ベトナムニュースは「ベトジョー」と言うサイトを時々見ている。
今日も「メールで案内が来ていた」今日の記事は
*ベトナムの「偉い人」がプーチン大統領と電話会談し「訪越を要請した」
*ベトナムの「偉い人NO5の女性」が「北朝鮮の偉い人」とハノイで会談した。
いずれも「経済、文化、等々の分野で関係を強化する」と言うもの。
そして「ベトナムはこの2国との昔からの協力関係に感謝し発展させる」というもの。
「ウクライナ戦争」や「ミサイル開発、核開発」のことなど微塵も語られていない。
当然「南シナ海におけるとある社会主義国との大きな争いについても触れられていない」
確かにベトナムは歴史的に見れば社会主義国を堅持してきた。そして「特にロシアとの関係は深く」
ベトナム戦争も含め「多くの支援」をしてもらっている。未だに「ベトナムエアラインのパイロット研修」は
ロシアで行われているし「ホーチミンさんの遺体の保護も年1回遺体をロシアに運んでメンテナンスしている?」
と言うことも聞かれる。ベトナムは長年「中国、フランス、日本、アメリカ」などに支配され続け、
ようやく独立を果たしたときの「支援国がロシアであり、中国であり、北朝鮮」だったのだ。
今となってはドイモイ政策依頼「ベトナムは資本主義的な経済を導入し発展してきたが」未だ政治形態は
ロシア、中国、北朝鮮と同じ「社会主義なのである」
その時の「恩」を忘れてはいない。ということなのだろう。
しかし、ベトナム戦争後の中国との関係のように前述した「理屈ではどうにもならない独裁国家」のわけのわからない
行動に関して「ベトナムは容認してるとは思わないのだが?」あくまでもこれは「内政問題への不干渉」を
貫いているのだろう? それでいて「アメリカや日本、台湾、ヨーロッパ各国」との関係も
しっかりと築いている不思議な国なのだ。
社会主義故の「国内の問題」(賄賂社会、地位を利用した不正、貧富の大きな差、コネ社会、等々)
問題も多い、それでも「社会主義を貫くのは、支配され続け、独立、自由、であることの貴重さを
身をもってわかっているから」こそ、今度こそ「独立国家を堅持たいのだろう」と思う
もめ事は「もうたくさんなのだと思う」たとえ「八方美人だと言われても」
そんなしたたかさが「どんな政治形態の国とも仲良くできる原因なのかもしれない」
現在世界中で「社会主義と言うのは、ずぬけて強い独裁者が居て、支配している国」
と言う印象が深い。しかしベトナムは「集団性社会主義」と言う「独裁者が出ないような仕組みを作った」
珍しい国なのだ。だからこそ「社会主義の新しい形」として「今後の国内問題をいかに解決していくか?」
が大きな問題だろう? 結局「みんな平等であるはずの社会主義こそ、貧富の差が一番大きく、
富を得るには資本主義国のような自由度、実力での富ではなく、地位を利用した「コネによる情報を得て」
それを富に結び付ける姑息なやり方に思える。 だから実力でなく、コネの力の方が力の強い形態なのだ。
「ベトナムに暮らすと」 普通の生活は「資本主義の日本と変わらない」が?
一番違うのは「社会的な力を持つものがそれを間違った方法で力を使っている」気がする。
「まじめに働くものが報われない社会構造のような気がする」(先日も社会保険を40年以上まじめに払った人が
現在もらえているのは月額「25000円」で、国にがっかりしたという記事があった)
政府役人のバカ息子が「ポルシェやベンツ」を乗り回し、金に物を言わせ「きれいな子を侍らせ遊んでいる」
のよく見かけるが? これは明らかに「間違っていると思う」
色んなことを考えて 「ベトナムとは不思議な社会主義国」だと思った。