今日はもう「12月28日」年末である。気がつけば今年ももうあと3日になってしまった。
自分は日本人だから「あー年末だ」という独特の感情がある。
しかしベトナムではこの時期は「特別な感情は無く、少し連休がある」程度なのだ。
(今年もコロナの影響で大人数でのイベントはすべて中止になった)
確かに「新暦のハッピーニューイヤー」は花火を上げたりしてそれなりの盛り上がりだが
それは「日本人が思うそれとは大きく異なる」わが社も明日が仕事納めだ、しかし「会社の特徴で、
既にグループごとに受け持つ日本ユーザが休みに入り、仕事が無ければそのグループは明日は会社に来なくてよい」
そんな会社なのだ。だから今日、年末のあいさつをして、1年の労をねぎらった。年内、全員がそろうのは今日だけなのだ。
こんな生活がすでに10年続いている。この10年で日本の年末年始、日本に戻れたのは確か1,2回だろうか?
もうそんな生活になれてしまった。今年は帰れるかと思ったが「オミクロンの影響でだめになった」
仕方なく、ハノイのアパートで一人過ごす予定だ。(何日かは、日系ホテルで風呂に入りたいと思うが?)
今日から社員は自分の仕事の状況によって「ほとんどが故郷に帰っていく」
いつもの事だが、自分はハノイで一人のんびりと「日本人で言う年末年始」を過ごすのである。
そんな時、子供の頃や、日本で暮らしていた時の「年末年始」をこのごろよく思い出す。
この特別な時期になると「日本人としてのアイデンティティを感じる」
年末、一人雑務処理をしながら、そんなことを考えた。