塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表招集が待たれる選手たち

2013-01-31 22:54:35 | 日記
 ザッケローニ監督の胸中を推察するならば、3月26日のヨルダン戦までは思い切った冒険はしないと思います。

 この際の冒険というのは、新選手の起用と3-4-3の実践を意味しますが、まずは目前に迫ったブラジルへの搭乗券
を得なければ話になりません。

 コンフェデも同様の形で挑むでしょうから、新戦力の抜擢は今年の後半以降、特に東アジアカップの際になるでしょう
が、協会には年末にも試合を組んでほしいと思います。

 代表の基本布陣である4-2-3-1。

 この3の中央にはジュビロの山田、FC東京の東という海外リーグの選手たちと引けを取らない、素晴らしい選手がい
ます。

 特に東は五輪代表の際、関塚監督から常に指名されてきましたが、前線からのフォア・チェックを絶やさないことで、
1トップの永井、大迫の守備の負担を軽減させることに成功していました。

 山田もその技術は素晴らしく、特にドリブルでボックスエリアに向う姿勢が良いですね。

 またセレッソの柿谷に注目している方も多いでしょう。

 クルピ監督は新シーズンの目標を3位に置きましたが、チャンピオンズ・リーグ出場権を得るには、柿谷の存在なくし
ては難しいでしょう。

 アルビレックスからレイソルに移籍し、チャンピオンズ・リーグという新しいアジアの戦いに参戦する鈴木大輔も、A
代表に招集されても不思議ではありません。

 吉田がセンターバックの一角を務めることは間違いないでしょう。

 今野、栗原、岩政そして伊野波と候補は多数存在しますが、鈴木も五輪で7試合組んだ実績があることを忘れてはいけ
ません。

 ラインコントロールやマンマークなど、約束事はクラブ、代表で異なるでしょうが是非とも高みを目指して欲しいもの
です。

 日本にもこれだけの質の高い選手がいる事を、僕たちは忘れてはいけません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本サッカー協会のマッチメイク

2013-01-31 22:41:16 | 日記
 今日ラトビア戦の日本代表選手が発表されましたが、近年日本サッカー協会は女子のマッチ・メイクに随分力を入れ
ていると感じます。

 男子以上に女子が好成績を残しているのも確かですが、その背景に

 「お金儲け」

 という欲が無いことを祈りたいものですが、正論だけではご飯が食べられないのも確かですし、選手たちが疲弊しな
い心遣いだけは忘れないで欲しいですね。

 なでしこ達はアルがルべ・カップ2013ではデンマークとノルウェーと戦い、その後イングランドとニュージーラ
ンドと対戦します。

 イングランド遠征に出かけることで、ドイツとフランスの選手たちも合流できますし、その後は東アジアカップも男
女共に控えています。

 日本サッカー協会のマッチ・メイクは以前から不満が集まっていました。

 1998年フランスワールドカップの前も、代表はダイナスティ・カップというあくまで

 「アジアの枠内」

 での調整を余儀なくされ、当時のナンバーを読むと金子達仁氏や後藤健生氏がその不自然さを鋭く指摘していました。

 代表はラトビア、カナダと対戦し今夏には最大の目的であるコンフェデレーションズ・カップを戦いますが、この大会
の参戦権はあくまで

 「2011年アジア王者」

 という選手と監督の頑張り、言い換えれば汗によって得られたもので協会が関与しているわけではありません。

 それは招待国として参戦する2015年コパ・アメリカもそうですし、98年当時と現在を比較してもサッカー協会
の立ち位置に大きな変化は見られません。

 確かに常に議論を行い交渉事に慣れている欧米諸国と話し合うのは難しいでしょうね。

 そこに知己ができればその隙間から交渉事が発展するでしょうし、日本にも有利に働くことがあるはずです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怒り新党、ポルトガル代表DFにスポットライトを浴びせる

2013-01-31 00:38:51 | 日記
 先ほどテレビ朝日で放送された「マツコ・有吉怒り新党」の中で、ポルトガル代表ペペの映像が流れました。

 「悪童」

 という紹介でしたので、僕はてっきりロマーリオやエジムンド、もしくかバロテッリの名が挙がるだろうと勝手
に判断したため、一瞬混乱して

 「ペペって誰だ?」

 と思ったくらいでした。

 モウリーニョは強固なクラブがまず土台、つまり守備の安定が無ければ意味が無いと考える指揮官ですから、ペ
ペの存在価値を最大限利用しています。

 ペペはブラジル出身ですが、ポルトでの活躍もあり帰化した形になるわけですが、彼は移籍先を間違えなかった
事で自分を周囲に認めさせる形になりました。

 これがバルセロナのように、後方からのビルドアップを軸にショートパスで攻撃のリズムを生むクラブであれば
当然ペペの居場所はありません。

 レアルもベルント・シュスターやペジェグリーニのように、攻撃嗜好の強い監督の時代もありましたが、バルセ
ロナとは異なりクラブの嗜好ではなく、その時々の監督の

 「嗜好、好み」

 が戦術に反映されることも、ペペにはプラスに働いています。

 映像で判断するならば、彼の暴力行為は確かにひどいですが、その反面偏見という罰則を浴びているのも間違い
ありません。

 番組内でも叫ばれましたが、ペペはある意味

 「必要悪」

 と言う形で存在し、彼も薄々その点には気づいているでしょう。

 ただ指揮官からすれば、意味の無い反則で退場処分、最悪出場停止のリスクを背負う選手を積極的に使う気には
なれないと思いますが。

 モウリーニョはリカルド・カルバーリョをチェルシーからレアルに引き抜きましたが、彼が既報通りレアルを
退団するならば、同じポルトガル代表でも背番号7ではなくこの悪童を連れてゆくかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ冬の移籍市場最終日が迫る

2013-01-30 22:43:09 | 日記
 日本時間の明日、欧州では冬の移籍市場が幕を閉じます。

 日本人選手では金崎生がニュルンベルクと契約を交わし、梶山陽平がパナシナイコスに入団します。

 そしてスタンダール・リエージュでは過去に例を見ない日本人選手が3人在籍するなど、新しい局面に突入した感
があります。

 一方プレミアでは韓国籍の選手が注目を浴びており、今後も韓国と日本がアジアサッカーの欧州移籍の潮流となる
のでしょう。

 今冬は世間が度肝を抜かれる移籍はありませんが、注目クラブを挙げるとすれがガラタサライでしょうか。

 オランダ代表のスナイデル、そしてディディエ・ドログバの加入はフェネルバフチェとベシクタシュに与える圧力
としては相当な代物です。

 近年のシュペルリギが3強の他にトラブゾンスポル、ブルサスポルのように他のクラブも力をつけており、オラン
ダやポルトガルのような混戦となっています。

 ガラタサライは2000年に初めて

 「UEFAカップ」

 を獲得し、トルコ初の欧州タイトルを手にしたクラブとなりました。

 二人のビッグネーム獲得は古豪の意地でもあり、シーズン・チケットホルダーへのサービス、両方の意味合いがある
でしょう。

 イブラヒモビッチは

 「ロナウドとモウリーニョが来たら歓迎するよ。」

 と述べながらも、それは夢物語にすぎないと語っています。

 31日の最終日に劇的な移籍は発表されないでしょうが、この静けさは今夏発表されるであろう、マドリード発の
ビッグニュースの予兆かもしれません。

 しかしグアルディオラがバイエルンを選択したように、行き先はパリではなく別のどこかになるかもしれませんが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レプリカジャージの変換について

2013-01-30 18:55:47 | 日記
 「温故知新」

 今ある物は古い物からインスピレーションを受けて開発、発売されるのが常でサッカージャージにも同じ事が言え
ます。

 例えばインテルが100周年を迎えた2008年、ナイキはアウェイ用の白ジャージの胸元に

 「赤十字」

 をかたどったデザインを取り入れ、内外から大きな反響を得ました。

 これはインテルがインテルではなく「アンブロジアーナ」という名前を名乗っていた時期のジャージを現代に復活
させたもので、インテルファンから頗る好評だったものです。

 これも温故知新の一例だと思います。

 しかし近年のサッカージャージは過去のデザインに発想を求めますが、最近その様子が変化してきています。

 僕の考えですと、古いという時間の感覚は四半世紀、半世紀前の形になるのですが、デザイナーの方たちは数年前
のデザインと商品は、既に恰好の標的と捉えています。

 同じくインテルを例にだしますと、2011-12シーズンのアウェィジャージは白を基調に青と黒が

 「たすき掛け」

 の形で入りましたが、これは2003年のデザインを踏襲しています。

 そのデザインも元々は60年代に遡るはずですが。

 古いデザインを踏襲するのは、既に機能性とデザインが出尽くしており、たまに突飛な色、つまり到底クラブカラー
とは思えない色彩でジャージが発売されるのも、彼らが悩んでいる証拠だと思います。

 例えばリバプールはこの10年でリーボック、アディダス、そしてウォリアーとサプライヤーが変更してきました
が、それぞれのブランドが同じ赤を手掛けても、その濃度はそれぞれ異なります。

 色の濃淡、そしてデザイン、こうして考えますと1年に1度のリニューアルがどれだけ苦労しているかが改めて理解
できます。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする