ベトナムに住んで「朝食のバリエーションはあまり変わらない」
バインミー、ソイ、などをローテーションで食べている。
時々「住居のビルの1階にある【パリス バゲット】と言うちょっと高級な
パンやケーキも売っている「カフェ」のSETメニュウーを食べる。
久しぶりに本日「ハムチーズホットトーストとカフェアメリカ―ノ」を注文し
いつも通り会社のデスクで食した。ふとレシートを見ると
「105000VND」とある、現在の日本円に換算すると620円ほどになる。
はたして日本の7/11で「美味しいサンドウイッチとホットコーヒー」を頼んだらいくらになるかと考えた?
日本に居るとき「出張時などコンビニですますことは多い」 理由は時間の節約と「何より美味しいからである」
それでもハノイのSET朝食よりも安く食べられる。それは一見良いことに思えるのだが?
深く考えると、そうでもないようだ。
昨日も日本の「ビックマック指数」がベトナムよりも低いことを記したが?
GDPや国力、経済状態から言ったら世界水準からは物価や所得は日本は大きく外れているのだ。
だって、個人GDPが日本の1/15にも満たない国より「朝食値段やビックマック」が低いのだから。
やはり日本と言う国は「知らない間に先進国ではなくなったようだ」
日本に住んでいると気づかないが? 今の日本を外から見た時
既に「ベトナムよりも物価が安く、それに準じて給与の水準や上昇率が極端に安い国なのだ」
国内で生活するには「値上げによる影響を感じるくらいだが?」
外から日本を見ると「この朝食事情やビックマック指数」のように、驚くほどあらゆる面で「チープな国」
になってしまったようだ。個人GDPもすでに韓国にさえ負けている。
日本と言う国は「どこに行こうとしているのか?」
年寄りが増え、人口も減り、必要とされる物品も当然少なくなっていくのだろう?
それでも同じような産業構造を続け、物を有り余るほどに作り続ける。
そろそろ「日本の現実に合わせた、年寄りが安心して住める平安な国づくりをすべきではないか?」
経済や物は豊かでなくても「ブータンのように幸福度の高い国を見習って、これからの国づくりを
するのはどうだろうか?」 620円の朝食を食べながらベトナムハノイでそんなことを考えた。
ごく普通の「ホットサンドとアメリカンコーヒーのセット」円換算で620円
自分なら「7/11のホットコーヒーとミックスサンド」(たぶん日本では両方で400円以下で買える)
を選ぶ。むしろあれだけおいしいSETが400円以下で買える日本の状況のほうがおかしいのかもしれない。