今日発売のGQマガジンは、表紙にスノーマンを起用し「東京アイビー」という服飾特集号です。
アイビーという服飾文化は、本国米国よりも日本でより発展した形であり、興味深いのは
一貫してアイビースタイルを追い求める
倒産しても今なお、当時のVANの製品を愛用し、ノベルティを収集している
ファンが多くいることでしょうか。
日本は進駐軍の影響もあり、米国製や米国のファッションに感化された方が、戦後一気に増加し、
米国が製造した衣類を高く評価
同時に日本的発想で米国衣料品を手掛け、日本製の品質が知られるようになる
このような「ジャパニーズ・アメリカーナ」だとか「ジャパニーズ・アイビー」という形、つまりアイビーというしがらみをほどき、日本独自の服飾が提案されているわけです。
欧州では依然から、コム・デ・ギャルソンやイッセイ・ミヤケが高い評価を受け、サッカーでも選手よりも先に審判団と、ミズノ、モルテン、アシックスなど用具が評価され、現在に至ります。
服飾の本場である米国と欧州で、同時的に日本のファッション、スタイルが浸透していることはすごいと思うんですよね。
ですからプロ創立わずか7年で、ジュビロ磐田が
レアル・マドリードと真正面から戦うために考えた戦術「N・ボックス」
もし対戦が実現していたならばどうなっただろうか
という疑問は、ジュビロ磐田のファンだけでなく、今でもサッカー好きが思うところです。
UEFAチャンピオンズ・リーグ最多優勝記録を持つクラブに、アジアの新参クラブが挑むことは、ダヴィデとゴリアテのような形ですが、実現しなかったことは当時の選手たちも、思うところが今でもあるでしょうね。