コロナで一時的に「仕事負荷が下がった」が,
ここのところ回復傾向だ。そして「久しぶりの高負荷」になり
社内キャパがあふれてしまった。「これが弊社の実力値」であることは理解できたが
その対処方法が悪かった。
会社創立11年目、ベトナム人管理者も一応は育ち、自分からの「事業移譲」準備を進めているつもりだが
やはり「経験」というものは「積んで、それを自分のものとしないと役に立たない」
納期の大幅遅延が生じてしまった。
「遅延したことを責めているのではなく、どれだけ遅れて、いつならば作業完了」するのか?
の「見通しを誤った(しなかった)」のである。「安易にこのくらいにはできます」という誤報を
2度もお客さんに送付したのである。全くお粗末な管理だ。
どこの国でも仕事で間違いは起こす。そしてそれに対して
「必ず言い訳」を言うのである。これはベトナムに限ったことではない「日本、韓国、中国」で
同じことを行ってきたが「皆同じである」最終的には「その間違いを謙虚に受け入れられるか?」が
まともな会社になるかどうか?の分かれ目なのだ。そして「その謙虚さが技術者のスキルを伸ばす重要なファクター」
になることを知ってもらいたいのである。「間違うことは仕方ないが、犯した間違いを受け入れない限り成長は無い」
いつもは朝礼や訓示など行ったことは無いが、今回は「これから、自分が退いた後、社員全てが協力して
会社存続するために」一言、言おうと思う。
長く会社を海外で行うと、こんなことは多くある。それを一つ一つ根気よくつぶさないと
まともな会社にはならない。そんなことを10回目のテトを過ごすベトナムハノイで「考えた」