まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

0泊温泉旅⑦

2024-03-09 | 旅行記
六甲おとめ塚温泉は住宅街の中にポツンと真っ赤な建物でよく目立っている。
パッと見は小洒落た街の銭湯の装いだが、入店して入浴券を購入する自動改札機は
タッチパネルになっており、画面をタッチすると飲食物メニューの画面になったので、
慌てて隣のタッチパネルで買い直そうと開いたけれど、上部に「食堂」「入浴」の
押すところがあって、どちらの自動改札機でも購入出来たようだ。
タッチパネルが苦手な私には、あまりにハイテク過ぎて使いにくい。



脱衣室で服を脱ぐ。たまたまなのかもしれないが0泊温泉旅で入浴した脱衣室は
相対的に大阪の銭湯に比べて狭いと感じる。
脱衣室でゆっくりするスペースが大阪に銭湯には必ずあるのだ。
限られた敷地内ではほんの数分しか居ない脱衣室よりは、
むしろ入浴施設でゆっくりと出来るようにしてあるようだ。
ここの温泉は、湧出量が多いためどの湯船にも掛け流しの温泉が使われており、
天然の炭酸泉の泡が身体にまとわり着き、触るとシュワシュワと泡が離れていく。
露天風呂は常に満員で、やっと入れたら今度は出るのが嫌になる。
しかし気の弱い私は新たに人が来たらつい「どうぞ」と言って出てしまう。
結果的に内風呂ばかり入ったが、結構なくらい温まって茹で上がってしまい
妻との約束の時間より早く上がってきてしまった。
すると妻も同じように早めに上がってきた。とにかくよく温まる温泉だ。
帰りはジャンパーが暑くて着ていられなくなり、川沿いの公園で休んでから
阪神電車で帰宅した。