昨日007シリーズの「スカイフォール」を鑑賞しました。
ご存じの方も多いと思いますが、ダニエル・クレイグが着用するスーツは「トム・フォード」の品です。(彼の初演カジノロワイヤルだけはブリオーニ)
1995年、ティモシー・ダルトンを引き継ぐ新ボンドにピアース・ブロスナンが指名された際
スーツがブリオーニ イタリア製
車がBMW ドイツ製
というように、英国諜報員が英国製ではない衣装を着用し、運転するという現象が世界中で話題となりましたが、実はブロスナンもクレイグも、シャツだけは英国の老舗
「ターンブル・アンド・アッサー」
を着用しています。
そう、ここだけは初代007,ショーン・コネリーから変わらない、ある意味でジェームズ・ボンドの代名詞であり続けています。
サッカーも同様で、長期政権の場合はまず指揮官は変えず、脇を固めるアシスタント・コーチ、つまり補佐官と選手たちの構成を入れ替える形で代謝を図ります。
アレックス・ファーガソンは不要と思えば、ロイ・キーンだろうがポール・インスだろうが積極的に放出し、選手の入れ替えを率先することで空気の流れを良くします。
アラン・スミスをセンター・フォワードからセンター・ミッドフィルダーにコンバート
香川真司の展開力を敏捷性を最大限活用できない
という面もありましたが、ファーガソンに長期政権を確立した中で重要なのは、自分の立ち位置を買えなかった事、そしてエリック・カントナのように本当に重要な選手はユナイテッドで現役を終えさせたこと。
にある気がしますね。