まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

0泊温泉旅①

2024-03-03 | 旅行記
私たち夫婦は結婚当初から全国各地(沖縄県を除く)を旅行してきた。
しかし私が鉄道ファンであり、高所恐怖症でもあるため飛行機には乗れず
沖縄県にだけは訪れていない。おかげで妻はまだ飛行機に乗ったこともない。
一方、私は高所恐怖症で飛行機に乗れないと言っているが
高校生時代に沖縄県(修学旅行)とアメリカ西海岸を往復したことがある。
北海道へは新婚旅行を皮切りに3回訪れている。
寝台特急「北斗星」で2回、「トワイライトエクスプレス」で1回で
帰りは「日本海」で帰阪した。
そんな中、妻が「札幌雪まつり」に行きたいと前々から言っている。
私も行ってみたい気はするが、パック旅行利用では飛行機往復ばかりだし
高齢の親を持つ身としては、3ヶ月や半年先の予約を入れる覚悟もない。
そうこうしているうちに年が明け、1か月前にもなると
予定が詰まってきて長期旅行は望めなくなる。
雪まつり期間中、3連休くらいは取れそうだが
新幹線を使っても片道に一日かかることを考えればハードすぎる。
航空機を使えば行けそうだけど、生きた心地のしない往復4時間は辛く
妻には「今年も申し訳ない」と謝った。
「覚えていてくれただけでうれしい」と言ってくれたが
来年も保証はできない。

2月に入り、「どこかへ行こう」と計画するが
中国の春節の時期に重なるため、どこもインバウンドの方々で
満員になるリスクが高く、裏をかかなければならない。
しかもコロナが明けてからというもの宿泊費が高騰している。
その点、コロナ禍は良かった。価格は安かったし、
お客様はほとんどいないから感染リスクも低かったし、
なによりコロナ前には人気が高くて予約出来なかった旅館が
バンバン予約出来たからだ。
こんなことならまた第2類に戻してほしいくらいである。
第5類になった今でも、和室のボロ宿を探せば
まだまだ手の届きそうな所も残っているが
私たち夫婦は和室が辛くなってきており、ツインとなればお高い。
しかも食事の量は減ってきており、アルコールも控えているため
それなりの旅館の料理では余らせてしまうか、
もったいないから無理して食べて、体調を悪くするだけだ。
そこで考えたのは、良質な温泉の入れる銭湯がある地域の
ビジネスホテルに宿泊して地域を観光・散策すること旅で、
以前、鳥取駅周辺に温泉が出る銭湯が点在していることを知り、
そういう旅をしたことがある。
しかし温泉の出る銭湯を見つけるのが、けっこう大変なのだ。
「温泉の出る銭湯」で検索すると、スーパー銭湯がヒットするが
毎日違う銭湯を試してみたいので却下。
またお湯を沸かしているのに「温泉」というネーミングの銭湯が多く
それらがヒットしてしまい、それまた却下してると見つからない。

そんな中、兵庫県の温泉が出る銭湯が何ヶ所かあるのを見つけた。
それぞれの温泉は電車1駅くらいしか離れておらず、
大阪から30分以内の距離なので、宿泊するよりは毎日日帰りが出来る。
これならツインの宿泊費もタダ(自宅なので)だし、
昼食のみ外食をして食事の量も調整出来て安くつく。
今回の旅行は、こういう趣向で愉しむことにした。