塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ディバラ、足元のブラックアウトの正体は

2017-07-31 00:14:46 | 日記
 有名選手になればなるほど、移籍した際の金額とインパクトは大きくなります。

 同時に商売道具であるスパイクブランドを移籍する際にも、その詳細が語られるようになりました。

 ロナウドがデビューから一貫してナイキを選んでいるのは稀ではないでしょうか。

 日本代表では本田が常にミズノを愛用していますが、中村俊輔がアディダスと終身契約を結ぶ前はアシックスでしたし、イブラヒモビッチもナイキか、それともアディダスかで話題を振りまいています。

 ユヴェントスのアルゼンチン代表、パウロ・ディバラがナイキからプーマに移籍するのではないか、と囁かれています。

 写真で彼は真っ黒の、つまり契約先がわからないスパイクを履いています。

 スパイクマニアはこのブラックアウトをつぶさに観察した結果、どうやらプーマの新作である「ワン」らしいということを突きとめた、というのです。

 プーマと言えば

 1・バロテッリを軸に、世界中から個性的な選手を契約選手として迎え入れている
 2・一方でグリエーズマンや長谷部のように、代表の軸でありながらも真面目な選手も支援している

 というように、相反する形の選手がいますよね。

 ディバラはもちろん後者になるわけですが

 「代表における、メッシの正統後継者」
 「ユヴェントスの将来を担う選手」

 という評判からみれば、プーマが迎え入れた場合のインパクトは凄く大きいと思います。

 現段階では仮定に話にすぎませんが、シーズンが開幕するころにはプーマの広告塔としてディバラの姿が見られるように感じます。
 
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長野パルセイロ・レディースと本田監督の間柄

2017-07-31 00:03:44 | 日記
 なでしこジャパンが米国遠征に出かけており、米国、ブラジル、そしてオーストラリアの3か国と対戦します。

 僕は彼女たちの戦いぶりよりも、横山久美の所属先がフランクフルトと掲載されていることをみて、彼女が本当に移籍したという実感が湧きます。

 テレビで彼女が搭乗する様子を見ながらも、ここまで移籍を感じたわけではないために、なるほど、選手にとって最適な環境を求めることの大切さを改めて感じました。

 もし國沢が代表復帰し、坂本と泊の両選手が継続的に代表入りできれば、パルセイロからは3名の代表選手が在籍することになります。

 また、先ほど知りましたが、本田さんは4-1-3-2の「1」の部分に、従来の國沢ではなく本来FW登録の神田を昨日のノジマステラ戦で用いたんですね。

 これは監督なりの意図があり

 1・國沢の体調が思わしくない事
 2・神田を軸に、これまでの戦いを通じて出場機会を欲している選手を指名したこと

 の2点があるのです。

 本田さんがこれまで横山や宮間から慕われ、岡山でも長野でも技量のある選手を伸ばす一方で、自分の下で練習するよりも、移籍してレギュラーで出場できる選手には移籍を促してきました。

 本田さんにはつまり

 1・コンバートし、より成長した選手の姿を予見できる
 2・選手にとってより良い環境を言与えたい

 という、選手を見る目があると感じます。

 僕のように人付き合いを避けている人間からすれな、その見識は素晴らしいというしかありません。

 コンバートして成功できる選手の方がむしろ少ないわけですから、もし國沢が復帰した際、神田を従来の位置で用いるのか見てみたいものです。
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2014年のセレッソ、2017年のヴィッセル

2017-07-30 01:27:20 | 日記
 2014年、もしセレッソが降格せず、フォルランの個性とランコ・ポポビッチ監督の戦術がうまくかみ合い、他の選手ともども勢いよくプレイできていたら、と思う時が幾度かありました。

 セレッソが2010年ワールドカップMVPを獲得したニュースは、セレッソファン以外をも興奮させましたし、ダービーの相手であるガンバファンも、ライバルの動きの瞠目したと思います。

 ただ、結果的に思うようにかみ合わないまま終わってしまい

 「高額選手獲得の機運」

 は、一気に盛り下がり、ブラジル、韓国、そしてオーストラリアからの選手が多くなりました。

 あの時、セレッソがフォルラン獲得の投資価値に見合うような結果が出ていれば

 「よし、俺たちもセレッソに続こうぜ!」
 「あの、一流外国籍選手が見られら当時の熱を、今もう一度呼び起こそう!」

 という意見が多くなったかもしれません。

 そのフォルラン獲得後から3年後、ポドルスキが来日し、国内リーグもチャンピオンズ・リーグも賞金がより整備され、投資の面で財政を気にしなくても良いのは、他のクラブに大きな刺激を与えていると思います。

 勿論、コンサドーレのように

 1・ジェイ獲得が前線の活性化を生み出す
 2・チャナティップの獲得で新規ファンを獲得し、同時にタイ代表の底上げに貢献する

 という、目的が一致した補強も素晴らしいですよね。

 一方でヴィッセルのように

 より興奮する試合をファンに提供したい
 大物選手が来日する契機になりたい

 と思えるクラブが出てきたことは、良い傾向と言える、そんな気がします。
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ポドルスキは左足でレンジに入ればシュートを打てと語る

2017-07-30 00:55:13 | 日記
 「レンジに入ったらシュートを打て」
 
 FWにとってはお馴染みの言葉かもしれませんが、日本代表やJリーグではこの光景よりも、パスを出すまどろっこしい姿の方が印象深いと思います。

 しかし、ホームでアルディージャを迎え撃ったヴィッセルが、ポドルスキが魅せた一連の動き

 「トラップ、反転、シュート、ゴール」

 を学べば、ヴィッセルからシュートの意識が変わるかもしれません。

 2点目のヘディングもそうでしたが、ポドルスキが接触プレイで倒れない事、味方の位置を常に把握する視野の広さ、反転からシュートという動きに無駄が無いことは、初戦という言葉を差し引いても、まさに

 「ワールド・クラス」

 と言える、素晴らしいものでした。

 会見の際、彼の後ろのボードにはノエビア、カワサキ、楽天などスポンサーの名前が確認できましたが、初戦から

 「投資に見合う活躍」

 を見せたポドルスキは今後の外国籍選手の在り方を考えるかもしれません。

 こんなにファンが喜んでくれるなら、お金を出してよかった
 彼の練習内容や取り組みを、選手たちも取り入れてくれるに違いない
 
 というように、本当にクラブに不可欠な大物選手を加える喜びが、すでに神戸には満ち溢れていると感じました。

 これまでドイツ代表と言えば、ブッフバルト、バインにルンメニゲが在籍してきたレッズの印象が強いものでしたが、今後もドイツ代表経験者が来日することはあるでしょうか。

 ドイツ代表そのものはバラックが全盛期である2004年に来日し、3-0で日本代表を破っていますが、もし彼らと再度戦えることができれば、有意義な一戦になると考えられます。
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名品の復刻にみる過去と未来と今

2017-07-29 01:12:03 | 日記
 コンバースが1996年、名品オールスターをオンコートに戻すために発案したのが

 「オールスター2000」

 をローンチすることでした。

 このオールスター2000は、1950年代のプロバスケットの世界でシェア9割を誇るオールスターを、現代の最先端技術で蘇らせるというもので、アウトソールに衝撃吸収材のリアクトを用い、デザインも

 「オールスターの未来形」

 という形で、この発想は翌年のドクターJ2000に引き継がれ、デニス・ロドマンが愛用する形となりました。

 今、ディアドラが手掛けた「マッチウイナー」とアップ・トウ・デイト版の映像と写真を閲覧したのですが、ディアドラもバッジョという契約選手の存在を今でも尊重していることが伝わってきます。

 このマッチウイナーは単なる懐古主義で生み出されたわけではなく、

 「2017年ディアドラが考えるマッチウイナー」

 も用意したことで、過去のデザインと現在の機能など、いくつもの比較検討がファンに楽しめる形となっています。

 オールスター2000が発売された1996年はアトランタ五輪の年でしたが、バスケットの男子代表選手にはコンバース契約選手は含まれませんでした。

 セールス的にもバカ売れしたわけでもないようで、当時住んでいた甲府でも入手は比較的簡単でしたね。

 しかしこのコンバースにしてもディアドラにしても

 「オリジナルが持つ力強さ」
 「周囲に与える影響」

 の大きさが確認できます。

 例えば日産がスカイライン、フィアットが500をいつまでも大切に扱っているのも、これらと同じ理由ですよね。
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