塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

FC東京とサガン、そしてコンサドーレ

2012-09-30 23:15:31 | 日記
 「同じ昇格組のレイソルが優勝して僕たちは1年でJ2降格!
  こんな悔しいこと他にない!!」

 1年前の秋、当時まだヴァンフォーレに在籍していたハーフナー・マイクはこう言って激怒
しました。

 1・J2時代から異なる戦いを目指した三浦監督
 2・その監督を更迭し、GMにも関わらず後任監督として居座った佐久間氏

 その不振感が降格後、厳しい口調で発するしか彼は心の平常を保てなかったのでしょう。

 もしヴァンフォーレがJ1に在籍していたならば、ハーフナーはまだ渡蘭していなかったか
もしれません。

 ハーフナー・マイクの激怒を、今一番理解できる人間は

 「コンサドーレ札幌のファン」

 しかいません。

 サガンが5位とチャンピオンズ・リーグ出場権を狙う順位に付け、FC東京は元日に見事天
皇杯を勝ち取りました。

 この明と暗のコントラストを受け入れるには、正直厳しい1年でしたね。

 ユン・ジョンファンとランコ・ポポビッチ、そして石崎信弘

 三者三様の指導があるのは当然ですが、コンサドーレがバタバタしていた印象を受けるのは
僕だけではないでしょう。

 サガンとFC東京は補強時期に目立つ補強をしませんでした。

 それはJ2時代からの積み重ねと、J1への順応が間違っていなかったことを意味しますが、
札幌はそうではありませんでした。

 コンサドーレとアビスパのように、昇格と降格を繰り返すクラブの地元にはそれぞれ

 「ソフトバンク・ホークス」
 「北海道日本ハム」

 という強豪がありますから、その対比もきついですね。
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レイソルの増嶋が結婚へ

2012-09-30 22:37:04 | 日記
 そのレイソルに在籍するDF、増嶋竜也が結婚を発表しました。

 同じサッカーJプラスの8号には、当時FC東京からヴァンフォーレ甲府に移籍した彼の
戸惑いと決意が記されています。

 増嶋はユース世代の代表経験を持ちますが、A代表の経験はありません。

 この記事によりますと、増嶋がFC東京で在籍した3年間での出場数は33試合という事
ですから、満足のいく結果では無かったのでしょう。

 日本ではサッカーの限らず

 「終身雇用とひとつの会社で定年を迎える」

 という事実が、ある種固定観念として生きてきました。

 僕も数度転職していますが、古い友人にさえ仕事を変えたことを打ち明けらない時期があり
ました。

 「仕事を変えることは恥ずかしい」

 という考えは、今もどこか僕の脳裏に残っています。

 増嶋も移籍に関しては葛藤があった模様で、東京と甲府の練習環境の違い、新しい仲間との
日々に、随分手こずった様子です。

 増島は甲府を1年で退団し、2008年からは京都で3年間活躍し、昨年レイソルに加入し
ます。

 選手名鑑を読みますと、増嶋は高校が市立船橋で北嶋の後輩にあたります。

 その北嶋はロアッソ熊本に移籍しましたから、地元で育った増嶋への期待は今後一層高まる
はずです。
 
 この結婚が彼に新しいやる気を注入するはずです。
 
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柏レイソルとパルセイロの縁

2012-09-30 22:25:01 | 日記
 サッカーJプラスの第8号、61ページに長野パルセイロDF大島嵩弘のインタビューが
掲載されています。

 この記事は2007年当時の物で、大島は当時柏レイソルの一員でした。

 彼はレイソル・ユースからトップに昇格し、湘南ベルマーレに勝利し見事1年でJ1復帰
を果たした場面にも遭遇しています。

 パルセイロはレイソルと何かと縁があり、大島の他宇野沢と薩川監督がレイソルに在籍経験
があります。

 ですので、昨年彼らがJ1で優勝した際は

 「薩川監督おめでとうございます。」
 「レイソルがJ1で優勝ならば、パルセイロもJFLで王者になろう!!」

 と、パルセイロファンの多くがレイソルの躍進を祝福し、同時に新たなやる気をいただいた
ものです。

 日本に限らず、欧州では他のクラブと太いパイプを築くことで、移籍市場でより良い立場に
進出することがあります。

 例えばミランとインテルは宿敵として知られていますが、案外移籍市場では選手を交換する
機会が多い物です。

 例えばアンドレア・ピルロが幼い時はインテルのファンで有名でしたが、結局彼はミランの
顔としてその役目を全うしました。

 また今季はカッサーノとパッツイーニはそれぞれ移籍を果たしましたし、競争社会の欧州で
も、

 「共同戦線」

 を張ることはよく見かけます。

 パルセイロはご近所のザスパ草津とよく練習試合を行いますが、来年のキャンプでは

 「表敬訪問」

 という形で、レイソルと練習試合を組んだらどうでしょうか?

 田中や大谷という代表経験者と戦うことはパルセイロにとっても有意義でしょうし、ネル
シーニョと言う名将の采配を近くで見られることは、大きな勉強になります。
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ジャストサイズで映える服

2012-09-30 01:25:15 | 日記
 どうしてサッカージャージを纏った選手は恰好良いのでしょうか?

 それは

 「オーバーサイズでジャージを着ていない」

 これしか理由がありません。

 フランスの女性が服を選ぶ際、必ず1サイズ下を試着するのもサッカー選手と同じ意味
を持ちます。

 人間の体は時に曲線、言い換えれば体の線を出した方が、確実に見栄えが良くなります。

 ロナウドのように、サッカー選手は普段から節制し、筋力トレーニングをしていますか
らその点は考慮するべきでしょうが。

 逆に日本人、特に男性は服のサイズが大きすぎるという指摘を受けますが、僕自身もそ
うだと痛感します。

 特にスーツはジャストで着てこそ、その美しさが保たれますから、僕も試着は念入りに
行います。

 オーバーサイズの服は

 1・着た人間を幼く見せる
 2・むしろ動きにくい
 3・ズボンをベルトで締め付けるためベルトの痛みが早く、袖口の長さが不恰好に映る

 という側面があります。

 サッカー選手はクラブ、代表のいずれも公式スーツで移動しますが、それは契約先から
採寸担当の方がしっかりジャスト・フィットを手掛けているからこそ快適なのです。

 もし皆さんが服を買おうと思っているのなら、素材と着心地、値段の他サイズをもう一
度見直してください。

 新しい発見があるかもしれません。
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ヴィッセル、開幕前とは異なる表情

2012-09-30 00:14:05 | 日記
 コンサドーレのJ2降格が昨日決定しました。

 下位に沈むガンバやアルディージャ、アルビレックスのファンと選手はしばらく気の
休まる日は訪れないでしょう。

 しかし今季の開幕前、

 「ヴィッセル神戸」

 がここまでジリ貧に陥り、シーズン中の監督交代を行うと予想した人物は皆無だった
と思います。

 僕自身、今季の彼らは非常に面白い存在になると思っていたのですが。

 僕自身ヴィッセルの試合を90分通じて観たことは一度もないので、試合内容に対す
る言及は出来ません。

 ただ、和田前監督から西野監督への交代を踏まえますと、

 「大量の選手獲得で和田氏が選手のコンビネーションの確立に時間がかかった。」
 「ボッティ、ポポ、石櫃といった脇役が移籍したこと」

 が、何かしらマイナスに作用したのかもしれません。

 2011年の9位
 2012年はアジア・チャンピオンズリーグの出場権の獲得
 そのために打って出た補強策

 シーズン開幕前、僕たちがヴィッセルに寄せた期待の要因は、上記の3点になります
が、やはり消化不良の印象を受けます。

 選手もがっかりでしょうが、ファンはもっとがっかりでしょう。

 ガンバとセレッソの低迷も踏まえますと、近畿勢の勢いのなさが今季のJ1の特色と
なりました。
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