思い立って、バスでハノイ近郊まで行ってみた。
ルートは自宅前⇒ミーディンバスターミナル。⇒ザーラムバスターミナル⇒フンイエンバスターミナル
帰りはその逆。自宅前からはセーオムでバスターミナルへ2万ドン
まずはミーディンからザーラムへの車中の出来事。バスは込み合っていた。次々と乗り込んできてすぐに
満席。そこへお年寄りが乗ってくる。するとどうだろう。日本とおなじバスの席を譲る若者。いいねー
しかし中には譲らない若者も。すると車掌(この人がチケットを販売、その他の処理を全部行う)が
元気そうな若者に「立つように指示」そして「お年寄りを座らせる」そう、この車掌は「席をもコントロール」
している。・・・すごい!! ベトナム人は極端に乗り物に弱い。1時間足らずの間に数名がゲロゲロ始める。
その対応にビニール袋を提供したり。立つ位置や、つめてもう一人座らせるなど。見事!感心した。
日本ではワンマンバスがほとんど、このようなきめの細かいサービス。決してスマートではなくデジタルでもなく
すごく人間的で素敵だ!!!(運賃は現在 7000VND 35円くらい)
続いてザーラムからの中距離バス。ここでも驚きの光景が?(運賃は3万5千ドン 175円くらい)
まずは、
・何でも乗せる。大量の衣料やお土産など。すごい量を持ち込むが誰も文句を言わない。
・このバスは宅配便の役目もしてる。バス停で「バスには乗らないが荷物や、封書」などを手渡す光景???
車掌はひっきりなしに電話をしている。そして指定された場所。(バス停とは限らない)に来るとその荷物や
封書を待っている人に渡す。つまりいろんな場所で簡易的な宅配機能も担っているのだ!!!すごい
日本ではセキュリティなどの問題で絶対できないだろうが?〒事情の悪いベトナムでは、通用するのだ。
しかも社員に聞いてみるが「ほぼ安全」だ、社員も時々「故郷へのお土産」「故郷からの仕送り」など
近くのバスターミナルまで「出しに行ったり」「受け取りに行ったり」しているのだ。人間味あふれる
サービスである。素敵だ。