塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本人選手への評価、海外とJの対比

2013-10-31 22:57:16 | 日記
 レッドソックスが2007年以来、6シーズンぶりにワールド・シリーズを制覇したことで、各局はお昼の段階からその模様
を放送し始めました。

 それは田沢、上原というふたりの投手が在籍していることも大きく影響しています。

 上原投手がジャイアンツからオリオールズに移籍した際、まさか先発でなくクローザーでここまでの評価と信頼を得られると
は考えていなかったと思います。

 ポジション・チェンジが巧く働いた、恰好の例と言えますね。

 野球程では無いにせよ、Jリーグ開幕の1993年当時、ここまで代表クラスが海外移籍を果たし、優勝経験を海外じ味わう
と予想できた関係者は恐らくいないでしょう。

 それは2001年、中田がローマでスクデットを得た事から始まりました。

 彼のイタリア移籍は間違いなく現在の選手達が受ける礎になっていることは間違いありません。

 でも、代表選手の構成比が9対1、8対2で進捗していることは大きな弊害を生んでいることは、皆さんもご存知ですよね。

 そうでなくとも近年の代表には、リーグMVPも得点王も呼ばれる気配がなく、現在首位戦線をリードする広島と浦和、そ
してF・マリノスの3クラブを見ても、呼ばれそうなのは齋藤学だけでしょうか。

 海外リーグでプレイすることは、当然国内でプレイするよりも気を気張る事が多く、移籍した事そのものに敬意を払う必要が
あります。

 しかし、清武、長谷部の動きがニュルンベルクを降格圏内から脱出させたと言えるでしょうか?

 VVVの大津やアストラの瀬戸など、2部リーグやさほど注目されないルーマニアで汗を流している事は、本当に凄いことだ
とは思います。

 しかし、J1で活躍し勝ち点3をもたらしているレッズの興呂、那須、広島の佐藤や高萩だって懸命に闘っています。

 要は代表監督のさじ加減なわけですが、それでも海外だけでなくJの選手たちが流した汗に報いる代表であって欲しいと思う
野は僕だけでしょうか。
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サッカーと天気と悪天候

2013-10-31 00:47:47 | 日記
 昨日僕は休日で家の手伝いをしていました。

 一段落してテレビを見ていると、長野県内に竜巻警報発生というテロップが流れたのですが、千曲市には無関係だろうと思う
反面、サッカーを観戦中に災害が起きたらどうしよう、とも思いました。

 サッカーは屋外競技ですから、当然その日の天候で見やすい日もあればそうでない日もあります。

 また公共交通機関にも影響があるでしょうし、クラブの企画した遠征ツアーで遠方から来たファンからすれば、無事帰宅でき
るか不安でしょうね。

 最近は台風の被害が多い上に、竜巻もアメリカという他人ごとではなくなりつつあります。

 僕はパルセイロが企画するアウェィツアーに申し込んだことはありません。

 それは当日突然体調不良に陥ったならば、クラブに迷惑がかかってしまうという不安もありますし、行くのであれば自分で責
任を持って出向きたいという気持ちがあるためです。

 クラブのツアーは当然

 「貸し切りバス」

 という選択肢しかありません。

 もし遠征先から帰宅途中ひどい悪天候に見舞われたとしても、個人で出かけたのであれば最悪現地に宿泊という方法もありま
すし、他の交通手段も見当できます。

 どこかに立ち寄って食事をして一息つけますしね。

 今後もこうした悪天候が続くようであれば、入場料収入も落ち込むでしょうし、クラブからすれば今後降雪も含めて天気予報
とにらめっこでしょうか。
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サッカーは都市対都市が基本ではあるが

2013-10-31 00:31:54 | 日記
 サッカーは都市対都市の競技です。

 ですから国と国、県と県の対戦に慣れている僕たちからすれば、同国代表がトーナメントに残っているにも関わらず、対戦相手
に声援をおくる欧州の方法がわからないのも無理はありません。

 例えばポルトがチャンピオンズ・リーグで快進撃をすれば、ベンフィカのファンはポルトの敗戦を期待します。

 ローマがヨーロッパ・リーグの決勝に進んだとすれば、ラツィオのファンは全力で対戦相手の勝利に為に声を枯らして声援する
はずです。

 都市対都市

 それは同じ都市に住む人々だからこそ、相手にむき出しにできる感情、つまりマイナスの気持ちだけでなく、憎しみの相手にこ
れ以上立場を向上させる

 「有利な材料」

 を与えたくない為ですね。

 今後は日本でも同様の現象は増えると予測します。

 例えばエスパルスはジュビロが2000年代初頭、数多くの日本代表選手を軸にした3-5-2でJを席巻するのを、遠巻きに
見ているだけでした。

 1999年にはアレックスがリーグMVPに輝き、チャンピオン・シップに進出したにも関わらず、

 「N-BOK]

 という単語がわずか2年でエスパルスの栄光を消してしまいました。

 ですから今ジュビロが降格の危機に瀕している点は、ある意味当時の鬱憤を貼らず材料のひとつとなり、仮に彼らが降格すれば
J1という優位性を保てます。

 アルディージャの熱心なファンならば、2011年にレッズが大苦戦したことを楽しんだかもしれませんし、セレッソからすれ
ばガンバがJ2の舞台にいることは爽快なのでしょうか。

 でもJ2の経験はセレッソの方が多く、アルディージャはまだ優勝経験がありません。

 降格をしても反論できる材料があれば、胸を張れるのがサッカーですが、そのいがみ合いを同じ都市の住人がしていることを、
他の競技ファンからすればよくわからないのでしょうが。
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相手に嫉妬を感じる時

2013-10-31 00:22:08 | 日記
 羨望はやがて嫉妬に変化する。

 昨夜放映されたテレビドラマ「リーガル・ハイ」をご覧になった方なら、冒頭の言葉の意味合いがわかると思います。

 人間が他人に対し羨ましさを感じる時は幾つもあるでしょうが、僕の場合ですと恋人を連れて歩く男、僕よりも高給な男がそう
でしょうか。

 羨望が嫉妬に変わると、二つの症例がうまれます。

 1・自分の立場を肯定し、他人とうまくやる、もしくは黙る
 2・相手より自分の立場が上だと理解させるために、暴力行為に打って出る

 サッカーではファンの暴動により、死者が出る事さえあり周辺地域の方はいつも迷惑被るのですが、これも嫉妬が絡む事
は多いでしょう。

 インテルとミラン、スポルティングとベンフィカ、アヤックスとフェイエノールトのように、戦力からスポンサー収入が
5分に近い隣人であればこの感情は生まれません。

 1860ミュンヘンとバイエルン、シティとユナイテッドのようにどちらか一方がどちらかの

 「陰となる」
 
 こんな時に押し黙るか、それとも感情が爆発するかで大きな騒ぎになる、そんな気がしますが実際は強者の方は隣人を見
ても無感情なんですね。

 理論上ではレアルにも降格の危機があります。

 ですから2部に降ちた彼らを、アトレティコとヘタフェの関係者とファンが嘲笑することがあってもおかしくはないので
すが、実際はそうではありません。

 選手に支払う給料、スポンサー収入、スタジアム収益の全てが違いすぎる為に、近年はアトレティコですら歯が立たず、
ヘタフェはマドリーに選手を売却して金銭を得ていました。

 そう、彼らにとって羨望という感情なく、ヘタフェにとっては

 「取引相手」

 という形だったのですが、羨望という概念はむしろ拮抗した中でしか生まれない感情なのかもしれません。
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スポンサーが契約選手に望むもの

2013-10-30 21:48:01 | 日記
 ネイマール、マリオ・ゲッツェはナイキ、香川がアディダス、マルコ・ロイスはプーマと、若くしてブランドと契約しCM
出演、契約金で名を馳せる選手は大勢います。

 僕からすればこの契約金の高さが

 「選手を窮屈にさせる要因」

 になりかねないと捉えます。

 以前にもお話しましたが、ナイキが2013年の今でも主力として販売しているバスケットシューズは、マイケル・ジョー
ダンという不世出の名手との契約に端を発しています。

 つまり、ジョーダンはMVPに6回輝くと同時に、故障で戦線離脱した2年目の1986年と初の引退を表明した1994
年以外、常にコートに立ち続けました。

 つまりナイキにとってジョーダンは

 「最高のセールス・パーソン」

 でもあったのです。

 上記の選手たちだけでなく、ブランドのCM、カタログに出演している選手は当然その製品を履いてピッチでの活躍が期待
されますから、故障と無縁でなくてはいけません。

 ですから

 「クラブから支払われる給料に見合った動き」
 「スポンサー料に対する労働」

 この2点を選手たちは実戦しなければ、意味が無くなってしまいます。

 本田圭祐はミズノと契約していますが、もしミラン移籍が本当ならば少なくともロシア時代よりも露出は増えるでしょうか
ら、ミズノにとっても嬉しい出来事でしょう。

 逆に本田には別の責任が派生しますね。

 難しいのはサッカーが接触プレイである以上、自己管理には限界があるということで、僕などはお金に縛られる割合が少な
い方が楽でいいなあと思います。

 ゲッツェが行った

 「ナイキとアディダス取り違え問題」

 なんていうのスポンサーに縛られている1面を示しています。
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