。


上部の渓相

奥の二俣をわけるとしばしで、水量も減り、笹に覆われたところへ。
笹をかき分けながら上がっていくと、草紅葉した草原へ飛び出した。


草原

そこからすぐに登山道に行き会う。そして朝日岳山頂へ。
単独の登山者の方達がいた。
稜線は、雨は降っていないものの風強く少し寒い。


朝日岳山頂

ここで沢装備を解き縦走にはいる。
笠ヶ岳、白毛門と越えて行く。先の若者達は奥の二俣を左へ行ったようで後から来た。
白毛門へ行くと日帰りの登山者で賑やかであったが、展望は得られず。。。
一気に下降していくと厚い雲を抜け、土合駅方面が見えた。


下山途中土合駅方面

昼過ぎには暑い、白毛門駐車場に着いた。
あとは、温泉に浸かり舞茸買って、帰路につく。
やはり谷川の谷は、いい谷が多いね。