塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2ステージでJの露出が変化したのか

2015-05-31 01:10:01 | 日記
 今の所、2ステージに変更する事で効果が期待された

 「Jの映像露出」

 は昨年と何ら変わっていないですね。

 Jリーグで一番今バリューがある事は、レイソルとガンバのアジア・チャンピオンズリーグの8強進出、レッズの開幕13連勝という点ではありません。

 メディアが一番記事、言い換えれば特ダネと感じている事は

 「武藤、マインツ移籍決定」
 「FC東京には移籍金4億円が支払われる」

 という、特定の選手に限られた物です。

 特定の選手に就いていえば、宇佐美が体脂肪の観点をハリルホジッチ監督から提言を受けた事もそうであり、宇佐美本人が指摘はもっともだと感じているのに、随分騒がれた事が印象です。

 今のJの記事は選手の記事でお茶を濁し

 「代表戦で弾ける」

 という物なのでしょうか。

 クラブ・ライセンスという、言い換えれば「目の上のたんこぶ」が、補強費を投じることよりも、帳簿を意識する形になっている点は否めないでしょう。

 もしFC東京が既報通り、このい4億円で

 「我々は今日、アルジェリア代表ベルフォイデルを獲得します」
 「同時にこのお金が、パルマの財政に良い形で関与される事を期待します」

 とアナウンスすれば。

 それはパルマがフィオレンティーナ同様、下部リーグから復活を遂げた時に、何等かの形で帰ってくるかもしれません。

 フィオレンティーナが財政状況がギリギリの状況で戦っていた際、ジャージを提供したのはミズノでしたが、恩に感じたファンはそれなりにいたのではないでしょうか。
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日本列島、相次ぐ地震と火山噴火

2015-05-31 00:56:52 | 日記
 最近の気象情報を昔の方が捉えるなら、まさしく

 「天変地異の前触れ」

 と感じるのでしょうね。

 小松左京氏の著作「日本沈没」、僕は読んだ事はありませんが、これだけで火山噴火と地震が多発する昨今、日本が天変地異に呑まれてしまう、そんな怖さが感じられます。

 J1も地震の影響を受け、FC東京対レイソル戦では、武藤がPKを蹴るその瞬間、揺れの為に3分間試合が中断したんですよね。

 もし、僕がパルセイロの関係者ならば

 「日本対イタリア戦当日の出来事でなくて良かった」 
 「明日のカターレ富山戦の出来事でなくて良かった」

 と感じるでしょうね。

 と言いますのも、南長野は常に指摘されているように、慣れていない人間でなくては、歩いて篠ノ井駅まで向かうことは相当厳しいです。

 また、篠ノ井駅の規模は大きくありませんから、地震に限らず災害が起きた際に、多くの人数を捌けるだけの空間が無い上に、駅前にあるセブンイレブン、西友に人が押し寄せる可能性もあります。

 僕のように歩いて駅までたどり着ける人間、コンビニだけでなく水と空腹を紛らわせること、つまり飲食店の場所を知っている人間ならば、咄嗟の判断がつきますが、他県から来た方からすれば。

 厳しい形になるでしょう。

 僕はスマートフォン所有者ではありまえんが、これひとつで

 「災害状況」
 「周辺の混雑」

 がわかるのかもしれません。

 でも、最後に物をいうのはスマートフォンではなく、冷静に行動できるかどうか、なのでしょうが。
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僕が推測する長野市の気質

2015-05-30 23:29:15 | 日記
 長野市に住む人々が持つ気質は何でしょうか。

 例えば僕の住む千曲市。

 信州ブレイブ・ウォリアーズの試合は僕も幾度か観戦経験がありますが、社長の片貝氏も驚くほど熱心なサポートは2011年の運営初年度から今も変わらず続いています。



 「松本には山雅がある」
 「私たちにも同じように、週末サポートできる競技があれば」

 という気持ちがあったと推測します。

 バスケットで千曲市が一つ、言い換えれば「信州」が活気づく、そう考えたからこそ、ジャスパーズで踊る女性たちは、無報酬でも練習に励み週末、選手達と帯同していると感じます。

 長野市は善光寺に代表される、伝統文化を大切にしますね。

 一方で新築された長野駅が大人気のように、新しい気質を受け入れる側面もある。

 僕が考える長野市の気質は

 「伝統文化を尊重するが、自分たちがこれだ!と感じる新しい物が認識できれば、熱烈に支援し始める」

 というものです。

 つまり、長野パルセイロは

 「パルセイロって何だろう」
 「果たして熱中して良い存在だろうか」

 と、市民が手探りの形なのでしょう。

 ですから、クラブはクラブで気質を分析し、彼らの感情に効果的な選手補強、ファン・プロモーションを手掛ける、そんな時ではないでしょうか。

 どんな出来事でも自発的に行う事と、他人に促されて行う事では、当然、前者の方が気分が高揚しますからね。
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クラブが変わる、変わらない、その境目とは

2015-05-30 14:14:31 | 日記
 「変わる、変わらない」

 で言えば、クラブの根幹となる継続、監督の招聘、伝統のプレイ・スタイルもそうですね。

 アスレティック・ビルバオは「アスレティック」の言葉通り、英国と深い間柄にあります。

 今でもイングランドの北東部、サンダーランドやミドルスブラなどでは、パス・&・ムーブよりも、昔ながらのキック・&・ラッシュが好まれるのか、彼らが選手が競り合う姿を見るのを好む為です。

 アンディ・キャロルがニューキャッスルで頭角を現したのも、空中戦に逞しさを見せた為でした。

 そのビルバオが

 「マルセロ・ビエルサ」

 を招聘したことは驚きでした。

 ビエルサはフェルナンド・ジョレンテのような、屈強なセンター・フォワードに頼るのではなく、ムニアインに代表される丁寧なパス・サッカーを具現化できるサッカーを求めたのです。

 そこにトケーロと言う選手が外される形になります。

 トケーロは凄く小柄、恐らく僕と同じく身長168センチ程度でしょうか、頭を禿げあがっており、日本の女子中高生ならば

 「ブッサイクだね」
 「気持ち悪い」

 と嫌悪されるかもしれない外見です。

 一方でビルバオ・ファンからの支持は絶大は、ファンは大声で

 「トケーロ、愛しているぜ!」
 「ビエルサ、トケーロを外したらどうなるかわかっているだろうな!!」

 と絶叫します。

 それは彼が、サッカーに限らず人生に求められる、汗を流す事を厭わない選手だったからですが、むしそビエルサの手によってクラブの戦術が洗練され、自分たちの知るビルバオでは無くなること。

 この恐怖を回避するために、トケーロにより大きな声援が送られた、そんな気もします。
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ファン・アイコンという概念

2015-05-30 13:57:05 | 日記
 サッカーというのは、時代によってアイコンを作ってきました。

 1930年代ならばレオニダス、50年代のペレとガリンシャ、60年代のエウゼビオというように、過去の名手たちは今でも多くの敬愛を受けていますし、他界した際には悲しみの声が聞かれたものです。

 一方でクラブがより観客動員を増やすには

 「ファン・アイコン」

 が必要なのかもしれません。

 エルトン・ジョンがワトフォードのオーナーを一時期務めたように、イングランドではファン・アイコンがどの国よりも注目を集めます。

 「4部だろうが5部だろうが、俺はシティのファン」

 僕はオアシスのCDは一枚も所有していませんが、ノエル・キャラガーが常にシティを愛し、クラブをサポートしている事は知っています。

 弟のリアムも同にシティのファンですが、兄弟の折り合いはさほどではなく、オアシスが解散、再結成に繋がらないのは両者の折り合いにあると聞いた事があります。

 日本の観客が、マンチェスター・ファンと聞き、

 「赤い悪魔」

 のジャージを纏ってコンサートに出かけた際、怒り心頭の表情を浮かべたと聞きましたが、これはファンの下調べが悪いのであり、オアシスに非は無いと言えば、日本では大きな議論になるのでしょうか。

 例えばローマに出かけてラツイオのジャージを纏ってローマファンに混じる、ジェノバに出かけてサンプドリアのジャージを着て、ジェノア席に腰掛ける、と言う間違いはもはや無いと思います。

 でも、初めて観戦に出かける、イタリア語が話せないと言う形であれば、やはり危険性を回避する為の準備が必要です。

 最新号の

 「レイク・マガジン」

 の表紙は、ラポ・エルカンが飾っています。

 彼がユヴェントスと関わりを持つ事は無いでしょうが、もし関わればユヴェントスはアディダス以上に、大きな大きなファン・アイコンを得た形になります。
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