お好み村到着。
こんな感じなのか。
こう、もっとでっかい感じかと思っていた。
パルコ(オシャレ関係が充実のランドマーク的建物)にとてもとても近い。
えーと、あ、駐輪場だ。
40分無料、それ以降は3時間まで100円。
建物に。
へー、3フロアを独占しているのか。
1フロアにお好み焼き屋さんが6店舗くらい?
20くらいのお店がぎっしりあるのか!
どうしようか?
『八昌』って聞いたことあるなー。有名店か。
まあ適当に決めよう。
ウィーーン。
2F到着。
さてふらふらしてみようか?
「お兄ちゃんここのお好み焼きどう?」
あ、はい。そうします。
6秒で決まる。
「お兄ちゃんは日本人?イングリッシュメニューがいい?」
ムシマルは時々、タイ辺りの方っぽく間違われるのです。
理由:地黒だからと自分では思っているのだがどうなんだろうか。
「日本人です、日本メニューでオーケー」なんでかオーケーとか言ってしまう。
元気な御婦人二人でやっている。
どっちかがきっと文ちゃんなのだろう。
先様には日本人のお客さんが二人。
でもムシマルの後すぐに男性二人連れがおいでになる。
外人さんだ。
あ、壁に外国語メニューがある。
うどんのことをホワイトヌードル、そばのことをイエローヌードルって書いている。
合っているのかどうかわからないけれど、わかりやすい。
そこを指しながら、聞いていく。
「ワン?ツー?スリー?」
別段プロレスのフォールをしているのではない。
①から③までのどれにするのかという問いだ。
聞きやすいし、答えやすい。
2と3を頼まれた様子。
そうしているうちに今度は家族連れ4人が来る。こちらも外人さんっぽい。
すごく外人さん率が高い。
いま日本人客が3(ムシマル1と、年配夫婦っぽい2人組)に、
カナダ外人さん(のちに文ちゃんがウェアーアーユーフロム?って聞かれていた)2人に
東南アジア系?のお客さん4人。
6対3だ、別に対立していないけれどダブルスコア。
外人さんの追加注文(現行注文お好み焼きにチーズかエビかなんかを足したいみたい)にもちゃんと対応される。
すげー。
いや外人さんにもすごくコミュニケイトされているんですが、
ものすごく片言。もうほぼ日本語。
「ツーにチーズね、オーケー?スリーの方はそのまま?」
みたいな!
すごいなー高知県とか自分自身とか、いろんなところにとっても勉強になる感じ。
ジョン万次郎を広島のおばちゃんに転生させたような光景。
でも英語も鍛えられたっぽい。
「スカルプ?ここよ」(なんか蒸らしていたのでお客さんから見えなかったみたい)ホタテを出す。
あ、そんなことに気を取られているうちに、ムシマルにお好み焼きが届く。
何にも書いてなかったんですが、お好み焼き(そば)にイカ天追加。970円。
なかなかぼりゅーみー。
写真撮ろうかー?と撮ってくださる。
あ、外人さんにも「テイクピクチャー、OK?」とか言われて撮ってあげている。
「コテで食べてみるかね?」
「やってみます」
なんか本場っぽい気がするのだ小ヘラでできた方が。
「右から切っていった方が食べやすいかもしれん」とアドバイスも。
いただく。
旨み。
あーアツ。小ベラで食べると熱量受けて熱い。
とろろをちょっと入れてらっしゃるらしく、イカ天の風味と弾力も含めてちょっと粘りのあるお味。
粘りといっても後味ではなく、食べの最初の方にぐにぃとくるようで。
40年以上やってらっしゃる老舗っぽいことをお好み村の説明書きに書いてあり、
ひょっとしてこれが広島県お好み焼きおふくろの味なのかなーと思ってしまったそんなお味。
手際がいい感じ、どこのお店もいいんでしょうが。
タマゴがカゴで積まれてあってちゃっちゃっと割って鉄板に入れては適度なサイズにつぶしをどんどんされている。
あと作るときにヘラで押し付けプレスをされていたせいかそこそこ密な感じ。
はふはふ言いながら完食。
お好み村は観光地化って言われている旨もあるようだけれども、
なんていうか、広島のノリをそのままにまるごと国際的オープナーにしたみたいな雰囲気。
英語のヒアリングやらスピーク苦手な身としては感服した。
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