相棒ミッは「かの6歳友人宅から一応預かっている犬である」
「6歳友人の母上の兄がトイプードルを購入するためについていったところ、このミッに一目ぼれ
6歳友人宅も購入してしまった」犬である。 可哀そうなことにミッの母親は事故で死んでしまったそうだ。
天涯孤独のミッは「6歳友人宅で幸せに過ごすはずだったが?」
このお宅には既に「先客のペット、猫のBONちゃん」と言う主が居た。新参者のミッはこの猫のBONとも仲良くしていたのだが?
そこは「しつけも何も受けていないミッである」加えてこの6歳友人は「小学校入学」「モデル業」「俳優」そのための
各種レッスン、英語塾、等々 超忙しい日々を過ごし、家を空けることも多かった。妹さんが家にいるには居たが彼女は
猫BONちゃんの主人であり、世話で手いっぱいだった。そんな環境でミッは「留守がちな家でほおっておかれることも多く」
ゲージに入れられたり、トイレルームに閉じ込められたりしていたのだ。
仕方がないのだが、こんな環境で育てたら「トイレのしつけや」「なき癖」など「できない事は一目瞭然だった」
私もたくさん子供のころから犬を飼った、そしてこの年で分かったことは「犬を飼うというのは、相当の覚悟が無ければならない」
ということだ、日本の実家で私が最後に飼った「ムック」との別れは「つらい辛い別れだった」そして、もう二度と犬は
飼うのはやめよう!と思っていた。それほど「犬を飼うというのは重大な事なのだ」
(現在実家にはフー太郎という超天才犬が居るが、私は接する機会はほとんどない、しかし一応ご主人の一人であることは
覚えている。この犬は20種類以上のおもちゃを選別し見つけてくることができる。信じられないが本当である)
それほど犬に入れ込んだ過去があったので「このミッの状況を見て心が痛んだ」そして「しつけを含め少し預かってほしいと言われて
すごく悩んだ」・・・「このお宅で大変な目に合っていたミッはどうしても憎めない、訴えるような目をしていた」
そして「引き受けてしまったのである」今のミッは
*高い確率で「トイレのしつけ」もできた
*エレベーターや人込みや、外に出ても「無駄吠え」しないしつけもできた
*可哀そうだが「責任を持つうえで重要な去勢も行った」
*1日3回の散歩もできている。
これから「日本人が好きな【お座り】【お手】などを教えるつもりだが
そろそろ1年になるミッが「やっぱり犬だなー」と思うのは。
★自分のテリトリーである家の周りで「犬でなく、人間の気配(声や愛音など)」を察知し、それが
ミッの限界を超えると「吠える」事である。(犬の鳴き声を聴いても反応はしない)
★食事をやると「一通り食べ、恐らく食べきれない物、あるいは一番好きな物」を
隠そうとすることである。(昔外で犬を飼っていた時は、良く地面を掘って食べ物を隠していたが?)
それと同じ「余った食物を、ソファーの上のクッションの陰に隠したり、ブランケットを駆使してそれを
隠すのである。(そのしぐさが、外で買っていた犬が地面に隠す時と同じで、遠い昔を自分も思い出した)
小学校の時「ケリー」という「シェパード」を飼っていたが、その犬も同じことをしていた。
ミッは親も知らず、誰に教わるでもないはずだが? こういう仕草は「やっぱり犬だなー」と感じる。
いわば「本能なのだろう」。散歩で「他の犬の形跡をすごい勢いでたどること」「マーキングする事」
「マウンティングする事」どれも犬の本能だ。そんなミッを見ながら「天涯孤独で頼るのは自分しかない事を実感する」
どちらが先に逝くかわからないが、又、元の預け先に余裕が出来て「帰るまで」仲良く過ごしていこうと思う。
最近ミッは夜寝ぼける、話しかけるように鳴く、そんな事にもお互い慣れて、普通のいつもの生活を続けている。
自分お好きな食べ物をこうしてブランケットの中に隠そうとするしぐさを盛んに行う。それも「本能なのだろう」
ひとしきり遊んだり、散歩に行った後は「こうして白目をむいて熟睡」である。
この前の日曜日「私もミッ」も「床屋、美容院?」に行ってきた。
ミッが爪切りや一式で:250000VND
自分は「カット、白髪染め、シャンプー、顔のマッサージ」までして:300,000VNDだった。
ミッは「のみ対策」「ダニ対策」「虫下し」まで行って+320,000VND
結構な出費だった。