2019シーズン途中まで長野パルセイロ・レディースに在籍し、かねてから内に秘めいていた欧州移籍を実現させた國澤志乃。
日本代表経験を持つ彼女の離脱は、クラブにとって1部残留を目指す成績状態の中で苦痛だったと思います。
でも、僕は選手が個人の意見を最優先してもよい時はある、と考えていますので國澤の旅立ちは致し方ないと思っていました。
すると、クラブは本日公式声明として國澤志乃の再加入を発表し、彼女もまた
「第2の故郷長野」
という表現で、再度長野パルセイロ・レディースに在籍できることを喜んでいる様子でした。
この「第2の故郷」と選手が感じてくれることは、クラブの財産ではないでしょうか。
レディースの顔である泊志保は愛知県、引退後はクラブの営業として活躍する大橋良隆は宮城県出身と、在籍当初は縁もゆかりもなかった長野県長野市で、根っこをおろして毎日暮らしています。
それは数少ない長野県出身のプロ選手として、サガン鳥栖を長年支え続ける高橋義希もそうですし、長野市立高校から湘南ベルマーレ、そして現在はガイナーレ鳥取に在籍の新井光も同様です。
パルセイロファンの中には、アカデミー出身の後者がトップの一員となってプレイしてもらいたいと考える方もおり、そこにも地域制というまなざしが存在します。
その新井も長野よりも鳥取の一員である以上、J2昇格という目標を糧に、鳥取県でしばらく生活を続けるのでしょう。
このように選手には地域、という観点から思うと生え抜きやバンディエラという見方がさらに奥深さが感じられます。
日本代表経験を持つ彼女の離脱は、クラブにとって1部残留を目指す成績状態の中で苦痛だったと思います。
でも、僕は選手が個人の意見を最優先してもよい時はある、と考えていますので國澤の旅立ちは致し方ないと思っていました。
すると、クラブは本日公式声明として國澤志乃の再加入を発表し、彼女もまた
「第2の故郷長野」
という表現で、再度長野パルセイロ・レディースに在籍できることを喜んでいる様子でした。
この「第2の故郷」と選手が感じてくれることは、クラブの財産ではないでしょうか。
レディースの顔である泊志保は愛知県、引退後はクラブの営業として活躍する大橋良隆は宮城県出身と、在籍当初は縁もゆかりもなかった長野県長野市で、根っこをおろして毎日暮らしています。
それは数少ない長野県出身のプロ選手として、サガン鳥栖を長年支え続ける高橋義希もそうですし、長野市立高校から湘南ベルマーレ、そして現在はガイナーレ鳥取に在籍の新井光も同様です。
パルセイロファンの中には、アカデミー出身の後者がトップの一員となってプレイしてもらいたいと考える方もおり、そこにも地域制というまなざしが存在します。
その新井も長野よりも鳥取の一員である以上、J2昇格という目標を糧に、鳥取県でしばらく生活を続けるのでしょう。
このように選手には地域、という観点から思うと生え抜きやバンディエラという見方がさらに奥深さが感じられます。